【パリ】再開後のノートルダム大聖堂で観光を満喫!見どころなど解説

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ノートルダム大聖堂は、フランス・パリの歴史と文化を象徴する特別な場所です。その美しい建築と長き渡る歴史は、訪れる人々を魅了してきました。

しかし2019年の火災により、一時閉鎖しなければならない事態に陥りました。多くの人が悲しみに包まれ、その姿を懐かしむ日々が続きましたが、5年半の修復期間を経て、いよいよ再開の日を迎えました!

この記事では、新しくなったノートルダム大聖堂を訪れる際に知っておきたい基本情報や歴史をはじめ、見どころや周辺スポットまで詳しく紹介。ノートルダム大聖堂の魅力をたっぷりお伝えします。

ぜひ最後まで読んで、観光の参考にしてくださいね。

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記事のポイント
  • 大聖堂の歴史や基本情報を解説 
  • 2019年の火災とその後についてわかる
  • 大聖堂の見どころや楽しみ方がわかる
  • 周辺のおすすめ観光スポットも紹介
Rié
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パリ観光:ノートルダム大聖堂の概要

ここでは下記について解説します。

  • ノートルダム大聖堂の歴史や基本情報など
  • 2019年に起こった火災

ノートルダム大聖堂の歴史や基本情報など

ノートルダム大聖堂は、パリのシテ島に位置しています。12世紀から14世紀にかけて建設された、壮大なゴシック様式の建築が特徴です。2019年の大火災で一部が焼失しましたが修復作業が進み、現在は再び観光が可能になっています。

ここではノートルダム大聖堂の詳細について解説します。

『ノートルダム大聖堂』とは?

「ノートルダム(Notre-Dame)」とは、フランス語で「私たちの貴婦人」という意味です。この名前はキリスト教で「聖母マリア」を指し、大聖堂が彼女に捧げられた特別な場所であることを表しています。

この背景には、当時の深い信仰が関係しています。中世フランスでは、聖母マリアは非常に重要な存在とされていました。彼女はイエス・キリストの母であり、神聖で慈愛に満ちた人物として人々から崇拝されていたのです。

そのため、大聖堂を聖母マリアに捧げることで、神の加護を願うとともに、フランス王国とその民が宗教的に守られることを望みました。特に、当時の王ルイ7世やその後の王たちにとって、ノートルダム大聖堂の建設は、王権を正当化し、国民の信仰を強化するための重要な手段でもあったのです。

なぜ建てられた?誰が作った?大聖堂の歴史

ノートルダム大聖堂の建設は、フランスの歴史と深く結びついています。この大聖堂が建てられてから現在に至るまでの歴史を、以下に時系列でわかりやすく紹介します。

1163年:建設の始まり
ノートルダム大聖堂の建設は、フランス王ルイ7世の時代、1163年に始まりました。パリ司教モーリス・ド・サリーの提案により、聖母マリアに捧げる大聖堂を建てることが決定されました。建設地には、当時から宗教的に重要な場所とされていたシテ島が選ばれました。
この大聖堂の建設は、フランス王国の権威を示すとともに、カトリック教会の力を強化するための象徴的なプロジェクトでもありました。

12世紀~13世紀:建設が進む
大聖堂の建設はゴシック建築様式で進められました。この様式は、尖ったアーチ、大きな窓、高い天井などが特徴で、より多くの光を取り入れながら、空間の高さを際立たせるデザインです。このスタイルを採用したことで、大聖堂は壮大で美しい建物へと仕上がりました。
建設は12世紀後半から13世紀初頭にかけて急速に進みました。大きなステンドグラスの窓や繊細な彫刻が施されるにつれ、その外観はますます華麗で印象的なものとなっていきました。

13世紀〜14世紀:完成に向けて
大聖堂の建設は、1225年に一旦完成します。しかし、その後もファサードや塔など外観の工事が続けられ、最終的に出来上がったのは1345年です。そして、パリの中心にその壮大な姿を現しました。
完成以降、大聖堂は宗教的な儀式や重要な出来事が行われる場所として使用され始めました。

1789年~1799年:フランス革命の影響
フランス革命の間、ノートルダム大聖堂では宗教的な儀式が一切行われなくなりました。これは、教会や宗教的権威への強い反発が原因でした。その影響で、大聖堂内の彫刻や絵画、さらには歴代の王たちの彫像までもが破壊されました。また、貴重な宗教的財産は略奪され、大聖堂は荒廃し、長い間放置される状況に陥りました。

1804年:ナポレオン戴冠式
ナポレオン・ボナパルトがフランス帝国を築いた後、ノートルダム大聖堂は再び重要な儀式の場として利用されました。
特に有名なのが、1804年に行われたナポレオンの戴冠式です。この式典では教皇ピウス7世が立ち会う中、ナポレオン自身が自らの手で王冠を頭にのせるという象徴的な場面がありました。この行為は、宗教権威よりも自らの権力を強調するものとされています。
この戴冠式を通じて、ノートルダム大聖堂は宗教的な役割だけでなく、政治的象徴としての重要性も再び高まりました。

●19世紀:ヴィクトル・ユーゴーと復興運動
1830年代、ノートルダム大聖堂は長い年月を経て傷みが進み、修復が必要な状態にありました。
この時、フランスの作家ヴィクトル・ユーゴー(Victor Hugo)が小説『ノートル=ダム・ド・パリ』を発表し、大聖堂の重要性を世間に再認識させます。そしてこの小説がきっかけとなり、大聖堂の復興運動が始まりました。
その後、20年にわたる大規模修繕が行われ、大聖堂は元のゴシック建築様式に近い姿へと修復され、現在の美しい姿を取り戻したのです。

●1991年:世界遺産に登録
ノートルダム大聖堂は、1991年にユネスコの世界遺産『パリのセーヌ河岸』として登録されました。このリストには、ノートルダム大聖堂のほか、サント・シャペルやルーヴル美術館、エッフェル塔など、パリを象徴する多くの歴史的建造物が含まれています。

●2019年:火災と修復作業
2019年4月15日、ノートルダム大聖堂で大規模な火災が発生し、屋根や尖塔が深刻な損傷を受けました。この出来事は世界中に衝撃を与えましたが、幸いにも大聖堂の外壁や内装の一部は無事でした。
多くの人々が悲しみに暮れる中、火災直後から修復作業が迅速に始まりました。

●2024年12月:再開
2024年12月、5年半にわたる修復作業を終え、ノートルダム大聖堂がついにその姿を取り戻しました。再開を記念する式典にはフランス大統領マクロン氏も出席し、盛大に行われました。これからもノートルダム大聖堂は、パリを訪れる人々を魅了する、重要な観光地であり続けることでしょう。

入場料など基本情報

ノートルダム大聖堂の基本情報は下記の通りです。

名称 ノートルダム大聖堂
フランス語表記 Cathédrale Notre-Dame de Paris
大聖堂の大きさ 全長130m、幅48m、高さ35m
営業時間 月〜金曜日:7:45-19:00(木曜日は7:45-22:00)
土・日曜日:8:15-19:30
宝物館:9:30-18:00(日曜日は13:00-17:30)
※パリミュージアムパス利用可能
㉁なし
料金 無料
宝物館は一般:10.00ユーロ
電話番号 01 42 34 56 10
HP 公式サイト

再開後しばらくは混雑が予想されます。そのため、公式サイトもしくは下記の専用アプリからの事前予約がおすすめです。
※予約は無料
※2日前〜当日までの間で予約可能

Notre-Dame de Paris

Notre-Dame de Paris

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アクセス方法

ノートルダム大聖堂へのアクセス方法として、最も便利なのは「地下鉄」です。パリの地下鉄は非常に発達しており、複数の地下鉄線が市内を網羅するように通っています。

また、パリの美しい景色を楽しみながら移動したい方には「バス」もおすすめです。

所在地:6 Parvis Notre-Dame – Place Jean-Paul II, 75004 Paris, FRANCE

●電車で行く場合
地下鉄(メトロ)の最寄りは4号線の「シテ(Cité)駅」もしくは「サン・ミッシェル(Saint-Michel)駅」です。
1号線、11号線「オテル・ド・ヴィル(Hôtel de Ville)駅」、10号線「モベール・ミュチュアリテ(Maubert-Mutualité)駅」「クリュニー・ラ・ソルボンヌ(Cluny-La Sorbonne)駅」、7号線、11号線、14号線の「シャトレ(Châtelet)駅」からも、それぞれ徒歩10分以内です。
RERの場合は、B線およびC線の「サン・ミッシェル・ノートルダム(Saint-Michel – Notre-Dame)駅」から向かいます。
≫メトロ・RER路線図はこちら

●バスで行く場合
市内には多くの路線が通っているので「47」「87」「75」のバスに乗車すると、ノートルダム大聖堂に近い停留所に到着できます。
バスの運行状況は事前に確認しておくと良いでしょう。
≫運行状況確認はこちら
≫バス路線図はこちら

2019年に起こった火災

2019年4月15日、パリの象徴的なノートルダム大聖堂で大規模な火災が発生しました。この火災は、800年以上の歴史を誇るこの大聖堂に深刻な損害を与えました。

衝撃の火災!原因や犯人は?

火災の原因として考えられているのは、作業員が残したタバコや電気系統の故障です。調査によると、建物内で行われていた修繕作業中に発火したとされています。

火災後の調査では、放火の可能性は低いことが確認されています。

修繕工事について

ノートルダム大聖堂は、屋根が炎上し尖塔が焼け落ちるという大きな被害を受けましたが、火災後すぐに修復工事が始まります。当初、修復には非常に多くの費用と時間がかかると予想されていました。

この修復作業では、火災で被害に遭った屋根の修繕に加えて、1850年代以来行われていなかった内部の汚れやすすの清掃も行われました。

作業は伝統的な技術と現代の技術を融合させて、慎重に進められました。修復にかかった費用は、約7億ユーロ(約1130億円)に上ったとされ、その費用はフランス国内外からの寄付金で賄われました。

いつから再開?現在は入れる?

ノートルダム大聖堂は、2024年12月8日から待望の一般公開を再開しました。2019年の火災以来、大規模な修復工事が続いていましたが、ついに観光客を迎え入れる準備が整ったのです。この再開は、パリ市民や観光業界にとって大きな節目となり、多くの人々がその荘厳な姿を再び目にすることを楽しみにしていました。

修復工事の一環として、焼け落ちた屋根や尖塔の再建が進められただけでなく、内部も徹底的に清掃され、長年のすすや汚れが取り除かれました。そのため、訪問者は新たに輝きを取り戻した内部をじっくりと見学できるようになりました。

パリ観光:ノートルダム大聖堂の楽しみ方

ここでは下記について解説します。

  • 大聖堂の魅力に迫る
  • ノートルダム大聖堂の豆知識
  • 周辺の観光スポット【6選】

大聖堂の魅力に迫る

ノートルダム大聖堂は、パリを代表する観光スポットの一つです。その美しいゴシック建築と歴史的な価値は、世界中の人々を魅了しています。

再開後の大聖堂では、修復作業によってより美しくなった外観や、内部の荘厳な雰囲気を堪能できます。

何が有名?見どころ紹介

ノートルダム大聖堂で必見のポイントをいくつかご紹介します。

【バラ窓】

ノートルダム大聖堂のシンボルともいえるバラ窓は、色鮮やかなステンドグラスが魅力です。窓は13世紀に作られたもので、宗教的な場面や聖人たちが描かれています。この窓は「北側」「南側」「西側」と堂内3箇所に設置されていて、中でも「西側」のバラ窓が最も古いとされています。
晴れた日には、太陽光がステンドグラスを通して幻想的な光の模様を作り出します。

【ファサード(正面部分)】

大聖堂のファサードは、ゴシック建築の粋を集めた傑作です。細かく彫刻された聖人像や宗教的なシーンが並び、訪れる人々に深い感銘を与えます。特に、三つの大きな門が目を引きます。

  • 中央の門(最後の審判の門): 天国と地獄に分かれる最後の審判の場面が彫刻されています。中央にはキリストが描かれており、その周囲に天使や悪魔、救済される人々と裁かれる人々が表現されています。これらの彫刻は非常に詳細で、中世の職人技術の高さを物語っています。
  • 右側の門(聖アンナの門): 聖母マリアの生涯が描かれています。特に、マリアの母である聖アンナとの場面が印象的です。この門の彫刻は、柔らかい表情と細やかな装飾が特徴です。
  • 左側の門(聖母マリアの門): 聖母マリアの戴冠式を表現しています。マリアが天に召される場面とともに、王冠を授けられるシーンが描かれており、神聖な雰囲気を感じさせます。

【身廊(しんろう)】

教会内の身廊は、高い天井とアーチ型の構造が特徴です。この空間に足を踏み入れると、静寂と荘厳さに包まれた独特の雰囲気を感じることができます。
高い天井から差し込む光が、内部の装飾やステンドグラスをさらに際立たせています。

【ガーゴイル】

大聖堂の外観に目を向けると、奇妙な形をしたガーゴイル像が並んでいます。これらの像は、雨水を排水するための実用的な役割を持ちながら、中世のユーモアや創造性を表現しています。
塔に上ると像を間近で見ることができるので、ユニークな写真スポットにもなっています。

大聖堂見学の所要時間は?

ノートルダム大聖堂の見学に必要な時間は、平均して1〜2時間ほどです。ただし、見学の仕方によって所要時間は変わります。

例えば、建物の外観を写真に収めるだけなら30分ほどで済みますが、バラ窓や祭壇など内部をじっくり見学する場合は1時間以上かかるでしょう。

塔からの絶景

ノートルダム大聖堂の屋上に登ると、パリの街並みを一望できます。この屋上は、パリで最も美しい景色を楽しめる場所の一つです。塔の上からは、エッフェル塔やセーヌ川、サクレ・クール寺院などが見渡せます。

また、装飾にはガーゴイルと呼ばれる彫刻が施されており、間近でその細部を観察することができます。これらのガーゴイルは、雨水を排水する役割を持つと同時に、中世の芸術的な魅力を感じさせてくれます。

2024年12月時点では、屋上や塔部分の一般公開は開始されていないようです。
2025年以降、特定のツアーや団体見学などで屋上へのアクセスが許可される可能性はあります。
最新の情報については、公式サイトで確認してください。

一般参加可能なミサやイベント

ノートルダム大聖堂では、一般の観光客も参加できるミサやイベントが定期的に開催されています。

ミサは通常、8:00、12:00、18:00に行われており、静かな雰囲気の中で宗教的な体験をすることができます。もしミサに参加するなら、敬意を持って静かに参加するようにしましょう。

また、クリスマスや復活祭など特別な行事では、特別なミサやコンサートが開かれることがあります。これらのイベントでは、普段とは異なるノートルダム大聖堂の魅力を体感できる貴重な機会になるでしょう。

ミサやイベントの最新情報については、公式サイトを確認してください。

ノートルダム大聖堂の豆知識

ノートルダム大聖堂について意外と知られていないことを、豆知識としてここでいくつか紹介します。

ノートルダム大聖堂はいくつある?

実は「ノートルダム」と名のつく教会は、フランス各地に複数あります。その理由は、聖母マリア(「ノートルダム」はフランス語で「私たちの貴婦人」で、聖母マリアの意)がカトリック教徒にとって非常に重要な存在だからです。特に中世ヨーロッパでは聖母マリアへの信仰が篤く、その名を冠した教会が数多く建設されました。

特に有名なのはパリですが、各地の大聖堂にもそれぞれ独自の歴史と建築美があるため、訪れる価値があります。

●フランス各地のノートルダム大聖堂
ストラスブールランスアミアンシャルトルルーアンアヴィニョン

カナダにもノートルダム大聖堂がある?パリとの違いは?

カナダ・ケベック州の都市モントリオールにも、ノートルダム大聖堂があります。1829年に完成したこの建物は、北米最大級を誇るカトリック教会として知られています。

パリの大聖堂は1163年に建設が始まったため、中世ゴシック建築の伝統的な特徴を持っていますが、モントリオールの大聖堂は19世紀に建てられたため、ゴシック建築を現代的に解釈したデザインが取り入れられています。

また、内装にも違いがあります。パリの大聖堂はステンドグラスが美しく、訪れる人々を魅了します。一方、モントリオールは豪華な木彫りや天井の青い星空模様が特徴で、パリとは異なる雰囲気を楽しむことができます。

建っている場所も建物の造りも大きく違いますが、どちらも美しく、何度でも訪れたくなる魅力があります。

映画や小説に登場したシーン

ノートルダム大聖堂は映画や小説を通して、芸術や文化において欠かせない存在として描かれ続けています。 それぞれの物語を思い浮かべながら訪れることで、さらに特別な感動を得られるでしょう。

『ノートル=ダム・ド・パリ』

フランスの作家ヴィクトル・ユーゴー(Victor Hugo)による小説『ノートル=ダム・ド・パリ(原題:Notre-Dame de Paris)』は、ノートルダム大聖堂を舞台にした作品の中で最も有名です。この小説は1831年に発表され、大聖堂に住む醜いけれど心優しい鐘つき男カジモドと、美しい踊り子エスメラルダの切ない愛を描いています。

この物語を通じて、ノートルダム大聖堂は単なる建築物ではなく、感情や物語が息づく存在として読者に印象付けられました。

『ノートルダムの鐘』

ディズニーが1996年に公開したアニメーション映画『ノートルダムの鐘』は、ヴィクトル・ユーゴーの小説を基にした作品です。この映画は、子どもから大人まで楽しめるよう、原作よりも明るいトーンで描かれています。

特に大聖堂の鐘楼やステンドグラスが美しく再現され、建物そのものが物語の重要な舞台として機能しています。映画のカジモドの純粋さや勇気に、多くの人が心を動かされました。

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『レ・ミゼラブル』

ヴィクトル・ユーゴーのもう一つの名作『レ・ミゼラブル(原題:Les Misérables)』にも、ノートルダム大聖堂が背景として登場します。主人公たちの運命と絡み合う壮麗な建物は、物語に重厚な雰囲気を与えています。

この作品の中で大聖堂の存在感は控えめですが、パリという舞台を象徴する重要な要素になっています。

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『レミーのおいしいレストラン』

2007年公開のピクサー映画『レミーのおいしいレストラン(原題:Ratatouille)』では、パリの街並みを背景にしたシーンが多く登場します。その中で、ノートルダム大聖堂がエッフェル塔やセーヌ川とともに描かれ、パリの象徴としての存在感を放っています。

特に夜景に浮かび上がる大聖堂は、映画の雰囲気を一層ロマンチックにしています。

周辺の観光スポット【6選】

ここでは、ノートルダム大聖堂と合わせて訪れたい下記のスポットを紹介します。
それぞれ徒歩で行けるので、スケジュールに入れてみてはいかがでしょうか?

  • サント・シャペル
  • コンシェルジュリー
  • カフェ・ド・フロール
  • ベルティヨン
  • パンテオン
  • ルーヴル美術館

サント・シャペル

サント・シャペルは13世紀に建てられたゴシック建築の教会で、フランス王室の礼拝堂として使われました。当時の王、ルイ9世が聖遺物を保管するために建設したと言われています。歴史的価値も高く、建物自体が美術品のような存在です。

礼拝堂の壁を覆うように配置された15枚の巨大なステンドグラスには、聖書の物語が描かれています。太陽の光が差し込むと、内部が七色の光で包まれ、息をのむような美しさです。

≫サント・シャペルの記事はこちら

名称 サント・シャペル
フランス語表記 Sainte-Chapelle
営業時間 4月〜9月:9:00-19:00
10月〜3月:9:00-17:00
㉁1月1日、5月1日、12月25日
料金 一般:13.00ユーロ
18歳未満、26歳以下のEU市民:無料
※11月〜3月の毎月第1日曜日:無料
※ヨーロッパ文化遺産の日(9月の第3週末):無料
※パリミュージアムパス利用可能
立地 ノートルダム大聖堂から徒歩約7分
住所 📍マップ 10 Boulevard du Palais, 75001 Paris
電話番号 01 53 40 60 80
HP 公式サイト

コンシェルジュリー

サント・シャペルと同じくシテ島に位置するコンシェルジュリーはパリの歴史的な建物で、かつて監獄として使われていたこともあります。フランス革命時に多くの囚人が収容された場所として知られ、マリー・アントワネットやルイ16世も一時期囚われていました。

もともと12世紀に建設された王宮の一部で、その後、革命を経て監獄としての役割を担うようになりました。現在は、フランスの歴史を感じることができる重要な文化遺産として、観光客に開放されています。

名称 コンシェルジュリー
フランス語表記 Conciergerie
営業時間 9:30-18:00
㉁5月1日、12月25日
料金 一般:13.00ユーロ
18歳未満、25歳未満のEU居住者:無料
11月〜3月までの毎月第1日曜日:無料
※パリミュージアムパス利用可能
立地 ノートルダム大聖堂から徒歩約7分
住所 📍マップ 2 Boulevard du Palais, 75001 Paris
電話番号 01 53 40 60 80
HP 公式サイト

カフェ・ド・フロール

出典:lecafedeflore

カフェ・ド・フロールは、有名な老舗カフェです。サン=ジェルマン=デ=プレという、歴史ある建物やおしゃれなお店がたくさんあるエリアにあります。

このカフェは1887年にオープンしました。作家や芸術家が集まる場所として知られていて、ジャン=ポール・サルトルやシモーヌ・ド・ボーヴォワールなど有名人たちが訪れていました。

伝統的なカフェの雰囲気を感じられる場所で、クロワッサンやカフェ・オ・レのフランスらしい組み合わせが人気です。観光客だけでなく、地元の人たちにも愛されています。

店舗名 カフェ・ド・フロール
フランス語表記 Café de Flore 
営業時間 7:30-1:30
㉁なし
料金 📖メニュー ・サラダ 9.00ユーロ〜
・クロワッサン 3.50ユーロ
・エスプレッソコーヒー 5.00ユーロなど
立地 ノートルダム大聖堂から徒歩約8分
住所 📍マップ 172 Boulevard Saint-Germain, 75006 Paris
電話番号 01 45 48 55 26
HP 公式サイト

ベルティヨン

出典:Bonjour Paris

ノートルダム大聖堂のあるシテ島の隣、パリ・サンルイ島にベルティヨンはあります。

1954年創業の家族経営の店舗で、フランス国内外から多くの人が訪れる名店として知られています。

ベルティヨンの魅力は、厳選された天然素材を使用した濃厚で滑らかなアイスクリームやソルベの味わいにあります。特に、バニラ、ピスタチオ、キャラメルバターなどのフレーバーは定番で人気です。また、季節ごとの限定フレーバーも見逃せません。

お店自体は小さく行列ができることもしばしばですが、訪れる価値は十分にあります。イートインで食べれる豪華なパフェなどもおすすめです。

店舗名 ベルティヨン
フランス語表記 Berthillon
営業時間 10:00-20:00
㉁月、火曜日
料金 ・1スクープ:4.50ユーロ
・2スクープ:7.50ユーロなど
立地 ノートルダム大聖堂から徒歩約9分
住所 📍マップ 29-31 rue Saint-Louis en l’île, 75004 Paris
電話番号 01 43 54 31 61
HP 公式サイト

パンテオン

パンテオンはラテン区にある歴史的な建物で、フランスの偉人たちを讃える場所です。

もともとは聖ジュヌヴィエーヴに捧げる教会として建設されましたが、フランス革命後、革命の英雄たちを埋葬する場所として使われるようになりました。現在では、ヴィクトル・ユーゴーやヴォルテール、ルソー、ピエール&マリー・キュリー夫妻など、多くの著名なフランス人が眠っています。

美しいドーム屋根や新古典主義の建築が特徴で、内部も豪華です。訪れる人は、パリの街並みを見渡せる展望台も楽しめます。

名称 パンテオン
フランス語表記 Panthéon
営業時間 4月〜9月:10:00-18:30
10月〜3月:10:00-18:00
㉁1月1日、5月1日、12月25日
料金 一般:13.00ユーロ
屋上ドーム:3.50ユーロ
18歳未満、25歳以下のEU市民:無料
※11月〜3月の毎月第1日曜日:無料
※パリミュージアムパス利用可能
立地 ノートルダム大聖堂から徒歩約15分
住所 📍マップ Place du Panthéon, 75005 Paris
電話番号 01 44 32 18 00
HP 公式サイト

ルーヴル美術館

ルーヴル美術館は、パリだけでなく世界でも屈指の規模を誇る美術館です。もともとはフランス王宮として使われていた建物が、美術館に改装されました。

最も有名な作品のひとつは、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』です。他にも、古代エジプトの展示エリアや『ミロのヴィーナス』『サモトラケのニケ』など、時代や地域を超えた多彩な作品が見どころです。

≫ルーヴル美術館の記事はこちら

ルーヴル美術館を並ばずに楽しもう!
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名称 ルーヴル美術館
フランス語表記 Musée du Louvre
営業時間 月・木・土・日曜日:9:00-18:00
水・金曜日:9:00-21:45
㉁火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
料金 一般:22.00ユーロ
18歳未満および25歳以下のEU市民:無料
※毎月第1金曜日18時以降(7月〜8月を除く)、 10月〜3月の第一日曜日、7月14日(革命記念日):無料(要予約)
※パリミュージアムパス利用可能
立地 ノートルダム大聖堂から徒歩約19分
住所 📍マップ Musée du Louvre, 75001 Paris
電話番号 01 40 20 53 17
HP 公式サイト

パリ観光:ノートルダム大聖堂のまとめ

ノートルダム大聖堂は、パリを訪れるならぜひ足を運びたい特別な観光スポットです。歴史ある建築や芸術的な装飾、塔から眺める絶景など、どれを取っても感動が止まりません。

火災を乗り越えたノートルダム大聖堂は、ただの観光地ではなく復活の象徴として、これからも長く愛されていくことでしょう。

また、大聖堂周辺にはサント・シャペルやルーヴル美術館など、魅力的なスポットがたくさんあります。一日かけて、いろいろ散策するのも素敵ですよ。

これからパリに行くなら、再開を迎えた新しい大聖堂に、ぜひ会いに行きましょう!

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