【ストラスブール観光】見どころ・モデルコース・行き方・グルメなど

フランス地方
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アルザス地方の中心都市「ストラスブール(Strasbourg)」は、フランスとドイツの文化が融合した、美しい街並みが魅力の観光地です。木組みの家々が並ぶプティット・フランス地区や、荘厳なノートルダム大聖堂、冬には世界中から観光客が訪れるクリスマスマーケットなど見どころがいっぱいあります。

この記事では、定番のスポットはもちろん、観光モデルコースやパリからの行き方やまで、必要な情報をぎゅっと詰め込みました。初めて訪れる方でも安心して計画できるよう、ご当地グルメ・お土産、ホテル情報もあわせて紹介しています。

ぜひ最後まで読んで、ストラスブールの魅力あふれる街歩きの参考にしてくださいね。

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記事のポイント
  • ストラスブールの定番観光スポットの解説
  • ストラスブールで味わいたい名物料理紹介
  • 初めてでも安心な行き方を提案
  • 効率よく巡るモデルコースがわかる
Rié
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  1. ストラスブール観光見どころやモデルコース
    1. ストラスブールってどんな街?魅力と特徴
    2. 観光に必要な所要時間と日数の目安
    3. 定番観光スポット・見どころ
      1. プティット・フランス地区
      2. ストラスブール大聖堂
      3. クレベール広場や街角の教会めぐり
      4. ロアン宮殿と美術館めぐり
      5. ヴォーバン・ダム
      6. 運河クルーズ
    4. 観光モデルコース
      1. 1日でまわる場合(王道スポットをぎゅっと満喫)
      2. 2日でまわる場合(ゆったり+街の雰囲気を満喫)
    5. 観光マップと回り方のコツ
    6. パリからストラスブールへの行き方
      1. TGVの所要時間・料金目安
      2. 予約方法
      3. ツアーに参加するのも◎
  2. ストラスブール観光をもっと楽しむために
    1. ぜひ食べたい!名物料理・グルメ
      1. タルト・フランベ
      2. シュークルート
      3. プレッツェル
      4. ベッコフ
      5. マンステールチーズ
      6. アルザスワイン
      7. クグロフ
    2. お土産に買うならこれ
      1. アルザス雑貨
      2. クグロフ型やスパイス
      3. パン・デピス(ジンジャーブレッド)
      4. アルザスワイン
      5. アルザスビール
    3. ストラスブールからコルマールの観光プラン
      1. アクセス方法
      2. コルマールを1日で巡るモデルコース
    4. ストラスブールで冬を楽しむ
    5. おすすめホテル【3選】
      1. ホテル・タンデム – ブティック・ホテル
      2. クール・デュ・コルボー・ホテル・ストラスブール – Mギャラリー・コレクション
      3. ル・グラン・ホテル
    6. ストラスブール観光のまとめ

ストラスブール観光見どころやモデルコース

ここでは下記について解説します。

  • ストラスブールってどんな街?魅力と特徴
  • 観光に必要な所要時間と日数の目安
  • 定番観光スポット・見どころ
  • 観光モデルコース
  • 観光マップと回り方のコツ
  • パリからストラスブールへの行き方

ストラスブールってどんな街?魅力と特徴

ストラスブール(Strasbourg)は、フランス北東部のアルザス地方に位置する、美しい歴史ある街です。ライン川のほとりに広がるこの街は、フランスとドイツの文化が融合した独特の雰囲気が魅力で、建物や料理、言葉のアクセントにもその影響が感じられます。

まず目を引くのは、ユネスコの世界遺産にも登録されている旧市街「グラン・イル(Grand Île)」の美しい街並みです。木組みの家々が並ぶ石畳の道を歩けば、中世にタイムスリップしたかのような感覚に包まれます。「プティット・フランス」と呼ばれる地区は、運河沿いに可愛らしい家々が立ち並び、散策するだけで写真映えする景色が広がります。

ストラスブールはアルザス地方の文化を感じられる街です。地元のワインやビール、伝統料理などは、この街ならではの味覚です。カフェやレストランで食事を楽しみながら、アルザスならではの雰囲気を体感しましょう。

さらに、ストラスブールは政治の街としても知られ、欧州議会の所在地でもあります。歴史的な建築物と現代的な都市機能が共存する点も、この街の特徴です。

小道を散策しながら、運河の景色や木組みの家々、地元のグルメを楽しむだけでも、街の魅力を十分に感じられるはずです。歴史と文化、そして自然が美しく調和するストラスブールへの訪問は、フランス旅行の中でも特別な思い出になるでしょう。

観光に必要な所要時間と日数の目安

ストラスブールはコンパクトな街ながら、見どころがぎゅっと詰まっています。そのため、滞在日数によって楽しみ方が大きく変わります。旅程を立てる際の参考にしてください。

日帰り(所要:約6〜8時間)

パリやコルマールからの日帰り観光も可能です。
旧市街「グラン・イル」や、街のシンボル「ストラスブール大聖堂」、木組みの家が並ぶ「プティット・フランス地区」など、主要スポットを中心に回れば、ストラスブールらしい景観を十分に味わえます。
時間が限られるため、美術館や運河クルーズなどは1つに絞るのがおすすめです。

1泊(所要:約1日半)

1泊することで、昼間の観光に加え、夕暮れや夜のライトアップされた街並みも楽しめます。
昼間は定番観光スポットを巡り、夕方以降はアルザス料理のレストランでゆったりと食事を。翌日は美術館やクルーズ船、地元の市場など、文化や暮らしに触れるスポットにも足をのばせます。
移動の疲れを気にせず、のんびり観光できるのも魅力です。

2泊以上(所要:2〜3日以上)

2泊以上できるなら、ストラスブールを拠点に周辺のアルザス地方の村々(コルマール、リクヴィールなど)にも日帰りで訪れてみましょう。中世の面影が残る美しい村々と、都会的なストラスブールの街並みをどちらも楽しめる贅沢な旅になります。
街中の観光やグルメ、ショッピングをゆっくり満喫したい方にもおすすめです。

おすすめ日程

時間に余裕があるなら、最低1泊以上の滞在がおすすめです。日中と夜の表情の違いや、地元グルメ、アルザスの文化にじっくり触れることで、ストラスブールの魅力をより深く感じることができます。

定番観光スポット・見どころ

アルザス地方の中心都市ストラスブールには、思わず息をのむような美しい街並みと歴史的建造物が数多く残っています。

ここでは、初めて訪れる方にぜひ足を運んでほしい定番のスポットを紹介します。

  • プティット・フランス地区
  • ストラスブール大聖堂 
  • クレベール広場や街角の教会めぐり 
  • ロアン宮殿と美術館めぐり
  • ヴォーバン・ダム
  • 運河クルーズ

プティット・フランス地区

ストラスブール旧市街の西側に広がる「プティット・フランス」は、木組みの家々と運河が織りなす中世の面影が残るエリアです。石畳の小道を歩けば、まるで絵本の世界に迷い込んだような気分に。

運河沿いにはカフェやレストランも多く、テラス席でアルザス料理を味わいながら、美しい街並みを眺めるのもおすすめです。写真映えするスポットが多く、のんびり散策するだけでも楽しめます。

名称 プティット・フランス
フランス語表記 La Petite France
場所 Petite France, 67000 Strasbourg 📍マップ
営業時間
料金
Webサイト 公式サイト

ストラスブール大聖堂

街の中心にそびえる「ストラスブール大聖堂」は、ユネスコ世界遺産にも登録されている街の象徴的存在です。

高さ142メートルの尖塔は中世ゴシック建築の傑作で、遠くからでもその美しさが際立ちます。繊細な彫刻がびっしりと施されたファサード(正面)も圧巻。陽の光を受けると淡いピンク色に輝いて見えるのも特徴で、訪れる時間帯によって表情を変えます。

内部は無料で入場でき、色鮮やかなステンドグラスや壮大なパイプオルガンなどを鑑賞できます。

塔の展望台

大聖堂の南塔には約330段の階段を登ってアクセスできる展望台(有料)があります。エレベーターはありませんが、登りきるとストラスブールの旧市街や遠くヴォージュ山脈まで一望できる絶景が広がります。混雑を避けたい場合は、午前中の早い時間の訪問がおすすめです。

天文時計

内部には、16世紀に作られた精巧な「天文からくり時計」があり、毎日12時30分に人形たちが動くショーが見られます。観覧は有料。専用のチケットを購入して入場します。
開始直前は混雑するため、少し早めに到着して場所を確保しておくのがおすすめです。ショー終了後はそのまま内部を見学できます。

名称 ノートルダム大聖堂(ストラスブール)
フランス語表記 Cathédrale Notre Dame de Strasbourg
場所 Place de la Cathédrale, 67000 Strasbourg 📍マップ
営業時間 月〜土曜日:8:30-11:15、12:45-17:45
日曜・祝日:14:00-17:15
定休日 なし
料金 塔の展望台:8,00ユーロ
天文からくり時計ショー:4,00ユーロ
Webサイト 公式サイト

クレベール広場や街角の教会めぐり

旧市街の中心にある「クレベール広場」は、地元の人々や観光客が行き交う賑やかな広場で、ショッピングや休憩にも便利な場所です。周囲には歴史的な建物やカフェが並び、ストラスブールの街の活気を感じられます。

広場から徒歩圏内には「サン・ピエール・ル・ジュヌ教会」や「サン・トマ教会」など、美しい教会が点在。いずれも静かな雰囲気で、ステンドグラスやパイプオルガンなど見どころも豊富です。

名称 クレベール広場
フランス語表記 Place Kléber
場所 Place Kléber, 67000 Strasbourg 📍マップ
営業時間
料金
Webサイト 参考サイト

ロアン宮殿と美術館めぐり

大聖堂のすぐ隣にある「ロアン宮殿」は、18世紀に建てられたバロック様式の優美な宮殿です。内部には装飾美術館・考古学博物館・美術館の3つのミュージアムが入っており、歴史や芸術に触れたい方におすすめ。

装飾美術館では豪華な調度品や陶磁器、考古学博物館ではアルザス地方の古代遺物、美術館ではルネサンス期から近代までの絵画作品が楽しめます。ひとつの建物で多彩な文化に触れられるのが魅力です。

名称 ロアン宮殿
フランス語表記 Palais Rohan
場所 2 Place du Château, 67000 Strasbourg 📍マップ
営業時間 平日:10:00-13:00、14:00-18:00
週末:10:00-18:00
定休日 火曜日
料金 7,50ユーロ
Webサイト 公式サイト

ヴォーバン・ダム

プティット・フランスの西端にある「ヴォーバン・ダム」は、17世紀に建設された要塞の一部で、かつては洪水や攻撃から街を守る役割を果たしていました。

展望テラスが設けられており、上に登るとプティット・フランスと運河、古い石橋が一望できます。ストラスブールらしい風景を写真に収めたいなら、ぜひ立ち寄りたいスポットです。

名称 ヴォーバン・ダム
フランス語表記 Barrages Vauban
場所 Place du Qur Blanc, 67000 Strasbourg 📍マップ
営業時間 7:15-21:00
料金
Webサイト 公式サイト

運河クルーズ

ストラスブールの魅力をゆったり楽しむなら、イル川の遊覧クルーズがおすすめです。約1時間で旧市街から近代的な欧州議会周辺までを巡り、水上から街並みを眺められます。

日本語オーディオガイドもあり、歴史や建物について学びながら観光できるのも魅力。歩き疲れたときの休憩にもぴったりで、初めて訪れる方に特に人気のアクティビティです。

≫遊覧船バトラマ(Batorama)公式サイトはこちら

観光モデルコース

ストラスブールの旧市街はコンパクトで、徒歩やトラムで効率よく観光できます。

限られた時間でも主要スポットをしっかり巡れるように、無理なく回れる王道ルートを「1日プラン」と「2日プラン」で紹介します。

1日でまわる場合(王道スポットをぎゅっと満喫)

  1. 午前|旧市街・プティット・フランス散策
    ストラスブール駅から徒歩圏内のプティット・フランス
    木組みの家や運河沿いをのんびり散策
    ヴォーバン・ダム展望台に登って街を一望

  2. 昼前|大聖堂
    ストラスブール大聖堂
    早めに入場して12:30の天文からくり時計を鑑賞

  3. 午後|周辺観光
    大聖堂周辺でランチ
    ロアン宮殿の美術館を見学

  4. 午後後半|クレベール広場〜運河クルーズ
    クレベール広場や街角の教会を散策
    夕方に運河クルーズでゆったり観光

  5. 日帰り終了
    駅へ戻る、または旧市街でディナーを楽しむ

所要時間:約7〜9時間
スポット数を絞れば、日帰りでも十分楽しめます。

2日でまわる場合(ゆったり+街の雰囲気を満喫)

■1日目|定番観光スポット中心

  1. 午前|プティット・フランス散策
    木組みの家や運河沿いをのんびり散策
    ヴォーバン・ダム展望台に登って街を一望
    プティット・フランスでランチ

  2. 午後|美術鑑賞と買い物
    ロアン宮殿で美術館めぐり
    クレベール広場周辺でショッピング

  3. 夕方|運河クルーズ
    遊覧船に乗ってゆったり水上観光

  4. 夜|ディナーと夜景鑑賞
    アルザス料理レストランでディナー
    ライトアップされた街並みを散歩

■2日目|文化や暮らしに触れるスポットへ

  1. 午前|旧市街散策
    地元のマルシェ(朝市)やアルザス特産品ショップをのぞく

  2. 昼前|大聖堂
    ストラスブール大聖堂
    早めに入場して12:30の天文からくり時計を鑑賞
    塔の展望台から街を一望
    大聖堂周辺でランチ

  3. 午後|興味に合わせて訪問
    美術館や欧州議会エリアなど

  4. 夕方|カフェタイム
    カフェで休憩しながら旧市街でのんびり過ごす

所要時間:丸2日
夜景や食事、地元の暮らしも体験でき、ストラスブールをより深く楽しめます。

観光マップと回り方のコツ

ストラスブールの観光スポットは、旧市街「グラン・イル(Grande Île)」に集中しています。観光の中心地は徒歩で回れる範囲にまとまっているので、効率よく散策するためにも、まず全体の位置関係を地図で把握しておきましょう。

観光マップは、ストラスブール駅構内や観光案内所でも無料でもらえます。主要スポットの場所やトラム路線、観光クルーズの乗り場などが分かりやすく載っているので、初めての人にはとても便利です。

街歩きは上図のように、ストラスブール駅 → プティット・フランス周辺→ 大聖堂周辺→ クレベール広場周辺と円を意識して巡ると、無駄なく回れますよ。(逆周りも◎)

街自体はコンパクトですが、小さな路地やカフェも多く、つい立ち寄りたくなる場所がたくさんあります。時間に少し余裕をもたせ、マップを片手にのんびり散策するのが、ストラスブール観光を満喫するコツです。

パリからストラスブールへの行き方

パリからストラスブールへは、鉄道や車、バスなどいくつかの交通手段がありますが、最も便利で速いのはフランス国鉄(SNCF)が運行する高速列車TGVです。移動時間が短く快適なため、日帰りでも十分訪れることができます。

TGVの所要時間・料金目安

個人で移動するなら、フランスの高速鉄道TGVがおすすめです。パリ東駅(Gare de l’Est)から直通でアクセスできます。

電源やWi-Fiも整備されており車内は快適。車両にはスーツケースなどのための荷物置き場もあります。

TGV(高速列車)

パリ⇔ストラスブールの所要時間:約1時間45分〜2時間50分
料金目安:通常料金60〜120ユーロ前後
※料金は座席クラスや購入時期によって変動します。

予約方法

TGVのチケットは、以下の方法で予約できます。チケットはできるだけ早めに購入すると安く、希望の時間帯も確保しやすくなります。

公式サイトやアプリ

フランス語・英語など対応、日本語は不可。フランス国内・海外からも予約可能。クレジットカードで簡単に購入でき、モバイルチケットや印刷チケットで乗車可能。

SNCF Connect: Trains & trajets

SNCF Connect: Trains & trajets

posted withアプリーチ

旅行代理店・オンライン予約サイト

フランス語が不安な場合、日本語対応のサイトでも購入可能です。

以下の「Omioオミオ」や「KKday」はTGV(高速鉄道)やTER(地方列車)などの交通手段を比較・予約できるサービスです。パリ旅行中に他の都市へ足を延ばしたいときに非常に便利です。

出発地・目的地などを入力するだけで、複数の中から最安値や所要時間の違いを比較できます。また、モバイルチケットにも対応しているので、紙のチケットを印刷する必要もありません。

駅窓口

パリ東駅などで出発当日でも購入可能。ただし、人気路線は満席になることもあります。

ツアーに参加するのも◎

パリ発の日帰り・1泊ツアーに参加すると、列車の予約や移動の心配がなく、効率よくストラスブールを観光できます。フランス語や英語が苦手な方でも、日本語ガイド付きのツアーや、現地フリータイムを組み合わせたプランもあり、初心者でも安心して参加できます。

ツアー代金は内容によりますが、列車往復+観光ガイド込みで約100〜150ユーロ前後が目安です。

ストラスブール観光をもっと楽しむために

ここでは下記について解説します。

  • ぜひ食べたい!名物料理・グルメ
  • お土産に買うならこれ
  • ストラスブールからコルマールの観光プラン
  • ストラスブールで冬を楽しむ
  • おすすめホテル【3選】
  • ストラスブール観光のまとめ

ぜひ食べたい!名物料理・グルメ

ストラスブールはフランスの本格的な美食文化に加え、ドイツ文化の影響を受けたアルザス地方独自の味わいが楽しめる街です。

旧市街のレストランやカフェでは、見た目も華やかでボリュームのある料理が並び、観光の楽しみのひとつとなっています。

タルト・フランベ

タルト・フランベ(Flammekueche)

アルザス地方の代表的な料理で、薄い生地にクリームやチーズ、玉ねぎ、ベーコンをのせて焼いたピザのような一品。パリのピザよりも軽く、ランチや軽食にぴったりです。

プティット・フランスのカフェでは、地元のワインと一緒に味わうのがおすすめです。

シュークルート

シュークルート(Choucroute)

キャベツの塩漬け(ザワークラウト)とソーセージ、豚肉を一緒に煮込んだアルザス伝統料理。ボリューム満点で、寒い季節に特に人気です。

ランチやディナーでしっかりと食べたい方におすすめ。ストラスブール駅周辺や大聖堂近くの伝統的なレストランで味わえます。

プレッツェル

プレッツェル(Bretzel)

アルザス名物の塩味のパン菓子で、外はカリッと、中はもっちりした食感が特徴。

軽食やおやつにぴったりで、街角のベーカリーやカフェで手軽に購入できます。観光途中に歩きながら楽しめるスナックとしても人気です。

ベッコフ

ベッコフ(Baeckeoffe)

肉(牛・豚・羊)と野菜をワインや香草でじっくり煮込んだアルザスの郷土料理。時間をかけて煮込まれた深い味わいが特徴で、寒い季節におすすめの一品です。

家庭料理としても親しまれていますが、レストランで味わうと格別です。

マンステールチーズ

出典:Daily Meal

マンステールチーズ(Munster)

アルザス地方を代表するチーズで、濃厚で香り高く、パンやポテトと相性抜群。ストラスブールではチーズ専門店や市場で購入でき、軽く焼いて食べる料理やワインと一緒に楽しむのが定番です。

アルザスワイン

出典:La ferme des Moines

アルザスワイン(Vin d’Alsace)

ストラスブールを含むアルザス地方は白ワインの名産地。リースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・ブランなどが有名です。

ワインバーやレストランでは、地元料理と合わせて楽しむことができます。観光ついでにワインテイスティングも人気です。

クグロフ

クグロフ(Kouglof)

アルザスの伝統的な菓子パンで、ラム酒漬けのドライフルーツやアーモンドが入ったふんわり生地が特徴。カフェでコーヒーと一緒にいただくと、午後の散策のエネルギー補給にも最適です。

お土産に買うならこれ

ストラスブールのお土産は、見た目が可愛いものから、地元の味を楽しめるものまでバリエーション豊富です。

グラン・イルやプティット・フランス周辺のショップやマルシェで、お気に入りを探してみましょう。

アルザス雑貨

木組みの家やチェック柄など、アルザス地方ならではのモチーフをあしらった雑貨はお土産に人気。マグカップや小物入れ、キッチン用品など、日常使いできるアイテムが豊富です。

特に旧市街の小さなブティックでは、手作り感あふれる一点ものも見つかります。

クグロフ型やスパイス

アルザス伝統の菓子パン「クグロフ」を自宅で作れるクグロフ型や、シナモン・ナツメグ・アニスなどのスパイスは、食にこだわる方へのお土産に最適。

小さなパッケージで持ち帰りやすく、キッチンに置くだけでも可愛らしい雰囲気になります。

パン・デピス(ジンジャーブレッド)

アルザス地方の伝統菓子で、ハチミツやスパイスを効かせたしっとりとしたパン菓子。

日持ちが長く、個包装タイプもあるため、お土産にぴったりです。

アルザスワイン

地元のワインショップでは、アルザスワインをテイスティングしながら好みの一本を選べます。

軽くて持ち帰りやすいボトルもあり、旅のお土産や友人への贈り物にぴったりです。

アルザスビール

アルザスはフランス国内でもビールの生産が盛んな地域。地元の小さなブルワリーが作るクラフトビールや有名ブランドのアルザスビールも人気です。

少し変わったお土産として、アルザスの味を自宅でも楽しめます。

ストラスブールからコルマールの観光プラン

アルザス地方を旅行するなら、ストラスブールと同じく人気の観光都市コルマール(Colmar)もぜひ訪れたいスポットです。中世の面影を残す街並みや運河沿いの景観が美しく、ストラスブールとはまた違った魅力があります。

ここでは、アクセス方法と日帰りで効率よく巡るモデルコースを紹介します。

アクセス方法

電車(TER / SNCF)の場合

ストラスブール⇔コルマール所要時間:直通で約 30〜35分
料金目安:片道約15〜20ユーロ

列車は1時間に1〜2本程度運行しており、事前予約なしでも乗車可能。
乗車券は公式サイト(SNCF Connect)や日本語予約サイト、駅窓口で手配できます。

車(レンタカー)の場合

ストラスブール中心部からの所要時間:約1時間
距離:70kmほど

コルマール中心部は旧市街の駐車場が限られるため、事前に駐車場を確認しておくと安心です。

ツアー参加の場合

ストラスブール発のコルマール日帰りツアーもあり、列車チケットやガイドがセットになっているため効率的に観光できます。フランス語や英語が苦手な方でも安心。

コルマールを1日で巡るモデルコース

  1. 午前|ストラスブールを出発
    早めの列車でストラスブールを出発
    コルマール駅到着後、徒歩でコルマール旧市街へ

  2. 午前〜昼|コルマール旧市街観光
    プティット・ヴニーズ、聖マルタン教会、プフィスタの家や木組みの家々をゆっくり写真撮影

  3. 昼|ランチ
    レストランでアルザス料理を堪能

  4. 午後|コルマールの博物館・散策
    ウンターリンデン美術館を鑑賞
    お土産ショップやカフェで休憩、名物のクグロフやアルザスワインを試す

  5. 夕方|コルマール出発 → ストラスブールへ
    夕方の列車でストラスブールに戻る
    ストラスブール到着後、旧市街でディナーや夜景散策も楽しめます

ストラスブールで冬を楽しむ

ストラスブールは冬の観光に特におすすめの街です。11月末になると街中がクリスマスの装飾で彩られ、「ヨーロッパで最も美しいクリスマスマーケット」のひとつと称されるマルシェ・ド・ノエル(Marché de Noël)が開かれます。

昼間は観光スポット巡り、夜はイルミネーションに包まれた街を散策するなど、冬ならではの魅力を存分に楽しみましょう。

おすすめホテル【3選】

ストラスブールでの滞在をより快適に楽しむためには、宿泊するホテル選びが重要です。

ここでは、立地・雰囲気・サービスのバランスが良いおすすめホテルを3軒紹介します。

  • ホテル・タンデム – ブティック・ホテル
  • クール・デュ・コルボー・ホテル・ストラスブール – Mギャラリー・コレクション
  • ル・グラン・ホテル

ホテル・タンデム – ブティック・ホテル

ストラスブール駅の向かいにあり、プティット・フランス地区やストラスブール大聖堂などの観光スポットへも徒歩圏内と、観光に非常に便利な立地です。ホテルでは自転車やタンデム自転車のレンタルが可能で、ストラスブールの街を自転車で巡ることができます。

館内はモダンでスタイリッシュなデザインが施されており、快適な滞在を提供しています。毎朝提供されるビュッフェ式朝食は、自家製料理を中心に、地元のオーガニック食品や温菜、冷菜が並び、健康志向の方にもおすすめです。

“素敵なお部屋に素敵な朝食!素敵なスタッフ:)”
お部屋(建物全体)が素晴らしく素敵でした。部屋にはミニ電気ポットと紙コップ、サステナブルということで瓶入りのお水が置いてあり、なくなったら1階の食堂でいつでも注ぐことができます。ソファの座り心地最高でした。ベッド横にコンセントもあり、不便だなと感じるところは一つもありませんでした。立地も本当に駅前すぐ。朝食がすべて手作りということで期待していましたが、期待通りすごく美味しかったです…!特にチョコチップクッキーとフレンチトーストが程よい甘さとカリっと食感で最高でした。メニューは8割がパンやケーキといった主食で、ハムとチーズの他におかずはスクランブルエッグとちょっとしたサラダ的なものが4種類くらい、ヨーグルト。どれも美味しそうで目移りしてしまいました。また、どのスタッフさんも話しかけやすい雰囲気で、親切でした。到着したときはチェックイン時間前だったのですが、まだ部屋の準備が出来てないから荷物預かるね!と向こうから言ってくれました。今回の旅では3軒程泊まりましたが一番印象が良いホテルでした!

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ホテル名 ホテル・タンデム – ブティック・ホテル
フランス語表記 Hôtel Tandem – Boutique Hotel
星評価 ⭐️⭐️⭐️⭐️
対応言語 フランス語、英語、アラビア語、ドイツ語
所在地 📍マップ 2 Place de la Gare, 67000 Strasbourg
電話番号 03 88 22 30 30
HP 公式サイト

クール・デュ・コルボー・ホテル・ストラスブール – Mギャラリー・コレクション

ストラスブールの中心部にある歴史的なブティックホテルです。16世紀に建てられたアルザス地方の伝統的な木組みの建物を改装しており、歴史的な雰囲気と現代的な快適さが絶妙に融合しています。

ホテルはプティット・フランス地区やストラスブール大聖堂から徒歩圏内にあり、観光の拠点としても便利な立地です。

客室はそれぞれ異なる内装が施されていて、中世の梁やルイ15世様式の家具など、歴史的な趣を感じられます。もちろん、エアコンや無料Wi-Fi、ミニバー、コーヒーマシンなど、現代的な設備も整っているので快適に過ごせますよ。

歴史的な趣を味わいながら、快適に滞在したい日本人旅行者にもおすすめのホテルです。

“完璧な滞在!”
ホテルは美しく、まるで過去への散歩のようです。そして、最も古いホテルの一つであるにもかかわらず、とても良く保たれています。床はきれいに磨かれており、トイレは快適なサイズです。スタッフも親切ですし、カテドラルまで徒歩5分、川沿いを歩いてプティットフランスまで15分と便利な立地です。 ここはすべて完璧です。

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ホテル名 クール・デュ・コルボー・ホテル・ストラスブール – Mギャラリー・コレクション
フランス語表記 Hôtel Cour du Corbeau Strasbourg – MGallery Collection
星評価 ⭐️⭐️⭐️⭐️
対応言語 フランス語、英語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語
所在地 📍マップ 6-8 Rue des Couples, 67000 Strasbourg
電話番号 03 90 00 26 26
HP 公式サイト

ル・グラン・ホテル

ストラスブール駅のすぐそばにある便利なホテルです。大きなスーツケースを持ってパリから訪れた際でも、スムーズに到着できます。プティット・フランス地区や大聖堂も徒歩圏内にあり、観光の拠点として最高の立地です。

客室はシンプル&モダンの落ち着いた雰囲気で、エアコンや無料Wi-Fi、薄型テレビなど設備も充実しているため、長時間の移動で疲れた体も快適に休めます。朝食はビュッフェスタイルで、地元の食材を使った料理が並びます。

初めてストラスブールを訪れる方や、荷物が多い方でも負担なく滞在できるので、観光やショッピングを存分に楽しみたい方におすすめです。

“自信を持っておすすめしたい宿です”
ストラスブールは何度か訪れたことがあるのでホテルの存在は知っていましたが宿泊は初めてでした。外から見るよりずっと広く綺麗でした。フロントスタッフの方も朝食スタッフの方も、皆さんとても感じが良く、わかりやすい英語で対応してくださいました。お部屋もとても広く、特にバスルームの温かさが最高です。洗面台で簡単に洗った下着や靴下などが出かけている間に乾くのも助かりました。クローゼットも広く、セキュリティボックスもあります。

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ホテル名 ル・グラン・ホテル
フランス語表記 Le Grand Hôtel
星評価 ⭐️⭐️⭐️
対応言語 フランス語、英語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語
所在地 📍マップ 12 Place de la Gare, 67000 Strasbourg
電話番号 03 88 52 84 84
HP 公式サイト

ストラスブール観光のまとめ

ストラスブールは、歴史的建造物や可愛らしい街並み、美味しいアルザス料理やワインを楽しめる、とても魅力的な街です。

中心部はコンパクトで歩きやすく、1〜2日あれば主要スポットを巡ることができます。少し足をのばせば、童話のような雰囲気あふれる村々が点在しており、ジブリ映画でも有名なコルマールへの訪問も可能です。

パリからのアクセスも良く、日帰り旅行にもおすすめの街です。

この記事を参考に、自分だけのストラスブール旅行プランを立てて、素敵な時間を過ごしてくださいね。

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