【パリ観光】息を呑む美しさ!サント・シャペルの歴史、見どころなど

観光スポット
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パリには美しい建築や歴史的なスポットが数多くありますが、その中でも特に目を引くのが「サント・シャペル」です。

ゴシック建築の傑作であり、訪れる人々を魅了してやまないこの教会は、息をのむようなステンドグラスの輝きで知られています。一歩足を踏み入れると、まるで色彩の海に包まれたような感覚になることでしょう。

この記事では、サント・シャペルの歴史や見どころを始め、ステンドグラスについても詳しく解説します。また、観光をスムーズにするための予約情報やアクセス方法、合わせて訪れたい周辺のおすすめスポットについてもお伝えします。

初めてパリを訪れる方はもちろん、リピーターにとっても、サント・シャペルは必見の場所です。ぜひ最後まで読んで、旅行プランの参考にしてくださいね。

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記事のポイント
  • サント・シャペルの歴史について解説
  • 唯一無二のステンドグラスの魅力に触れる
  • チケット予約方法や混雑を避けるコツを紹介
  • サント・シャペル周辺のおすすめ観光スポットも
Rié
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パリ観光:サント・シャペルの魅力

ここでは下記について解説します。

  • サント・シャペルの歴史
  • 教会の特徴や見どころ
  • ステンドグラスが伝える物語

サント・シャペルの歴史

建設の計画(1240年代初頭)
フランスのルイ9世(聖ルイ)は、キリスト教の聖遺物を集めることに熱心でした。特に「イエス・キリストが磔にされた際に使われたとされる『茨の冠』」を購入するため、莫大な資金を投じました。そして、この聖遺物を保管するための特別な礼拝堂として、サント・シャペルの建設計画が始まりました。

サント・シャペルの完成(1248年)
建設が始まってから約6年で、サント・シャペルは完成しました。完成当時は、ゴシック建築の中でも最先端の技術を取り入れた建物でした。特に、ステンドグラスを主体とした設計は画期的で、宗教的な象徴と建築技術が融合した空間として注目されました。この教会はパリの王宮内に建てられ、王族や貴族が礼拝に利用する特別な場所でした。

フランス革命による損壊(1789年~1790年代)
18世紀末のフランス革命の混乱の中で、サント・シャペルは深刻な被害を受けました。革命家たちは教会を「旧体制(アンシャン・レジーム)」の象徴と見なし、聖遺物や多くの装飾品が破壊されました。また、一時的に教会は倉庫として利用されるなど、宗教施設としての役割が失われました。

●  修復と復活(19世紀中頃)
19世紀になるとゴシック建築への関心が高まり、サント・シャペルも修復の対象となります。建築家ウジェーヌ・ヴィオレ=ル=デュク(Eugène Emmanuel Viollet-le-Duc)を中心に修復作業が行われ、損傷したステンドグラスや建物の装飾が再現されました。この修復によって、サント・シャペルは再びその輝きを取り戻しました。

世界遺産への登録(20世紀後半)
1991年、サント・シャペルは「パリのセーヌ河岸」の一部として、ユネスコの世界遺産に登録されました。これにより、フランス国内外から多くの観光客が訪れる、さらに人気のスポットとなりました。

教会の特徴や見どころ

サント・シャペルの最大の特徴は、壁一面を覆う15枚の巨大なステンドグラスです。それぞれのガラスには、旧約聖書と新約聖書の物語が描かれています。このステンドグラスは「光の聖書」とも呼ばれ、文字が読めない中世の人々に聖書の教えを伝える役割を果たしていました。

教会は上下二層に分かれています。一階部分は、一般の信徒や従者が使う場所でした。この空間はやや暗く天井が低い造りになっていますが、しっかりと荘厳さを感じられる設計になっています。

一方、上階は貴族や王族が利用した礼拝空間です。こちらは天井が高く、ステンドグラスからの光が降り注ぐように設計されており、まるで万華鏡の中にいるような感覚を味わえます。

特に晴れた日に訪れると、ステンドグラスを通して差し込む光が壁や床に色とりどりの影を落とし、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。この光景は写真で見る以上に感動的なので、ぜひ現地で実際に体験してみてください。

【光の入り方が最も美しい時間帯】

サント・シャペルのステンドグラスが最も美しく見える時間帯は、晴れた日の午前中や午後3時頃です。この時間帯は、太陽の光がちょうど良い角度でガラスに当たり、色鮮やかな模様が教会内部に映し出されます。

特に午後3時頃は、夕方に向けて光がやわらかくなるため、ステンドグラスの色彩がより繊細に感じられます。訪れる際には、太陽の位置を確認しながら時間を調整すると、より感動的な景色を楽しむことができるでしょう。

ステンドグラスが伝える物語

サント・シャペル2階(上層礼拝堂)のステンドグラスの配置図

サント・シャペルのステンドグラスには、約1,130の場面が描かれています。それらは旧約聖書、新約聖書、そして歴史的な出来事を物語形式で伝えています。

各窓ごとに異なるテーマがあり、訪れる人はまるで絵本を読むようにガラスを通じて聖書の物語を楽しむことができます。

●旧約聖書:人類の起源から始まる物語
ステンドグラスの中で最も目を引くのは、旧約聖書の場面です。「創世記」のパネルには、天地創造やエデンの園のアダムとイブ、カインとアベルの物語が細かく描かれています。
また「出エジプト記」の場面では、モーセが紅海を割る場面やイスラエルの民がエジプトから逃れる場面がリアルに表現されています。中世の人々にとって、これらの物語は教会の説教を補完する重要な教材でした。

●新約聖書:イエス・キリストの生涯と受難
新約聖書を描いたステンドグラスは、イエス・キリストの誕生から復活までの出来事を細かく追っています。ベツレヘムでの誕生、ヨハネによる洗礼、弟子たちとの旅、そして最後の晩餐など、聖書に登場する重要な場面が一連のストーリーとしてつながっています。
特に印象的なのは「受難」のシーンです。イエスが捕らえられ、裁判を受け、十字架にかけられるまでの出来事が、痛みと慈愛に満ちた表情で表現されています。これにより、中世の信徒たちはキリストの犠牲の重みを深く感じることができたのです。

●王権の正当性を語る物語
サント・シャペルのステンドグラスには、宗教的な物語だけでなく、フランス王権を象徴するシーンも含まれています。ルイ9世が「聖なる王」として登場する場面は、単なる歴史の描写ではなく、王の権威を神聖なものと認識させるためのプロパガンダの役割も果たしていました。
ルイ9世が聖遺物を手にする場面は、この教会がそのために建てられたという背景を物語っています。

●細部に宿る職人の技
ステンドグラスをじっくり観察すると、色や線の使い方に職人たちの工夫が見て取れます。例えば、人物の表情や服の細かい模様、光と影の表現は驚くほど精密です。
また、赤や青といった特定の色が象徴的に使われており、それぞれが神聖さや王権、信仰心を表しています。中世の技術でこれほどの作品が作られたことに驚きと感謝の気持ちを抱かずにはいられません。

サント・シャペルのステンドグラスは、ただの装飾品ではありません。信仰を深め、物語を後世に伝えるための役割を持つ「光の聖書」として作られたのです。

訪れる際には、各窓に描かれた物語をじっくりと読み解いてみてください。新たな発見があるたびに、教会の魅力がさらに深まることでしょう。

パリ観光:サント・シャペルのガイド、周辺情報も

ここでは下記について解説します。

  • 予約に関するQ&A
  • 施設の基本情報
  • サント・シャペルで楽しむコンサート
  • サント・シャペル周辺のおすすめスポット
  • パリ観光:サント・シャペルのまとめ

予約に関するQ&A

サント・シャペルの予約に関する疑問と回答を下記にまとめました。

Q
予約はいつからできる?
A

サント・シャペルのチケット予約は、通常、観光シーズンが始まる前から可能です。多くの人が訪れる時期、特に春から秋にかけてのピークシーズンには、事前に予約をすることをお勧めします。
オンラインでの予約は、公式サイトから行えます。早めに予約することで、希望する日時に確実に入場することができ、現地で並ぶ手間も省けます。なお、チケット予約は最大3ヶ月前から受け付けているので、計画的に予約しておくと安心です。

Q
予約できないことがある?(予約方法の案内
A

オンラインでの予約が基本ですが、必ずしも希望の日時に予約ができるとは限りません。時間毎に入場制限があるため、枠が埋まってしまうと予約できなくなります。
観光シーズンや人気の時間帯は予約が集中するので、サント・シャペルの訪問が決まったなら、なるべく早めに予約することをおすすめします。
≫チケットの予約についてはこちら

Q
予約なしでも入場できる?
A

サント・シャペルは予約なしでも入場することが可能ですが、特に観光シーズンや週末などは事前に予約をしておく方がスムーズに入場できます。
事前予約がない状態で訪問すると、入場制限の対象になってしまうことがあります。そのため、長時間行列に並んだり、予定していた時間に入れないという可能性もありますのでご注意ください。

Q
予約の変更やキャンセルはできる?もし、遅刻した場合は?
A

チケット販売サイトのルールによって対応が異なります。変更やキャンセルが可能かどうか、詳しくは販売元の規約を確認するようにしましょう。
パリミュージアムパスなどを持っている人の日時予約(公式サイト)は無料なので、変更したい場合は改めて予約を取り直しましょう。キャンセルの場合は、特に何もする必要はありません。
もしも、予約の時間に遅刻してしまった場合は、遅れて到着したことによって入場を断られることも考えられます。そのため、時間には余裕をもった観光スケジュールを組むように心がけましょう。

施設の基本情報

サント・シャペルの基本情報は下記の通りです。

名称 サント・シャペル
フランス語表記 Sainte-Chapelle
営業時間 4月〜9月:9:00-19:00
10月〜3月:9:00-17:00
休館日 1月1日、5月1日、12月25日
電話番号 01 53 40 60 80
HP 公式サイト

入場料金、チケット購入や事前予約方法

サント・シャペルは、現地のチケット窓口で当日券を購入できます。ただし、待ち時間が長くなったり、その日の分が完売してしまったりすることがあるため、オンラインで事前予約することが推奨されています。

●チケット料金

  • 一般:13.00ユーロ
  • コンシェルジュリーとの共通券:20.00ユーロ
  • 18歳未満、26歳以下のEU市民:無料

※11月〜3月の毎月第1日曜日:無料
※ヨーロッパ文化遺産の日(9月の第3週末):無料
※パリミュージアムパス利用可能

●オーディオガイドのレンタル

  • 1台:3.00ユーロ(日本語対応)

料金や条件は変更されることがあるため、訪問前に公式サイトで最新の情報を確認することをおすすめします。

オンラインでのチケット購入、予約の手順

オンライン予約をすることで当日チケット売り場に並ぶ必要がなく、スムーズに入場できるためとても便利です。特に観光シーズンや週末は混雑が予想されるため、早めの予約がおすすめです。

基本的には以下のステップで予約ができます。

  1. ウェブサイトにアクセス
    まず、公式サイトにアクセスします。

  2. チケットを選ぶ
    チケットの種類を選びます。

  3. 訪問日時を選ぶ
    訪問したい日時を選びます。人気の時間帯は早めに埋まることが多いので、早めの予約をおすすめします。

  4. 個人情報の入力
    名前やメールアドレスなどの必要事項を入力します。

  5. 支払い
    クレジットカードで料金を支払い、予約を完了します。支払いが終わると、確認メールが送られてきます。

  6. 当日、チケットを持参
    予約当日、現地でメールに記載されたQRコードをスマホで見せるか、印刷したチケットを持参します。

所在地・アクセス方法

サント・シャペルへのアクセス方法として、最も便利なのは「地下鉄」です。パリの地下鉄は非常に発達しており、複数の地下鉄線が市内を網羅するように通っています。

また、パリの美しい景色を楽しみながら移動したい方には「バス」もおすすめです。

サント・シャペルの所在地:10 Boulevard du Palais, 75001 Paris, FRANCE

●電車で行く場合
地下鉄(メトロ)を使って行くには1、7、11、14号線の「シャトレ(Châtelet)駅」で下車します。この駅はサント・シャペルから歩いて約4分の場所にあります。
もしくは4号線の「シテ(Cité)駅」からだと、徒歩1分ほどで到着できます。
また、RERの路線も通っており、B線C線の「サン・ミッシェル(Saint-Michel)駅」からも行けます。
≫メトロ・RER路線図はこちら

●バスで行く場合
市内には多くの路線が通っているので「21」「24」「27」「38」「58」「81」「85」「96」のバスに乗車すると、サント・シャペルに近い停留所に到着できます。
≫運行状況確認はこちら
≫バス路線図はこちら

見学の所要時間

サント・シャペルを見学するのにかかる時間は、通常30分から1時間程度です。ただし、訪問の目的や混雑状況によって所要時間は異なります。以下を参考にしてみてください。

●一般的な観光(30~40分)
ステンドグラスを鑑賞しながら、チャペル全体をゆっくり見て回る場合。写真撮影を楽しむ時間を含めても、この範囲に収まることが多いです。

●じっくり鑑賞(1時間以上)
歴史や宗教的な背景について説明を読んだり、オーディオガイドやガイドツアーを利用する場合は、1時間以上かかることがあります。

●混雑時
混雑している場合やセキュリティチェックに時間がかかると、入場までにさらに20~30分程度待つことがあります。時間に余裕を持って、予定を組むようにしましょう。

混雑を回避するには

なるべくスムーズに観光するために、サント・シャペルを訪れる際に混雑を回避するための方法を紹介します。

早朝または遅い時間に訪れる
サント・シャペルは、昼の時間帯に訪れると混雑することが多いです。ですが、 朝方に訪れると、比較的混雑を避けることができます。特に開館直後は観光客がまだ少ないため、静かな環境で美しいステンドグラスを堪能できます。
また、午後遅い時間帯(閉館前の1〜2時間)もツアー客や観光客も少なくなるため、ゆっくりと見学できます。

平日に訪れる
週末や祝日は混雑する傾向があります。特に観光シーズンの夏や連休中は多くの観光客が訪れるため、できるだけ平日を選んで訪れることで混雑を避けられます。
平日でも特に火曜日〜木曜日は観光客が比較的少なく、ゆっくりと見学できます。

オンラインでチケット購入する
サント・シャペルでは、オンラインで事前にチケットを購入することができます。そうすることで、現地のチケット売り場に長時間並ぶ必要がなくなります。
また、訪問時間を予約することでも入場の混雑を避けやすくなります。
≫チケットの予約についてはこちら

ガイド付きツアーを利用する
ガイド付きツアーを利用することで、混雑を避けることができる場合があります。ツアーには専用の入場口を利用することができる場合が多いため、一般の観光客の列に並ぶ必要がなく、スムーズに入場できます。

コンシェルジュリーから入場する
コンシェルジュリーとサント・シャペルは同じ敷地内に建っています。サント・シャペルからの入場が混雑していても、コンシェルジュリーからだとスムーズに入れることがあるので、合わせて観光するのもおすすめです。

サント・シャペルで楽しむ夜のコンサート

サント・シャペルでは、一般の開館が終了した夜の時間帯を使って、定期的にコンサートが開かれています。 

コンサートでは主にクラシック音楽が演奏されます。有名な作曲家の作品や、ヴァイオリン、チェロ、ピアノなどのソロや室内楽が中心です。バッハやヴィヴァルディの作品がよく取り上げられ『四季』や『アヴェ・マリア』など、クラシック初心者でも耳にしたことがある名曲の数々が楽しめます。

歴史ある教会の美しさとクラシック音楽が融合した、特別な体験ができるイベント。昼間とは違ったサント・シャペルを見てみたい人や、パリならではの体験をしてみたい人におすすめです。

 ≫開催スケジュール、チケット予約はこちら

サント・シャペル周辺のおすすめスポット

ここでは、サント・シャペルと合わせて訪れたい下記のスポットについて解説します。

  • コンシェルジュリー
  • ノートルダム大聖堂
  • ルーヴル美術館
  • ドラクロワ美術館
  • マレ地区

コンシェルジュリー

サント・シャペルと同じくシテ島に位置するコンシェルジュリーはパリの歴史的な建物で、かつて監獄として使われていたこともあります。フランス革命時に多くの囚人が収容された場所として知られ、マリー・アントワネットやルイ16世も一時期囚われていました。

もともと12世紀に建設された王宮の一部で、その後、革命を経て監獄としての役割を担うようになりました。現在は、フランスの歴史を感じることができる重要な文化遺産として、観光客に開放されています。

サント・シャペルとの共通チケットも販売されていて、合わせて訪れるのに最適なスポット。歴史的背景と美しい建築を楽しむことができ、パリの深い歴史を学べる貴重な場所です。

名称 コンシェルジュリー
フランス語表記 Conciergerie
営業時間 9:30-18:00
㉁5月1日、12月25日
料金 一般:13.00ユーロ
18歳未満、25歳未満のEU居住者:無料
11月〜3月の毎月第1日曜日:無料
サント・シャペルとの共通券:20.00ユーロ
※パリミュージアムパス利用可能
立地 サント・シャペルから徒歩約1分
住所 📍マップ 2 Boulevard du Palais, 75001 Paris
電話番号 01 53 40 60 80
HP 公式サイト

ノートルダム大聖堂

ノートルダム大聖堂はパリのシンボル的な存在であり、ゴシック建築の最高傑作の一つとされています。サント・シャペルから徒歩圏内にあるので、組み合わせて観光するのにぴったりのスポットです。

この大聖堂は12世紀に建設が始まり、約200年をかけて完成しました。特徴的なのは、その壮大な外観と美しいステンドグラスです。特にファサードや、精緻な彫刻が施された入口部分は圧巻です。

内部には多くのステンドグラスがあり、その中でも「聖書の物語」を描いた色鮮やかな窓は、光の加減で幻想的な雰囲気を作り出します。

また、数多くの歴史的な出来事の舞台となった場所でもあり、特にヴィクトル・ユーゴーの小説『ノートルダム・ド・パリ(邦題:ノートルダムのせむし男)』で広く知られています。

≫ノートルダム大聖堂の記事はこちら

名称 ノートルダム大聖堂
フランス語表記 Cathédrale Notre-Dame de Paris
営業時間 月〜金曜日:7:45-19:00(木曜日は7:45-22:00)
土・日曜日:8:15-19:30
宝物館は9:30-18:00(日曜日は13:00-17:30)
㉁なし
料金 無料
立地 サント・シャペルから徒歩約7分
住所 📍マップ 6 Parvis Notre-Dame – Place Jean-Paul II, 75004 Paris
電話番号 01 42 34 56 10
HP 公式サイト

ルーヴル美術館

ルーヴル美術館は、世界で最も有名な美術館の一つで、パリの観光名所として多くの人々に愛されています。

もともと王宮として建てられたこの建物は、現在、約35,000点以上の美術品を展示する巨大な美術館に変わり、古代の文明から19世紀の美術まで、幅広い時代の作品を鑑賞することができます。

美術館の特徴的な点はその広大さです。展示エリアは部門に分かれていて「東洋美術」「エジプト美術」「ギリシャ・ローマの古代美術」「ヨーロッパ美術」など、各地の美術作品を見て回れます。最も有名な展示物としては『モナリザ』や『ミロのヴィーナス』などがあり、これらの名作はいつも多くの観光客を魅了しています。

また、ルーヴル美術館はその建築も特徴的です。ガラスのピラミッド型の入り口が象徴的で、中国系アメリカ人の建築家イオ・ミン・ペイによって設計され、1989年に完成しました。このピラミッドは美術館の新しい顔となり、現代と歴史が融合した印象を与えています。

ルーヴル美術館は、サント・シャペルと近いため、両方を一日で観光することが可能です。サント・シャペルの美しいステンドグラスと、ルーヴルの豊かな芸術作品を合わせて観賞することで、パリの歴史と芸術の深さを感じることができるでしょう。

名称 ルーヴル美術館
フランス語表記 Musée du Louvre
営業時間 月・木・土・日曜日:9:00-18:00
水・金曜日:9:00-21:45
㉁火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
料金 一般:22.00ユーロ
18歳未満および25歳以下のEU市民:無料
※毎月第1金曜日18時以降(7月〜8月を除く)、 10月〜3月の第一日曜日、7月14日(革命記念日):無料(要予約)
※パリミュージアムパス利用可能
立地 サント・シャペルから徒歩約13分
住所 📍マップ Musée du Louvre, 75001 Paris
電話番号 01 40 20 53 17
HP 公式サイト

ドラクロワ美術館

ドラクロワ美術館は、フランスの著名な画家でロマン主義の巨匠であるウジェーヌ・ドラクロワ(Eugène Delacroix)の作品を中心に展示している美術館です。

この美術館は、ドラクロワが晩年を過ごした家を利用して作られています。建物自体は、19世紀のパリの典型的な雰囲気を持っており、建築としても非常に魅力的です。

館内にはドラクロワの代表作でルーヴル美術館に展示されている『民衆を導く自由の女神』の習作や宗教画などの絵画が展示されており、そのダイナミックで力強い作風を楽しむことができます。

また、書斎や個人的な日常品も展示されているので、ドラクロワという人物の生活や当時のパリの文化に触れられ、芸術作品をより深く理解することができます。さらに、館内は静かな雰囲気で、ゆっくりと作品に没頭できる空間が広がっています。

美術館の近くにはサンジェルマン・デ・プレ教会もあり、美術館の後にゆったりとしたひとときを過ごすことができます。

名称 ドラクロワ美術館
フランス語表記 Musée national Eugène-Delacroix
営業時間 9:30-17:30(毎月第一木曜日9:30-20:30)
㉁火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
料金 一般:9.00ユーロ
18歳未満、26歳未満のEU居住者:無料
※毎月第1日曜日、7月14日:無料
ルーヴル美術館との共通券:22.00ユーロ
※パリミュージアムパス利用可能
立地 サント・シャペルから徒歩約15分
住所 📍マップ 6 Rue de Furstemberg, 75006 Paris
電話番号 01 44 41 86 50
HP 公式サイト

マレ地区

マレ地区は歴史的な魅力と現代的な雰囲気が融合したエリアで、多くの観光客に愛されています。中世からの街並みが残る一方で、アートギャラリーやトレンドのカフェ、ブティックが並び、歴史と現代が交差するユニークな場所になっています。

エリアの特徴としてまず挙げられるのは、古い建物が並ぶ美しい通りです。石畳の道を歩くと、パリの古き良き時代を感じられます。また、ユダヤ人街としても知られており、ユダヤ文化に触れることができるショップやレストランも点在しています。

観光名所としては、「ピカソ美術館」や「カルナヴァレ美術館」など、アートファンにおすすめのスポットもあります。さらに「サン・ポール教会」や「バスティーユ広場」など、歴史的な建築物も多く、散策するだけで楽しめます。

名称 マレ地区
フランス語表記 Quartier du Marais
立地 サント・シャペルから徒歩約20分
住所 📍マップ Le Marais, 75003/75004 Paris
HP 参考サイト

パリ観光:サント・シャペルのまとめ

サント・シャペルは、パリ観光の中でも特別な思い出を作れるスポットです。

その歴史は13世紀にさかのぼり、美しい建築やステンドグラスは今なお、多くの人々に感動を与えています。一歩足を踏み入れると、教会の中に広がる光と色の世界に心を奪われることでしょう。

また、スムーズに観光するために、予約方法や混雑回避のコツを知っておくと安心です。そして、サント・シャペルと一緒に周辺の観光スポットも巡ることで、パリの魅力を存分に味わうことができます。

ただ美しいだけでなく、世界遺産として歴史的な価値もある素晴らしい教会で、ぜひ特別な時間を堪能してくださいね。パリ旅行が素晴らしいものになるよう心から願っています!

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