【パリ観光】スリ対策は必須!狙われにくいカバンの選び方や防犯テク

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パリは美しい街並みや歴史的な観光スポット、美味しいカフェなど、訪れるだけでワクワクする街です。でも、観光を楽しむ一方で、観光客を狙ったスリなどの軽犯罪には注意が必要です。

とはいえ、心配しすぎる必要はありません。ポイントを押さえたカバンの選び方や持ち方、日常のちょっとした防犯習慣を身につけるだけで、スリ被害にあうリスクはぐっと減らせます。

本記事では、狙われにくいカバンの条件やおしゃれも楽しめるバッグの提案、観光中に使える防犯テクニック、さらには避けたほうがよい区まで、わかりやすくまとめています。

安心して観光を楽しむためのヒントとして、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。

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記事のポイント
  • リュックよりも肩掛けやボディバッグが安全
  • 「開けにくい」「身体に密着」「小さめ」がスリ対策に◎
  • スマホや財布の持ち方、服装などの工夫も大切
  • 緊急時の対応マニュアルや避けたいエリア情報も
Rié
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パリのスリ対策!狙われにくいカバンの選び方とおすすめ

ここでは下記について解説します。

  • なぜ「パリでリュックは危ない」と言われるのか?
  • スリにあいにくいカバンの5つの条件
  • 無印・ユニクロのバッグはスリ対策に使える?
  • おしゃれも防犯も叶える!レディース向けバッグ選び
  • 私が実際に旅行で使っているバッグはコレ

なぜ「パリでリュックは危ない」と言われるのか?

パリ観光でよく耳にするのが「リュックは危ない」という話です。これは決して大げさな話ではなく、スリ被害が多い実際の状況に基づく注意喚起です。理由を具体的に見ていきましょう。

  • 背中に背負うと目が届かない
    リュックは基本的に背中に背負う形になります。そのため、周囲から自分の荷物の状態を確認しにくく、スリにとって狙いやすい対象になってしまいます。特に混雑した地下鉄や観光地では、後ろから知らない人が簡単にファスナーに手をかけられる状態です。
  • 開けやすい構造になっていることが多い
    旅行用のリュックは便利ですが、ジッパーで簡単に開けられるものも多く、スリにとっては「手間がかからない」バッグになりがちです。気づかないうちに荷物を抜き取られることがあります。
  • 観光客とすぐわかる
    リュックを背負った人は観光客と見なされやすく、スリにとってターゲットになりやすい傾向があります。特に地図やスマホを手に持ちながら歩いている場合、周囲の注意が散漫になり、狙われやすくなります。
  • 混雑した場所でのリスクが高い
    地下鉄やバス、観光スポットの入り口など、人混みの多い場所では後ろからリュックに手を入れられるケースが報告されています。背中に背負うタイプのバッグは、混雑時のスリ対策として不向きです。

もしリュックを使う場合でも、前に抱えるように持つ、鍵付きポケットを使うなど、防犯対策を意識することが大切です。

スリにあいにくいカバンの5つの条件

パリで観光する際に、どんなカバンを選べばスリに狙われにくいか知っておくことはとても大切です。スリにあいにくいカバンには、いくつか共通する条件があります。ポイントを順番に見ていきましょう。

  1. 体の前で持てるタイプ
    肩掛けバッグやクロスボディバッグは、体の前で持つことで常に目が届きます。背中に背負うリュックと比べて、誰かにこっそり開けられるリスクを減らせます。

  2. 開け口にロックやジッパーがある
    簡単に開けられない構造のバッグが安心です。ファスナーやバックルにロック機能があると、スリが中の荷物を抜き取るのを防ぎやすくなります。

  3. 小さめでコンパクト
    大きなバッグは中に財布やスマホなど貴重品を隠せる反面、スリにとっても「取りやすい」魅力的なターゲットになります。観光用には、必要最低限のものが入るコンパクトサイズがおすすめです。

  4. しっかりとした素材と作り
    柔らかく簡単に裂けるバッグは狙われやすいので、丈夫で厚みのある素材のものを選びましょう。ファスナーや縫製もしっかりしていると安心です。

  5. 目立たないデザイン
    ブランドロゴが大きくついているバッグや派手な色は、観光客であることをアピールしてしまいます。落ち着いた色やデザインを選ぶと、スリのターゲットになりにくくなります。

スリにあいにくいカバンは、「体に密着」「しっかり閉じる」「必要最低限」「目立たない」「分散収納」が条件です。パリでは、荷物を守る意識とカバン選びの工夫が、防犯対策の第一歩になります。

無印良品やユニクロのバッグはスリ対策に使える?

パリ観光で安全に荷物を持ち歩くとなると、ブランドバッグよりも、実用性が高く目立ちにくいバッグのほうが安心です。そんな観点から、無印良品やユニクロのバッグは、スリ対策として十分に使える選択肢と言えます。

無印良品のバッグは、シンプルで落ち着いたデザインが多く、観光客らしさを目立たせにくいのが魅力です。特に「撥水リュック」や「肩掛けバッグ」は、体に沿わせて持ちやすく、ファスナーがしっかり閉じられるため、中身を守りやすい構造になっています。軽量で耐久性もあるため、一日中歩き回る観光にもぴったりです。詳しい商品情報は無印良品公式サイトで確認できます。

一方、ユニクロのバッグも、シンプルで機能的なデザインが特徴です。「コンパクトショルダーバッグ」や「多ポケットトート」は、必要最低限の荷物を整理して収納できるので、スリ対策にも適しています。色味も落ち着いており、混雑した観光地でも目立ちすぎず安心です。商品ラインナップはユニクロ公式サイトでチェックできます。

どちらのブランドも、高級バッグのように目立たず、必要な機能が備わっているため、初めてパリを訪れる方でも安心して使えるバッグとしておすすめです。特に観光中は、バッグを体の前に持つクロスボディスタイルにするだけで、さらに防犯効果が高まります。

おしゃれも防犯も叶える!レディース向けバッグ選び

パリ観光では、防犯面を意識しながらもファッションを楽しみたいという女性は多いですよね。幸い、最近はおしゃれと防犯を両立できるバッグがたくさんあります。

まずポイントは、体に沿わせて持てるデザインです。クロスボディバッグや肩掛けバッグなら、後ろから手を入れられにくく、安全性が高まります。ジッパーやフラップ付きで開閉がしっかりしているものを選ぶと、混雑した場所でも安心です。

サイズ感も重要です。観光では必要なものだけを入れられるコンパクトなバッグが最適です。財布やパスポート、スマホなど貴重品をすぐ取り出せる一方で、荷物が多すぎず、管理がしやすくなります。

色やデザインも工夫すると、街歩きに映えるおしゃれバッグとして楽しめます。派手すぎない落ち着いた色やシンプルなデザインは、観光客だとわかりにくく、防犯にもつながります。

内ポケットや仕切りがあるバッグは、貴重品を分散して収納できるため、スリ対策としても安心です。小物の取り出しやすさと、見た目のバランスを考えながら選ぶと、パリの街でも快適に安全に観光を楽しめます。

おしゃれと防犯を両立することで、バッグ選び自体も旅行の楽しみのひとつになりますよ。

以下では、特におすすめのバッグブランドを紹介します。

ロンシャン(LONGCHAMP)

フランス・パリ発祥の「ロンシャン」。軽量で丈夫なナイロン素材を使用した「ル・プリアージュ」シリーズが有名です。折りたたみ可能で持ち運びにも便利なため、旅行中のサブバッグとしても活躍します。ファスナー付きで中身が見えにくく、防犯面でも安心です。

現地ショップで購入して、そのまま観光に使うのもおしゃれです。

フルラ(FURLA)

イタリアのブランド「フルラ」は、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。

特に「メトロポリス」シリーズはコンパクトながら収納力があり、日常使いにも適しています。取り外し可能なストラップが付いており、ショルダーバッグとしても、クラッチバッグとしても使用可能です。

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マイケル・コース(MICHAEL KORS)

アメリカのブランド「マイケル・コース」は、ゴールドの金具がアクセントとなったデザインが特徴です。

「ジェットセット」シリーズは、収納力とデザイン性を兼ね備えており、旅行や日常使いに適しています。ショルダーストラップが調節可能で、体に密着させて持つことができます。

ボナベンチュラ(BONAVENTURA)

日本発のブランド「ボナベンチュラ」は、無駄のない洗練されたフォルムが特徴です。

「パオロ」シリーズは、ミニマルなデザインでありながら収納力があり、カジュアルな服装にも上品にマッチします。内側に小さなポケットがあり、貴重品を分散して収納できます。

デメリエール(DEMELLIER)

ロンドン発のブランド「DEMELLIER」。

上質なスムースレザーを使用した「The Paris」シリーズは、パリの街並みにぴったりの洗練されたデザインです。コンパクトながらも収納力があり、斜め掛けできるストラップが特徴。防犯性とファッション性を兼ね備えた一品です。

私が実際に旅行で使っているバッグはコレ

メーカー:ワークマン
商品名:ベーシックボディバッグ
商品番号:BBC07 管理番号:69015
価格:1,900円
≫ワークマン公式サイトはこちら

動きやすいカジュアルな服装で過ごすことが多いので、観光や街歩きなどの普段使いに重宝しています。

肩掛けタイプなので、混雑した地下鉄や観光地でも後ろから手を入れられる心配が少なく、防犯面でも安心です。ショルダーストラップは調節可能で自分の体にフィットさせられるため、長時間歩いても疲れにくいのがポイントです。

そこそこコンパクトなサイズ感ながら、必要なものはしっかり収納可能。財布やスマホ、ティッシュ、エコバッグ、パスポート、文庫本、そしてペットボトルや折りたたみ傘まで余裕で全部入ります。ファスナー付きで中身が見えにくく、安全に持ち歩けるのも安心です。

実際に旅行中も、バッグの軽さと収納力のおかげでストレスを感じることはほとんどなく、防犯と快適さを両立できるバッグとして非常に満足しています。

パリ観光で実践すべきスリ対策・カバンの備え

ここでは下記について解説します。

  • パリはなぜスリが多い?その理由と背景
  • 服装で差がつく!スリに狙われにくい着こなし術【3選】
  • スマホは最大の標的!フランスでの安全な持ち歩き方
  • 私が実際にやった7つの防犯対策
  • 観光・メトロ・レストラン別に注意すべき瞬間
  • 緊急時の対応マニュアル
  • パリで避けたほうがいい区はどこ?
  • パリ観光のスリ対策やカバンの選び方まとめ

パリはなぜスリが多い?その理由と背景

パリは観光客にとって魅力的な街ですが、同時にスリの被害も多い都市として知られています。なぜスリが多いのか、その背景を知っておくことは、観光中の防犯意識を高めるために大切です。

観光客が集中する街だから
ルーブル美術館、エッフェル塔、モンマルトルなど、多くの観光名所が密集するパリでは、常に観光客が行き交っています。スリにとって、混雑した観光地はターゲットが多く狙いやすい環境です。

公共交通機関がスリの温床になりやすい
パリの地下鉄やバス、駅構内は日常的に人が混雑しています。人混みの中では、気づかないうちにバッグやポケットに手を入れられるケースが多く、スリ被害が発生しやすくなります。

旅行者は警戒心が緩みやすい
初めて訪れる場所では、景色や写真に夢中になり、周囲への注意がおろそかになりがちです。この「油断」をスリは狙います。特に地図やスマホを手に持ちながら歩く観光客は、標的になりやすい傾向があります。

スリの手口が巧妙になっている
パリではスリの手口が非常に巧妙で、グループで連携したり、注意を引く方法で気をそらしたりすることがあります。単純にバッグを奪うだけでなく、わずかな隙を狙うプロフェッショナルな手口が存在します。

観光産業と治安のバランス
パリは観光収入が街の大きな経済要素であるため、観光客への利便性を優先する一方、スリ対策が完全には行き届かない場合があります。その結果、観光スポット周辺ではスリが一定数存在する状況になっています。

服装で差がつく!スリに狙われにくい着こなし術【3選】

パリでの観光中、バッグだけでなく服装もスリ対策の重要なポイントになります。目立つ服やバッグの持ち方は、知らず知らずのうちに「狙いやすい観光客」としてスリに印象づけてしまうことがあります。ここでは、服装で差がつく安全な着こなし術を紹介します。

  1. 派手なブランドロゴや高級アクセは控える
    大きなブランドロゴや華美なアクセサリーは、スリに「高価なものを持っている」とアピールしてしまいます。服や小物はシンプルで控えめなものを選ぶと、安全性がぐっと高まります。

  2. 靴や小物で動きやすさも意識
    スリに遭った場合、すぐに状況を察知して移動できるよう、歩きやすい靴と軽装がベターです。混雑した場所でも素早く動ける服装は、防犯意識の一環としても重要です。

  3. 観光地ごとに服装を工夫
    人気の観光スポットでは、混雑や人の流れが激しくなるため、目立たない色の服がおすすめです。逆に、空いているエリアでは少し自由度を持たせても良いでしょう。

服装でもスリ対策を意識するだけで、狙われるリスクを大幅に減らせます。派手さを控えつつ、TPOに合った着こなしや工夫を意識することが、パリ観光を楽しむための秘訣です。

スマホは最大の標的!フランスでの安全な持ち歩き方

パリをはじめとするフランスの都市部では、スマホは観光客にとって最も狙われやすいアイテムのひとつです。

地図を見たり写真を撮ったりと、つい手に持ちっぱなしになりがちですが、スリにとっては格好のターゲットになってしまいます。実際、地下鉄などでスマホを操作しているところを奪われるケースも少なくありません。

安全に持ち歩くためには、まずスマホを目立たせないことが大切です。混雑した地下鉄や観光地では、片手で操作するよりも、バッグやポケットの中にしっかりしまい、必要なときだけ取り出す習慣をつけましょう。

スマホを取り出す必要がある場合は、短時間で済ませられるよう工夫すると、狙われるリスクを減らせます。写真を撮ったり地図を確認したりする際は、必ず周囲の状況に注意を払いましょう。

私が実際にやった7つの防犯対策

スリの被害にあわないために、私も海外旅行中はいくつかの対策を実践しています。どれも特別な道具は必要なく、ちょっとした工夫で安全性を高められる方法です。

ここでは、実際にやってみて役立った7つのポイントを紹介します。

①ファスナーにロック用カラビナをつける

ファスナーがむき出しで簡単に開閉できる状態だと、気づかないうちに中身を抜き取られてしまいます。しかし、ファスナー同士をカラビナで留めておけば、わざわざ外さない限り開けられません。

②100円ショップの財布を使う

高価な財布は狙われやすいため、旅行中は100ショップで購入した財布を使っています。万が一盗まれてもダメージが少なく安心です。

③財布をチェーンでカバンに固定

財布とカバンをチェーンで固定しておくと、スリが抜き取ろうとしても簡単には取れません。体に密着したバッグと組み合わせるとさらに安全です。

④ダミー財布を用意

現地に暮らすフランス人からのすすめもあり、万が一スリに遭った時のためのダミー財布を用意しました。中には少額の現金や古いカードだけ入れておくと、被害を最小限に抑えられます。

⑤現金は最小限に分散

現金は一か所にまとめず、バッグの内ポケットやポーチなどに分散して持ちました。こうすることで、全財産を失うリスクを減らせます。

⑥スキミング防止カードケース

クレジットカードやICカードはスキミング防止のケースに入れて持ち歩きました。電車やレストランなどで無意識に近くに人がいても、情報を読み取られる心配が少なくなります。

⑦スマホはストラップ必須

スマホは手からすり抜けやすいため、手首にかけられるストラップを使用しました。撮影や地図確認のときも、手元から落ちる心配がありません。

観光・メトロ・レストラン別に注意すべき瞬間

スリはどこにでも潜んでいますが、特に狙われやすい「瞬間」があります。観光、メトロ、レストランとシーンごとに注意ポイントを押さえておきましょう。

観光地での注意ポイント

写真撮影や景色に夢中になっているとき
エッフェル塔やルーヴル美術館など、観光客で賑わう場所では、周囲の人に注意が向きにくくなります。バッグは前に抱えるようにし、スマホや財布は手元でしっかり持ちましょう。

地図やガイドブックを広げているとき
地図を広げて道を確認している瞬間は、スリにとって絶好のタイミングです。小さなバッグに必要なものだけ入れる、またはスマホの地図アプリを使い、バッグは前に持つようにしましょう。

メトロ・バスなどの公共交通での注意ポイント

混雑時の人混みに紛れる瞬間
朝夕のラッシュや観光地へ向かう時間帯は、混雑に紛れて、後ろからカバンに手を入れられる危険があります。リュックは前に抱える、肩掛けバッグは斜め掛けにして体に密着させましょう。

停車駅での乗り降りの瞬間
ドアの開閉で人が押し合うタイミングは、スリが動きやすい状況です。貴重品はバッグの奥の方に入れ、手で触れられない位置にしまうことが大切です。

レストラン・カフェでの注意ポイント

テーブル下や椅子にバッグを置く瞬間
カフェやレストランで椅子に掛けたり、テーブル下に置いたバッグは、簡単に抜き取られてしまう可能性があります。バッグは常に膝の上、または体に密着させるように持つと安心です。

注文や会計で手が離れたとき
レジで支払いをしているときや料理を待っている間も注意が必要です。財布やスマホは手元に置き、目を離さないようにしましょう。

緊急時の対応マニュアル

どれだけ注意しても、スリにあってしまう可能性はゼロではありません。

万が一パリでスリにあってしまった場合、被害を最小限に抑える鍵は、慌てず冷静に行動することです。以下のフローに沿って対応しましょう。

ステップ1|安全な場所へ移動

  • 周囲に人が多い場所や観光客の少ない路地では、まず安全な場所に移動します。
  • その場で追いかけたりせず、身の安全を最優先に。

ステップ2|被害内容を確認

  • 財布、スマホ、パスポートなど、何が盗まれたかを確認します。
  • 持ち物リストや写真があると、後の手続きがスムーズです。

ステップ3|警察に届け出

  • 最寄りの警察署(Commissariat de Police)へ行く、もしくは電話(17番)で警察を呼びます。
  • 警察で盗難証明(déclaration de vol)をもらうと、保険申請やクレジットカード停止に必要です。

ステップ4|クレジットカード・銀行カードの停止

  • 紛失や盗難に気づいたら、すぐにカード会社に連絡して利用停止手続きを行います。
  • 海外からの場合は、カード裏面の緊急連絡先に電話するのが確実です。(念の為、連絡先は事前にメモしておきましょう。)

ステップ5|パスポート・ビザの対応

  • パスポートを盗まれた場合は、最寄りの日本大使館・領事館に連絡します。
  • 一時的な渡航証明書(緊急パスポート)を発行してもらえることがあります。

ステップ6|旅行保険の申請準備

  • 盗難証明や警察署のレポート、購入証明があると、保険会社への申請がスムーズです。
  • 写真やレシート、被害状況のメモをまとめておくと安心です。

ステップ7|冷静に行動を振り返る

  • 同じミスを繰り返さないために、防犯対策を見直します。
  • バッグの持ち方、貴重品の管理方法を再確認しましょう。

パリで避けたほうがいい区はどこ?

パリを訪れるときは「安全面」も意識して街歩きしたいものです。パリ全体は比較的安全ですが、観光客が狙われやすい地域もあります。スリや置き引きが報告されやすい区を知っておきましょう。

治安が不安定な地域がある東側の区

パリの東側、特に18区(モンマルトル周辺の一部)や19区、20区は、観光地の外側に入ると治安が不安定になることがあります。昼間は活気がありますが、暗くなると人通りが少なくなる路地があり注意が必要です。

観光客が集まる有名スポット周辺

  • ルーブル美術館(1区)
  • オペラ地区(9区)
  • シャンゼリゼ通り(8区)

比較的昼間は安全ですが、混雑した地下鉄駅や人混みの中でスリが活動しやすいエリアとされています。観光中は、バッグから目を離さないようにしましょう。

夜間に人気の少ない路地が多い区

観光であまり行かない10区や12区の一部は、人通りが少ない場所があります。特に夜歩きする場合は、明るく賑やかな大通りを選ぶようにしましょう。

≫治安についての記事はこちら

パリ観光のスリ対策やカバンの選び方まとめ

パリ観光を思い切り楽しむなら、スリ対策は必須です。

リュックよりも肩掛けや斜め掛けタイプのカバンを選び、身体にぴったり密着させて持つのが基本です。合わせて服装やスマホの持ち方も工夫をすることで、盗難被害にあうリスクを大きく減らせます。

あらかじめ避けた方がいいエリアや、もし万が一スリにあった場合の対応策を知っておくと、より安心して過ごせるでしょう。

この記事で紹介したカバン選びのポイントや防犯テクニックを参考に、準備をしっかり整えれば、安全に、そしてストレスなくパリ観光を満喫できますよ!

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