【パリ】12月の旅行ガイド:気候・服装・イベント・観光モデルコース

パリ旅行
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煌びやかなイルミネーションに包まれる12月のパリは、一年の中でもひときわ美しい季節です。街角にはクリスマスマーケットが並び、エッフェル塔やシャンゼリゼ通りはまばゆい光で彩られます。

ただし、この時期のパリは冷え込みが厳しく、日照時間も短め。快適に過ごすためには、服装や観光プランをしっかり準備しておくことが大切です。

本記事では、12月のパリ旅行をより楽しむために知っておきたい気候や服装のポイント、おすすめの観光スポット、季節のグルメやイベントなどを詳しく紹介します。澄んだ空気の中で輝く冬のパリは、他の季節とはまた違う魅力がありますよ。

ぜひ最後まで読んで、あなたのパリ旅の参考にしてくださいね。

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記事のポイント
  • 12月のパリはしっかりした防寒対策が必要
  • イルミネーションが街中を彩りロマンチック
  • クリスマスや大晦日など特別な催しが多数
  • ストラスブールへの小旅行もおすすめ
Rié
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パリの12月を楽しむ:気候・服装・観光

ここでは下記について解説します。

  • 12月のパリの気候や天気
  • 冬のパリにおすすめの服装や持ち物(防寒対策)
  • 冬の観光モデルコース(3日間の例)
  • 雨・雪の日でも楽しめる室内スポット

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12月のパリの気候や天気

12月のパリは、本格的な冬の寒さが訪れる季節です。

日中の気温は日本の晩秋〜初冬のように肌寒く、朝晩は特に冷え込みます。街を歩くと北風が身に染みることもあるため、防寒対策は必須です。日照時間が短く、夕方には薄暗くなり始めるため、観光の計画を立てる際は昼間の時間を有効に使うことがポイントです。

気温や降水の状況を事前に把握しておくと、服装や観光プランの調整もスムーズになります。まずは、12月のパリの平均気温や最高・最低気温を見ていきましょう。

平均気温・最高/最低気温

12月のパリの平均気温はおおむね5〜7℃前後で、日中の最高気温は7〜10℃、朝晩の最低気温は0〜3℃ほどです。日中でもコートや厚手のニットが必要な寒さで、朝晩は手袋やマフラーなしでは肌が冷たく感じるでしょう。

冬のパリは日本の冬ほど極端に冷え込むことは少ないものの、湿度が高く風も強いため、体感温度は実際の気温より低く感じることがあります。そのため、防寒対策はしっかりと準備しておくことが大切です。

12月の気温 平均 最高 最低
5〜7℃ 7〜10℃ 0〜3℃

次に、降水状況を確認しておくと、観光プランを立てる際により安心です。続いて、12月のパリにおける雨や雪の降水量と降る確率を見ていきましょう。

雪・雨の降水量と降る確率

12月のパリは、冬らしい湿った天気の日が多く、雨や雪への備えが必要です。降水量は月平均で約50mm前後で、雨や雪が降る日はおよそ12日ほど。降水確率は40%前後とされています。

雪が積もることはまれで、長く残ることは少なく、雨の日の方が圧倒的に多いです。降雨はしとしとと降ることが多いため、傘や防水加工のコートがあると安心です。また、湿度が高く北風が吹く日には、実際の気温よりも体感温度がぐっと低く感じられるため、防寒対策はしっかり行うことが大切です。

12月の日没時間と日照時間

12月のパリは日没が早く、冬らしく日照時間も短くなります。一般的に午後4時ごろに日が暮れ始め、夕方には街全体が薄暗くなります。日中の明るい時間はおよそ2〜3時間ほどと短く、曇りや雨の日はさらに暗く感じることもあります。

そのため、観光の計画を立てる際は、昼間の時間を有効に使うことが大切です。美術館や観光名所を巡る場合は、午前中から午後の早い時間に回ることで、暗くなる前に外観の景色や街歩きも楽しめます。

日没後は、街のイルミネーションが美しく輝く時間になるので、夜の観光も計画に取り入れると、冬のパリならではの魅力を満喫できますよ。

次は、こうした冬のパリを快適に過ごすための 服装や持ち物(防寒対策) について解説していきます。

冬のパリにおすすめの服装や持ち物(防寒対策)

寒さが本格化する冬のパリでは、日中でもコートが手放せません。特に朝晩の冷え込みは厳しく、観光を快適に楽しむにはしっかりとした防寒対策が欠かせません。

まずは、冬のパリ観光におすすめの服装のポイントから見ていきましょう。

服装のポイント

  • 厚手のコートやダウンジャケット
    冬のパリでは、風を通さず暖かい素材のコートが基本です。丈が長めのコートなら、脚までしっかり防寒できます。
  • ニットやセーターの重ね着
    室内は暖房が効いているため、脱ぎ着しやすい服装が便利です。薄手のシャツやインナーに厚手のニットを重ねると、室内外で温度調整しやすくなります。
  • ロングパンツや防寒タイツ
    寒さ対策として、足元は暖かくしておくことが大切です。女性はタイツやレギンスを重ねるとさらに安心です。
  • 防寒性のある歩きやすい靴
    パリの街は石畳や坂道が多く、滑りやすい日もあります。防水加工がある靴や、底が厚めのブーツがおすすめです。

小物・持ち物のポイント

  • 手袋、マフラー、帽子
    手や首、耳など寒さを感じやすい部分をしっかり守りましょう。手袋はスマホ操作ができるタイプだと便利です。
  • 折りたたみ傘やレインコート
    12月は雨の日も多く、雪が降ることもあります。コンパクトな折りたたみ傘や防水ジャケットを持っておくと安心です。
  • カイロや防寒インナー
    特に冷え性の方は、貼るタイプのカイロや薄手の防寒インナーを活用すると快適に過ごせます。
  • リュックやトートバッグ
    屋内外の温度差で脱いだコートやニットを収納できるバッグがあると便利です。

💡冬の観光での服装の工夫
①美術館やレストランでは暖房が効いているため、コートを脱いだときに快適な服装を選ぶ
②夕方以降はイルミネーション観賞など外に出る機会が増えるため、夜の冷え込みを想定して着込む
③歩きやすく、かつ防寒性のある靴で長時間の街歩きを楽しむ

寒さが厳しい一方、クリスマスマーケットやイルミネーションがパリの街を美しく彩る季節です。しっかり防寒を意識すれば、寒さを気にせず快適に観光を楽しむことができますよ!

冬の観光モデルコース(3日間の例)

12月のパリは日照時間が短く、午後4時ごろには薄暗くなります。そのため、観光プランは 午前中に屋外スポットや美術館を回り、午後は室内やイルミネーションを楽しむ のがおすすめです。

ここでは、初めてパリを訪れる方向けに、3日間のモデルコースを紹介します。

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1日目:定番観光とイルミネーション散策

  • 午前:ルーヴル美術館で世界的名作を鑑賞(約3〜4時間)
    モナ・リザやミロのヴィーナスなど、必見の作品をチェック
    冬は比較的人が少なく、ゆっくり見学できる日も

  • 昼食:美術館近くのレストランでビストロ料理を楽しむ

  • 午後:セーヌ川沿いを散策し、ノートルダム大聖堂やサント・シャペルを見学(約1〜2時間)

  • 夕方〜夜:シャンゼリゼ通りやコンコルド広場のクリスマスイルミネーションを散策
    防寒のため、厚手コートと手袋、マフラーは必須
    温かいホットチョコレートやホットワインを片手に歩くのも冬ならではの楽しみ

2日目:アートとショッピングを満喫

  • 午前:オルセー美術館で印象派の名作を鑑賞(約2〜3時間)
    モネやルノワールの絵画をゆっくり鑑賞
    屋内なので寒さを気にせず楽しめる

  • 昼食:美術館近くのカフェで軽食やスイーツ、温かい飲み物を

  • 午後:ギャラリー・ラファイエットやプランタンでショッピング(約3時間)
    冬季限定のクリスマスデコレーションを楽しめる
    ウィンドウショッピングだけでも十分楽しめる

  • 夜:オペラ・ガルニエでオペラやバレエ鑑賞(事前予約がおすすめ)
    冬の夜を優雅に過ごすにはぴったり
    観劇の前後にカフェで軽く食事も可能

3日目:モンマルトル散策とヴェルサイユ

  1. 午前:モンマルトルの丘とサクレ・クール寺院を観光(約3時間)
    石畳の坂道やカフェの雰囲気も冬ならではの趣

  2. 昼食:モンマルトルのレストランやカフェでランチ

  3. 午後:ヴェルサイユ宮殿へ日帰り観光(パリ中心部から電車で約30〜40分)
    宮殿の豪華な内装や庭園を散策
    冬は観光客が比較的少なく、ゆっくり見学可能

  4. 夜:パリに戻り、ホテル周辺で軽く散策

メトロ(地下鉄)の乗り方やチケット料金に関してなどは、下記の記事をご覧ください。

雨・雪の日でも楽しめる室内スポット

冬のパリは雨や雪の日も多く、外出時には寒さと湿気の両方に備える必要があります。

そんな日でも楽しめるのが、屋内での観光スポットです。美術館や歴史的建物、百貨店など、冬ならではの魅力を感じながら快適に過ごせます。

ルーヴル美術館

ルーヴル美術館は、パリを代表する観光名所であり、世界最大級の美術館です。美術史に名を残す名作の数々を所蔵しており、「モナ・リザ」「ミロのヴィーナス」「サモトラケのニケ」など、誰もが一度は見たい作品が揃っています。

館内は非常に広く、建物自体も歴史的建築としての魅力にあふれています。彫刻や装飾の細部に至るまで楽しめるため、時間をかけてゆったり鑑賞するのがおすすめです。冬の寒い日でも屋内でゆったりと芸術鑑賞ができ、外の寒さや雨を気にせず楽しめます。

また、館内にはカフェや休憩スペースも多く、歩き疲れた際も温かい飲み物を片手にリラックスできます。

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名称 ルーヴル美術館
フランス語表記 Musée du Louvre
営業時間 月・木・土・日曜日:9:00-18:00
水・金曜日:9:00-21:45
定休日 火曜日
料金(一般) 22,00ユーロ
所要時間 約3〜4時間(興味が深い場合は半日〜)
アクセス Musée du Louvre, 75001 Paris 📍マップ
最寄り駅 メトロ1、7号線 パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーヴル(Palais Royal – Musée du Louvre)駅
ホームページ 公式サイト

オルセー美術館

オルセー美術館は、印象派やポスト印象派の傑作を集めた美術館として有名です。モネ、ルノワール、ゴッホ、ドガなど、19世紀後半から20世紀初頭の名画を間近で鑑賞できるため、絵画好きはもちろん、初めての方にもおすすめです。

かつての駅舎を改装した館内は天井が高く開放感があり、建物自体の美しいアーチや装飾も楽しめます。冬でも暖かく快適に過ごせるほか、館内にはカフェもあり、ホットチョコレートを飲みながらゆったり休憩できるので、寒い日でも無理なく観光を続けられます。

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名称 オルセー美術館
フランス語表記 Musée d’Orsay
営業時間 火・水・金〜日曜日:9:30-18:00
木曜日:9:30-21:45
定休日 月曜日
料金(一般) 16,00ユーロ
所要時間 約2〜3時間
アクセス Esplanade Valéry Giscard d’Estaing, 75007 Paris 📍マップ
最寄り駅 メトロ12号線 ソルフェリーノ(Solférino)駅
RER C線 ミュゼ・ドルセー(Musée d’Orsay)駅
ホームページ 公式サイト

サント・シャペル

サント・シャペルは、パリのシテ島にある小さなゴシック建築の教会で、13世紀に建てられた歴史的建造物です。

特に魅力的なのは、窓一面に描かれた色鮮やかなステンドグラスで、聖書の物語が光を通して幻想的に輝きます。冬の曇り空の日でも、その美しい光景は室内を温かく包み込み、訪れる人の心を和ませます。

建物自体は小規模ですが、細部にわたる彫刻や装飾の精巧さは圧巻で、観光客を飽きさせません。

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名称 サント・シャペル
フランス語表記 Sainte-Chapelle
営業時間 4月〜9月:9:00-19:00
10月〜3月:9:00-17:00
定休日 なし
料金(一般) 13,00〜19,00ユーロ(日によって変動)
所要時間 約1時間
アクセス 10 Boulevard du Palais, 75001 Paris  📍マップ
最寄り駅 メトロ4号線 シテ(Cité)駅
ホームページ 公式サイト

オペラ座(ガルニエ宮)

オペラ座(ガルニエ宮)は19世紀に建てられた歴史的建築で、豪華な大階段やシャンデリア、天井画、細部までこだわられた装飾など、見どころが豊富です。館内見学では、オペラ座の歴史や建築美を間近に体感でき、天候を気にせず屋内でゆったりと観光を楽しめます。

オペラやバレエの公演も行われており、観劇を通じて文化的な体験もできます。人気の公演はすぐにチケットが売り切れてしまうので、かならず早めに予約しましょう。

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名称 オペラ座(ガルニエ宮)
フランス語表記 Palais Garnier
営業時間 10:00-17:00(夏季は10:00-18:00)
※ただし日中の公演と臨時休館日は除く
定休日 なし
料金(一般) 15,00ユーロ、観劇は演目による
所要時間 館内見学は約1〜2時間、観劇は公演時間による
アクセス Place de l’Opéra, 75009 Paris 📍マップ
最寄り駅 メトロ3、7、8号線 オペラ(Opéra)駅など
ホームページ 公式サイト

ギャラリー・ラファイエットやプランタン

毎年クリスマスが近づくと、パリを代表する百貨店「ギャラリー・ラファイエット」や「プランタン」には季節限定の華やかなデコレーションが施され、街全体がきらめきに包まれます。その美しさは多くの観光客を魅了し、冬のパリの風物詩として有名です。

広い館内でショッピングを楽しむのはもちろん、芸術的な建築や装飾を眺めるだけでも十分に見応えがあります。フロアによっては、ホットワインや冬季限定スイーツを味わえるカフェもあるので、街歩きの合間の休憩にもぴったりです。

観光・グルメ・ショッピング、そして冬のパリの魅力をすべて堪能できるスポットです。

名称 ギャラリー・ラファイエット
フランス語表記 Galeries Lafayette Haussmann
営業時間 10:00-20:30(日曜日は11:00-20:00)
定休日 なし
料金(一般)
所要時間 目的によって1〜3時間
アクセス 40 Boulevard Haussmann, 75009 Paris 📍マップ
最寄り駅 メトロ7、9号線 ショセ・ダンタン・ラ・ファイエット(Chaussée d’Antin-La Fayette)駅など
ホームページ 公式サイト
名称 プランタン
フランス語表記 Printemps Haussmann
営業時間 10:00-20:00(日曜日は11:00-20:00)
定休日 なし
料金(一般)
所要時間 目的によって1〜3時間
アクセス 64 Boulevard Haussmann, 75009 Paris 📍マップ
最寄り駅 メトロ3、9号線 アーヴル=コーマルタン(Havre–Caumartin)駅など
ホームページ 公式サイト

パリ 12月のイベント・グルメ・宿泊

ここでは下記について解説します。

  • 12月ならではのイベント
  • 冬のグルメ
  • おすすめの宿泊エリア
  • ホテル選びのコツ
  • ホテル検索・予約に便利なサイト
  • ストラスブールへ小旅行も◎
  • パリ 12月の観光まとめ

12月ならではのイベント

12月のパリは街全体がクリスマスムードに包まれ、1年で最も華やかな季節を迎えます。イルミネーションが輝き、ホットワインの香りや心地よい音楽が漂う街角では、この時期ならではの特別なイベントが多く開催されます。

ここでは、そんな冬のパリで楽しめる人気イベントを紹介します。

屋外アイススケートリンク(Patinoires en plein air)

冬の風物詩といえば、期間限定で登場する屋外アイススケートリンク。市庁舎(オテル・ド・ヴィル)前をはじめ、エッフェル塔の近くなど、市内各所でスケートを楽しめます。
リンクの周囲にはホットチョコレートやクレープを販売するスタンドもあり、観光の合間のちょっとした休憩にもぴったり。
寒い冬でも地元の人々や観光客の笑顔であふれる、心温まるパリの冬の風景が広がります。

開催時期:11月下旬〜翌年1月頃まで(場所により異なる)
場所:オテル・ド・ヴィル前、エッフェル塔、トロカデロ広場など
公式サイト:各施設による

オペラ『くるみ割り人形』(Casse-Noisette)

クリスマスの定番といえば、チャイコフスキー作曲のバレエ『くるみ割り人形』です。12月のパリでは、オペラ座(ガルニエ宮)などの会場で華やかに上演されます。
美しい舞台装置や色とりどりの衣装、幻想的な音楽が織りなす世界はまさに夢のよう。子どもから大人まで感動できる冬の名作で、思い出に残る夜を過ごしましょう。バレエが初めての方でも楽しめますよ。

開催時期:12月上旬〜クリスマス前後
場所:オペラ座(ガルニエ宮)、オペラ・バスティーユなど
公式サイトhttps://www.operadeparis.fr/

大晦日(ニューイヤーズ・イブ)(Réveillon du Nouvel An)

1年の締めくくりとなる大晦日は、パリの街全体が祝祭ムードに包まれます。シャンゼリゼ通りでは、華やかなイルミネーションや光のショーが行われ、23時を過ぎるころには多くの人々が街頭に集まってカウントダウンを楽しみます。
エッフェル塔のライトアップとともに迎える新年の瞬間は、まさに一生に一度の体験に!
静かに過ごしたい人には、ノートルダム大聖堂やラ・マドレーヌ教会で開かれるクラシックコンサートもおすすめです。

開催期間:12月31日
場所:シャンゼリゼ通り、エッフェル塔周辺、各教会 など
公式サイト:各施設による

クリスマスマーケットと見どころ

この時期のフランスでは、あちこちにクリスマスマーケットが登場し、ヨーロッパならではの華やかな雰囲気を楽しめます。木製の小屋が並ぶマルシェでは、クラフト雑貨やクリスマス飾り、プレッツェルやホットココアなどが販売され、見て回るだけでもワクワクします。

代表的なマーケット

  • シャンゼリゼ通り
    イルミネーションと共に楽しめる、パリ中心部最大級のマーケット。
  • サン・ジェルマン・デ・プレ地区
    落ち着いた雰囲気で、手作り雑貨やグルメが充実。
  • モンパルナス駅周辺
    食べ歩きに最適なホットワインやチョコレートが人気。

見どころポイント

  • 欧風屋台の温かみあるデザインや、手作り雑貨のかわいらしさ
  • 冬季限定のホットワインやスイーツを片手に歩く冬の街歩き
  • クリスマスツリーやイルミネーションと合わせて写真撮影も楽しめる

寒い冬の日でも、マーケットの灯りと賑わいに包まれると心が温まります。お土産探しやカフェ代わりに立ち寄るのにも最適ですよ。

イルミネーションスポット

12月は、街全体がロマンティックな雰囲気に包まれる季節です。夜になると、通り沿いや観光スポットは美しいイルミネーションの輝きがあふれます。

クリスマスマーケットと組み合わせれば、昼はマーケット、夜はイルミネーションと、1日中冬のパリを満喫できますよ。

代表的なイルミネーションスポット

  • シャンゼリゼ通り
    パリで最も有名なイルミネーションのスポット。クリスマスシーズンには木々がライトアップされ、通り全体が幻想的に輝きます。
  • オペラ座周辺
    デパートのウィンドウディスプレイとイルミネーションが見事に調和しています。
  • エッフェル塔
    毎晩きらめくライトショーやシャンパンフラッシュが冬の夜空を彩ります。
  • モンマルトルの丘
    丘の上からパリ市街を見渡すと、夜景が一望できる有名スポット。

楽しみ方のポイント

  • 夕方から夜にかけて訪れると、街灯やライトが輝いて写真映えも抜群
  • ホットドリンク片手に散策すれば、身体の中からも温められる
  • 雨や雪の日はライトの反射で、いつもと違った幻想的な景色を楽しめる

冬のグルメ

旅の醍醐味といえば、やはりご当地グルメ!

せっかく12月にパリを訪れるのなら、寒さを忘れさせてくれる温かい料理や、ほっと心が和むスイーツやドリンクなど、季節ならではの味覚を楽しみましょう。

ブフ・ブルギニヨン(Boeuf Bourguignon)

フランスの冬の定番料理で、赤ワインでじっくり煮込んだ牛肉と野菜が特徴です。お肉はほろほろに柔らかく、濃厚なソースがパンやマッシュポテトと相性抜群。
冬の寒い日にビストロで味わえば、体も心も温まります。

オニオン・グラタン・スープ(Soupe à l’oignon gratinée)

玉ねぎをじっくり炒めた甘みたっぷりのスープに、パンとチーズをのせてオーブンで焼き上げた、フレンチ定番のスープ。熱々のチーズがとろりと溶けて、体を芯から温めてくれます。
冬限定メニューではありませんが、寒い季節は特に食べたくなります。

ポトフ (Pot-au-feu)

牛肉や鶏肉、根菜類を長時間煮込んだフランスの家庭料理。具材から出る旨味が染みたスープは、体が冷えたときに最高のごちそうです。
冬季のビストロやレストランでよく提供され、素朴ながらも心温まる味わいが魅力です。

ショコラ・ショー(Chocolat Chaud)

濃厚なホットチョコレートは、冬の定番ドリンク。甘さ控えめや濃厚タイプなど店ごとに個性があり、ふわふわの泡や生クリームをトッピングしたものも人気です。
アンジェリーナカレットなど老舗のサロン・ド・テでは、通年で愛されているメニューです。

ヴァン・ショー(Vin Chaud)

赤ワインにシナモンやクローブ、オレンジなどの香りを加えて温めた冬のアルコールドリンク。クリスマスマーケットでは、寒い中でも手が冷えないようカップで提供され、歩きながら楽しめます。

ブッシュ・ド・ノエル(Bûche de Noël)

日本でも知られているクリスマス限定のケーキで、薪(Bûche)を模したロールケーキがベースになっています。チョコレートやクリームで飾られ、見た目も華やかです。
パリのパティスリーでは、伝統的な味からビジュアルにもとことんこだわったアレンジ版まで幅広く楽しめます。

おすすめの宿泊エリア

パリでの滞在をより快適にするには、観光スポットへのアクセスや街の雰囲気に合った宿泊エリア選びが重要です。効率よく観光できる立地に滞在することで、移動の負担を減らせます。

ここでは、初めてのパリ旅行でも安心して泊まれる、人気の宿泊エリアを4つ紹介します。

🏨オペラ地区・ルーヴル地区

オペラ座やルーヴル美術館周辺のこのエリアは、観光の拠点として非常に便利です。
地下鉄やバスのアクセスが良く、ルーヴル美術館やガルニエ宮(オペラ座)など、徒歩圏内で主要スポットを回れるのが魅力です。カフェやレストランも豊富で、雨の日でも屋内で快適に過ごせます。
ショッピングが好きな方にも、ギャラリー・ラファイエットなどの百貨店が近くおすすめです。

おすすめホテルを知りたい方はこちら
≫オペラ地区 ≫ルーヴル地区

🏨シャンゼリゼ通り周辺

パリで最も華やかな通りのひとつ、シャンゼリゼ通り沿いの宿泊は、観光とショッピング、夜景を楽しむのに最適です。
エトワール凱旋門やコンコルド広場、エッフェル塔も徒歩圏内で、通り沿いのカフェやレストランでパリらしい雰囲気を堪能できます。
イルミネーションの季節には、夜の散策も楽しめる便利なエリアです。

おすすめホテルを知りたい方はこちら
≫シャンゼリゼ通り周辺

🏨サンジェルマン・デ・プレ地区

セーヌ川左岸に位置するサンジェルマン・デ・プレ地区は、パリらしい落ち着いた雰囲気の街並みとカフェ文化を楽しめるエリアです。
アンティークショップや老舗カフェ、美術館などが点在し、散策自体が観光になるのが魅力。少し静かで落ち着いた滞在を希望する方におすすめです。
地下鉄を使った主要観光地へのアクセスも簡単で、便利さと趣のある雰囲気を両立できます。

おすすめホテルを知りたい方はこちら
≫サンジェルマン・デ・プレ地区

🏨マレ地区

マレ地区は、歴史的な建物が立ち並ぶ個性的でおしゃれなエリアです。ブティックやギャラリー、カフェが点在し、歩くだけでパリらしい街歩きを楽しめます。
ピカソ美術館やカルナヴァレ美術館なども徒歩圏内にあり、文化的な滞在にもぴったりです。
観光客が多いながらも治安は比較的良く、女性の一人旅でも安心して宿泊できるエリアとして人気です。

おすすめホテルを知りたい方はこちら
≫マレ地区

ホテル探しの5つのコツ

特別な雰囲気に包まれる12月のパリは、イベントなどの影響もあり、人気のホテルは早めに埋まってしまうことも。

快適な滞在を楽しむためには、早めのホテル探しがカギとなります。以下のポイントを参考にして、あなたにぴったりの宿を見つけてくださいね。

1. 早めの予約が安心
12月はイベント(例:クリスマス、ニューイヤーなど)も多く、人気のホテルはすぐに満室になりがち。希望のエリアや価格帯のホテルを確保するためには、出発の1〜2か月前を目安に予約しておくのが理想的です。早割でお得に泊まれるケースもありますよ。

2.観光に便利な立地を選ぶ
限られた滞在時間を有効に使うには、アクセスのよさが重要です。おすすめは、メトロの駅から徒歩5分以内のホテルや、観光地に近いエリア(たとえばマレ地区、オペラ座周辺、サンジェルマン・デ・プレなど)。主要スポットへの移動がスムーズで、観光もショッピングも効率よく楽しめます。

3. 宿泊スタイルに合ったホテルを選ぶ
パリには高級ホテルからアパルトマンタイプ、ブティックホテルやバジェットホテルまで多彩な選択肢があります。一人旅で気軽に泊まりたい人、家族で広めの部屋が必要な人、ロマンチックな雰囲気を求めるカップルなど、自分の旅の目的やスタイルに合ったホテルを選ぶことが大切です。

4. 口コミをチェック
写真や公式サイトだけではわからないリアルな情報は、口コミが頼りになります。予約サイト(AgodaBooking.comなど)で、清潔さ、スタッフの対応、周辺の治安などに関するレビューを確認しましょう。「朝食が美味しかった」「夜は静かでよく眠れた」など、実際に宿泊した人の声が参考になります。

5. 設備やサービスを事前に確認
シャワーだけでなくバスタブがあるか、エレベーターがあるか、Wi-Fiは無料かなど、設備やサービス内容も事前にチェックしましょう。特に秋は肌寒くなることもあるので、暖房の

ホテル検索・予約に便利なサイト

ホテル選びには情報が豊富な日本語予約サイトを使うとスムーズで便利です。写真やクチコミ、立地や設備などの確認もできます。

人気の予約サイト3社を下記に紹介しますので、お好きなサイトをご利用ください!

Agoda(アゴダ)

日本語でのサポートが充実しているため、日本人観光客にとっては使いやすいサイトです。特に東南アジアのホテルとの連携が強い会社ですが、パリのホテルも手頃な価格で探しやすいのが特徴です。
パリ市内だけでなく郊外のホテルも豊富に扱っていて、バジェットホテルから高級ホテルまで幅広い選択肢があります。

Booking.com(ブッキングドットコム)

世界最大のオンライン旅行代理店の一つで、パリのホテルに限らず、世界中の宿泊施設を網羅しています。口コミ評価も充実しており、ホテル選びの参考になります。
パリ市内中心部のホテルはもちろん、おしゃれなブティックホテルや歴史的な建物を利用したホテルなど、個性的な宿泊施設も多数取り扱っています。

Expedia(エクスペディア)

ホテルだけでなく、航空券やレンタカー、現地ツアーなども一括で予約できる総合的な旅行サイトです。パッケージツアーも充実しており、初めてパリを訪れる方におすすめです。
パリ市内だけでなく、周辺地域のホテルも幅広く扱っており、郊外での滞在も検討したい方におすすめです。

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ストラスブールへ小旅行も◎

パリから足を延ばすなら、アルザス地方の中心都市「ストラスブール」もおすすめ!パリとはまた違った雰囲気が広がります。特にクリスマスシーズンは、街全体がイルミネーションやデコレーションで彩られ、まるで絵本の中に迷い込んだような景色が広がります。

ストラスブールは「クリスマスマーケットの首都」とも呼ばれ、約450年以上の歴史を持つクリスマスマーケットが開催されます。伝統的な屋台では、地元のクラフト雑貨やアルザス名物を楽しむことができ、街歩きだけでも十分に満喫できます。

パリからストラスブールへは電車で約2時間半ほど。TGV(高速列車)を利用すれば日帰りも可能ですが、移動時間が長いため、せっかくなら1泊して、ゆっくり街を巡るとよいでしょう。

市内は徒歩でも観光しやすく、コンパクトながらも大聖堂、プティット・フランス地区、運河沿いの美しい街並みなど、見どころがぎゅっと詰まっています。ストラスブールのクリスマスの雰囲気は、パリの観光だけでは味わえない特別な体験になりますよ。

パリ 12月の観光まとめ

12月のパリは、ロマンチックで華やか、それでいて落ち着いた雰囲気が感じられる特別な季節です。気温は低くなりますが、街全体がまばゆい光に包まれ、寒ささえも旅の思い出の一部になるほど魅力的です。

日中は美術館やオペラ座など屋内観光を楽しみ、夜はイルミネーションやクリスマスマーケットで冬の魔法を満喫しましょう。ビストロで温かい料理を味わったり、ショコラ・ショーでひと息ついたりする時間も、冬のパリならではの幸せです。

寒さ対策をしっかりすれば、12月のパリ旅行はきっと最高の思い出になりますよ!

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  • GetYourGuide:レビューが豊富で、現地ツアーなど選択肢が多い

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