太陽がまぶしく輝き、街全体に活気が満ちる7月のパリは、観光にぴったりのベストシーズンのひとつ。カフェのテラス席には人々の笑顔があふれ、公園では思い思いの時間を過ごすパリジャンや観光客の姿が見られます。
そんな夏のパリを思いきり楽しむためには、事前の情報収集としっかりとした準備が欠かせません。
この記事では、7月のパリ旅行をもっと快適に、もっと充実させるために、気候やおすすめの服装、この時期ならではのイベント情報、人気の観光スポット、さらに短期・長期滞在別のモデルコース、ホテル選びのポイントまで、たっぷりとご紹介します。
ぜひ最後まで読んで、あなたの理想のパリ旅行に役立ててくださいね!
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- 7月のパリの気候を解説
- 観光に最適な服装や持ち物の提案
- イベントや観光スポットを紹介
- 観光モデルコースやホテル選びのコツも

当ブログは、パリが大好きなRiéが運営しています。
このサイトは「好きな人と好きな時間を楽しもう」をコンセプトに、フランス旅行の魅力をギュッと詰め込んだ情報ブログです。
パリ留学や多くの海外渡航経験をもとに、観光を楽しむためのヒントをお届けします!

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7月のパリ観光の基本情報

ここでは下記について解説します。
- 7月のパリは暑い?
- 7月のパリの気温や天気
- 服装やコーディネート
- 観光に必須の持ち物
- フランスのバカンスシーズン
- パリ旅行は何月がベストか?
- 何日あればパリを楽しめる?
7月のパリは暑い?

7月のパリは、日本の梅雨明け後のようにカラッとして、過ごしやすい暑さの日が多くなります。空気が乾いていて爽やかなので、日差しが強くても日陰に入るとスッと涼しさを感じます。
最高気温が30℃を超える日もありますが、日本のような蒸し暑さはあまりなく、屋外でも比較的快適に過ごせるのが特徴です。
とはいえ油断は禁物です。特に日中は太陽が高く、日差しがじりじりと強く感じられるうえ、アスファルトの照り返しも加わると、表示されている気温以上に暑く感じることがあります。長時間屋外を歩く際は、帽子やサングラス、水分補給などの対策が必要です。
一方、朝晩は気温がぐっと下がり、15℃前後まで冷え込むこともあります。特にセーヌ川沿いや、チュイルリー公園やリュクサンブール公園などの広々とした場所では、風が吹いて思った以上に肌寒く感じることがあります。薄手のカーディガンやストールなど、さっと羽織れるものを1枚持っていると安心です。
このように、一日の中でも気温差が大きく、服装選びに工夫が必要なのが7月のパリの気候の特徴です。観光や散策の際は、時間帯や場所によって感じ方が変わることを意識して、快適に過ごせる準備をしておきましょう。
7月のパリの気温や天気
7月のパリの平均気温はおおよそ20℃から25℃と、比較的過ごしやすい気候です。ただし日によって気温の変動が大きく、最高気温が30℃近くまで上がる暑い日もあれば、20℃を下回るような肌寒い日もあります。
天気は比較的晴れる日が多く、観光や街歩きに適した季節ですが、夏特有の突然の雷雨に見舞われることもあります。こうした雨は短時間で激しく降るのが特徴で、降った後には再び青空が広がることも少なくありません。日本の梅雨のように一日中しとしとと降り続けることはまれなので、折りたたみ傘やレインコートがあると安心です。

朝晩は少し肌寒く感じる日もあるので、重ね着できる服装がおすすめです。
日差しも強いので、帽子やサングラスもあるといいですね。
日本との大きな違いは湿度の低さにあります。日本の夏は高温多湿で、動かなくてもじっとりと汗ばむような蒸し暑さがありますが、パリの夏は空気が乾燥しているため、同じ気温でも比較的涼しく感じられます。汗をかいてもすぐに乾くため、不快感も少なく、日中の外出も快適に楽しめるでしょう。
空気が乾燥している分、紫外線の強さをより感じやすくなります。日差しも強いため、日焼け止めや帽子、サングラスなど、紫外線対策をしっかり行うことをおすすめします。
夏のパリは日照時間が長く、夜9時を過ぎてもまだ明るい日が多いのも魅力の一つです。夕方以降もカフェでのんびり過ごしたり、セーヌ川沿いを散歩したりと、昼間のような感覚で時間を楽しめます。旅のスケジュールにもゆとりを持って組みやすい季節です。
時間帯 | 気温の目安 | 服装のポイント |
朝 | 15〜18℃ | 羽織れる上着があると安心 |
昼 | 23〜27℃ | 半そでやワンピースが快適 |
夜 | 16〜20℃ | 薄手のカーディガンが便利 |
服装やコーディネート

7月のパリ観光では、日中の暑さ対策と朝晩の冷え込み対策、そして急な雨への備えが重要になります。おしゃれの都パリを楽しむために、機能性だけでなくデザイン性も考慮した服装を準備しましょう。
日中の服装
・トップス
半袖のTシャツ、ブラウス、カットソーなど、通気性の良い素材のものがおすすめです。明るい色や柄物を取り入れると、夏のパリの雰囲気に合います。
・ボトムス
スカート、ショートパンツ、クロップドパンツ、薄手のロングパンツなどが良いでしょう。動きやすさを考慮して、ストレッチ素材のものやゆったりとしたシルエットのものがおすすめです。
・ワンピース
一枚でコーディネートが決まるワンピースは、おしゃれで快適なのでおすすめです。リネン素材やコットン素材など、涼しい素材を選ぶと良いでしょう。
朝晩や雨の日のための備え
・羽織もの
薄手のカーディガン、ジャケット、ストールなどを一枚用意しておくと、気温の変化に対応できます。特に、レストランや美術館など、屋内施設は冷房が効いている場合があるので、重宝します。
・レインウェア
コンパクトに畳める軽量のウィンドブレーカーや、撥水加工のあるジャケットがあると、急な雨にも対応できます。おしゃれなデザインのものを選べば、雨の日でも気分が上がります。
足元
・スニーカー
長時間歩くことが多い観光には、履き慣れたスニーカーが最適です。クッション性があり、滑りにくいものを選びましょう。
・サンダル
暑い日にはサンダルも快適ですが、石畳の道や階段などが多いので、歩きやすいフラットなものがおすすめです。
おしゃれのヒント
・スカーフ
一枚のスカーフは、首元に巻いたり、バッグに付けたりするだけで、コーディネートのアクセントになります。
・アクセサリー
シンプルな装いに、存在感のあるアクセサリーをプラスすると、パリジェンヌのような洗練された雰囲気を演出できます。
・バッグ
観光スポット巡りの際、斜めがけできるコンパクトなバッグが便利です。おしゃれなデザインのものを選べば、コーディネートのポイントにもなります。
観光に必須の持ち物
7月のパリ観光をより快適で安全なものにするために、以下の持ち物は必ず準備しておきましょう。
- クレジットカード
- 日焼け止め
- 帽子
- サングラス
- 傘
旅の必需品やアイテムについて、もっと詳しく知りたい方はこちら
クレジットカード
パリでは多くのお店やレストラン、ホテルでクレジットカードが利用可能です。高額な支払いをする場合はもちろん、スーパーでのちょっとした買い物や地下鉄チケットなどの購入時にも便利です。
VISA(ビザ)、Mastercard(マスターカード)、American Express(アメリカンエクスプレス)など、さまざまなブランドが利用されています。海外利用の限度額や利用可能期間などは、旅行前に確認しておくようにしましょう。
当サイトでおすすめのクレジットカードは「エポスカード」です。下記のような特典が満載で、フランスだけでなく「海外旅行するなら絶対持っておきたい1枚」とも言われています。
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日焼け止め
7月のパリの日差しは非常に強いため、日焼け止めは肌を守るための必須アイテムです。SPF30以上、PA+++以上のものを選び、顔だけでなく、首、腕、足など、露出する部分にはこまめに塗り直しましょう。
持ち運びやすいスプレータイプや、手を汚さずに使えるスティックタイプも便利です。
帽子
直射日光を防ぎ熱中症対策にもなる帽子は、7月のパリ観光に欠かせません。つばの広い帽子を選ぶと、顔だけでなく首筋までしっかりと日差しから守ることができます。
おしゃれなデザインの帽子を選べば、コーディネートのアクセントにもなります。
サングラス
強い日差しから目を守るために、UVカット機能のあるサングラスを持参しましょう。紫外線は目の疲れの原因にもなるため、しっかりと対策することが大切です。ファッションアイテムとしても活用できます。
傘
7月は比較的雨が少ない時期ですが、急な雨に備えて折りたたみ傘を携帯しておくと安心です。軽量でコンパクトなものを選び、バッグに入れておくと、いざという時に役立ちます。
日傘としても利用できるUVカット機能付きのものもおすすめです。
フランスのバカンスシーズン

7月に入ると、フランス全体が本格的なバカンスシーズンに突入します。フランス人にとって夏休みは非常に重要な時期で、多くの人が国内外に旅行に出かけるため、パリも例外ではありません。
地元のパリジャンやパリジェンヌは夏の間、休暇を取って地方や海辺のリゾート地などに出かけることが多いです。そのため、普段は賑わっているパリの街も、地元の人々がいなくなると少し静かな雰囲気になります。
この時期には、個人経営の小さなお店やレストラン、ブティックなどが休業することがよくあります。特に7月下旬から8月にかけては、バカンスを取るお店が増え、通常の営業をしている店舗が少なくなることが予想されます。訪れたいお店がある場合は、営業日や営業時間を事前に確認しておきましょう。
一方で、パリには他の地域や海外から多くの旅行者が集まります。このため、主要な観光地やホテル、レストランは非常に混雑します。特にエッフェル塔やルーブル美術館、ノートルダム大聖堂などの定番観光地は、長時間の待機を覚悟しておいた方がいいかもしれません。
観光スポットによっては、ピーク時にはチケットが完売していることもありますので、事前にオンラインでチケットを購入しておくと、並ぶ時間を大幅に短縮でき、効率的に観光を楽しめるでしょう。混雑を避けるために、観光地を早朝や夕方の時間帯に訪れるのもおすすめです。
人気のレストランも予約が埋まりやすくなるので、食事の場所も早めに押さえておくと良いでしょう。人気のあるレストランやカフェでは、1ヶ月以上前から予約を入れることも珍しくありません。
パリの7月は地元の人々がバカンスを楽しむ一方で、観光客で賑わうシーズンでもあります。事前準備をしっかりと行い、混雑を避ける工夫をすることで、より快適にパリを楽しむことができますよ!
パリ旅行は何月がベストか?

パリ旅行のベストシーズンは、一般的に春(4月〜6月)と秋(9月〜10月)とされています。この時期は気候が穏やかで過ごしやすく、観光客も比較的少ないため、ゆったりと観光を楽しむことができます。街に花が咲き誇る春や、紅葉が美しい秋のパリは、それぞれに異なる魅力があります。
7月は日差しが強く、暑い日もありますが、夏ならではの活気や開放的な雰囲気を味わうことができます。セーヌ川沿いに出現するビーチ「パリ・プラージュ」など、夏限定のイベントも見逃せません。
混雑を避けたい方や、比較的涼しい気候の中でゆっくりと観光したい方には、春や秋の訪問がおすすめです。一方で、夏のにぎやかさやイベントを楽しみたい方には、7月も魅力的な選択肢となるでしょう!
何日あればパリを楽しめる?
パリの魅力を十分に堪能するためには、滞在日数が重要なポイントになります。限られた時間の中で効率よく観光するには、事前にしっかりと計画を立てておくことが大切です。
- ド短期滞在(2日間)…観光可能だが、スケジュールの工夫が必要
- 短期滞在(3〜4日間)…主要観光地を満喫できる
- 長めの滞在(5〜7日間)…ローカルな魅力や日帰り旅行も楽しめる
短期滞在(3日間)の方
定番スポット中心の効率的なモデルコースを紹介します。
ー1日目ー
- 午前:エッフェル塔とシャン・ド・マルス公園
まずは、パリのシンボル・エッフェル塔からスタート。高さ約330メートルのこの鉄塔は、1889年の万国博覧会のために建てられたもので、今や世界中から観光客が訪れる人気スポット。上からの眺めは圧巻で、晴れた日には街全体が見渡せます。
見学後は、塔の足元に広がるシャン・ド・マルス公園でひと休み。芝生の上でクロワッサンやバゲットを片手に、のんびりピクニックするのもパリらしい楽しみ方です。 - 午後:セーヌ川クルーズでパリ観光のハイライトを一望
午後は、セーヌ川をゆったりと巡るセーヌ川クルーズへ。エッフェル塔近くの船着き場から出発するクルーズでは、ルーブル美術館やノートルダム大聖堂、オルセー美術館など、主要観光地を水上から眺めることができます。
アナウンス付きの観光船なら、歴史や建築に関する豆知識も得られて、一層楽しく。日中の風景も美しいですが、夕方以降のライトアップされた建物を眺めるナイトクルーズもロマンチックです。 - 夜:シャンゼリゼ通り〜凱旋門で夜景を堪能
夜は、パリのメインストリートシャンゼリゼ通りを散策。おしゃれなブティックやカフェが立ち並び、夜でもにぎやかな雰囲気です。
通りの西端にそびえるエトワール凱旋門に登るのもおすすめ。屋上の展望台からは、放射状に広がるパリの街並みやエッフェル塔のイルミネーションが望め、幻想的な夜景が広がります。
ー2日目ー
- 午前:ルーブル美術館で名作に出会う
この日は、芸術に触れる一日を。午前は世界最大級の美術館、ルーブル美術館を訪れましょう。モナ・リザ、ミロのヴィーナス、サモトラケのニケなど、歴史的な名画・彫刻が数多く展示されています。
館内は非常に広いため、あらかじめ「これだけは見たい!」という作品を絞っておくのがおすすめ。 - 午後:チュイルリー公園でのんびりとした時間を
ルーブル美術館に隣接するチュイルリー公園は、かつて王宮の庭園として使われていた場所。幾何学的に整えられた庭園にはベンチが点在し、パリ市民にも人気の憩いの場となっています。
カフェテラスで休憩したり、噴水の周りで読書したりと、パリらしい優雅な時間を満喫できます。美術館鑑賞の後のひと休みにぴったりのスポットです。 - 夜:モンマルトルの丘で芸術と夜景を
夜は、芸術家たちが集った街モンマルトルへ。石畳の坂道やアトリエ風の建物が並び、かつてピカソやロートレックもこの地で活動していました。
丘の上にはサクレ・クール寺院がそびえ、白亜の建物とそこから見下ろすパリの景色が美しいです。
寺院近くのテルトル広場では、似顔絵を描いてくれるアーティストたちが並び、旅の思い出に1枚描いてもらうのもおすすめ。夜はライトアップされた街並みがロマンチックに映えます。
ー3日目ー
- 午前:ノートルダム大聖堂とサント・シャペルを訪ねて
この日はパリの歴史に触れる時間を。まずはセーヌ川中洲のシテ島にあるノートルダム大聖堂へ。ゴシック建築の傑作で、バラ窓のステンドグラスや彫刻の繊細さは見応えがあります。
すぐ近くにあるサント・シャペルは、王家の礼拝堂として建てられた小さな教会。内部のステンドグラスは圧倒的な美しさで、「光の礼拝堂」とも称されます。
その後は、カフェ文化が根付くサン・ジェルマン・デ・プレ地区へ。文学や哲学の街として知られ、老舗カフェ「カフェ・ド・フロール」や「ドゥ・マゴ」でのんびり過ごすのもおすすめです。 - 午後:オルセー美術館で印象派を堪能
午後は、印象派・ポスト印象派の名作が集うオルセー美術館へ。元は駅舎だった建物を利用した館内には、モネ、ルノワール、ゴッホ、ドガなど、名だたる画家たちの作品が並びます。
アート初心者にも親しみやすく、明るい色彩の作品が多いため、ルーブルとはまた違った楽しさがあります。 - 夜:思い出に残るパリ最後のディナーを
最後の夜は、パリのレストランで美食を堪能しましょう。星付きレストランからビストロ、モダンフレンチまで選択肢は多彩。
シャンパンで乾杯し、フランス料理のフルコースをゆっくり楽しめば、旅の締めくくりにふさわしい素敵な時間となるでしょう。
長めの滞在(5日間以上)の方
定番+穴場スポット、郊外への日帰り旅行を含むなモデルコースを紹介します。
ー1〜3日目ー
先に紹介した「定番スポット中心の効率的なモデルコース」を参考に、パリ中心部の定番観光スポットや美術館をじっくりと巡りましょう。
歴史と芸術の宝庫であるルーブル美術館では、「モナ・リザ」や「ミロのヴィーナス」など世界的に有名な作品に出会えます。広大な館内は1日では見きれないほどなので、事前に見たい作品をチェックしておくのがおすすめです。
印象派好きならオルセー美術館も外せません。セーヌ川沿いに建つ美しい旧駅舎を利用したこの美術館では、モネ、ルノワール、ゴッホなどの名作を落ち着いた雰囲気の中で楽しめます。
さらに時間に余裕があれば、ピカソ美術館やロダン美術館など、より専門的で静かな空間の美術館にも足を延ばしてみてください。どちらも美しい建物と庭園に囲まれており、ゆったりとアートを味わうのに最適です。
ー4日目ー
ヴェルサイユ宮殿への日帰り旅
パリから電車で約1時間ほどの場所にあるヴェルサイユ宮殿は、ルイ14世によって建てられたフランス王政の象徴ともいえる豪華絢爛な宮殿です。
鏡の回廊、王の寝室、王妃の居室など、細部まで豪華に装飾された部屋の数々をじっくり見学できます。また、宮殿だけでなく、敷地内に広がる美しい庭園も見どころのひとつ。天気が良ければレンタル自転車やボートでの散策も気持ちよく、日常を忘れるような優雅なひとときが過ごせます。
マリー・アントワネットが過ごした離宮「プチ・トリアノン」や「王妃の村里」なども、時間があればぜひ訪れてみてください。
ー5日目ー
マレ地区とサン・マルタン運河の散策
パリの中でも特に感度の高い人たちに人気のマレ地区は、個性的なブティックやギャラリー、カフェが立ち並ぶおしゃれエリア。中世の街並みが残る路地を歩いているだけで、パリの別の顔に出会える場所です。
「パリで最も美しい広場」とも称されるヴォージュ広場は、赤レンガのアーケードに囲まれたクラシックな空間で、ベンチでのんびり過ごすのも心地よいひととき。すぐ近くのピカソ美術館では、膨大な数の作品を通じて芸術家の生涯とその創造性に触れることができます。
午後は、サン・マルタン運河周辺へ足を延ばしてみましょう。運河沿いには地元の人に愛されるカフェや雑貨店が点在していて、気ままに歩くだけでも楽しいエリアです。運河にかかる跳ね橋や、映画の舞台にもなった風景を眺めながら、パリの日常の一端に触れてみてください。
ー6日目ー
まだまだ広がるパリの魅力を堪能
滞在にゆとりがある方は、これまでに訪れていない美術館や博物館をゆっくり巡るのもおすすめです。たとえば、装飾芸術美術館やパリ市立近代美術館など、比較的空いていて落ち着いた環境で鑑賞できる場所もたくさんあります。興味のある方は「【パリ旅行者必見】定番〜穴場まで!美術館&博物館ガイド決定版20選」の記事をご覧ください。
また、週末には蚤の市に足を運んで、アンティーク雑貨や古書など掘り出し物探しを楽しむのも一興。サン・トゥアンのクリニャンクール市場や、ポルト・ド・ヴァンヴの蚤の市が有名です。
美食の街・パリならではのビストロ巡りや、スイーツ巡りも旅の大きな楽しみ。ミシュラン星付きレストランから地元に愛されるカジュアルなお店まで、幅広い選択肢があります。
さらに、郊外への日帰り旅行として、ロワール地方の古城巡り、バルビゾンの画家村、ジヴェルニーのモネの庭園などもおすすめ。どれもパリから日帰りで訪れることができ、まるで絵本の中に入ったような景色が広がっています。
7月のパリおすすめ観光

ここでは下記について解説します。
- おすすめのツアーや観光スポット【5選】
- 7月のイベント情報
- ホテル探しのコツ
- ホテル選びに便利なサイト
- 7月のパリ観光まとめ
おすすめのツアーや観光スポット【5選】
7月のパリは多くの観光客で賑わいますが、事前にしっかりと計画を立てることで、効率よく、そして深くパリの魅力を堪能することができます。
ここでは、7月におすすめの観光スポットを5つ厳選して紹介します!
事前予約を徹底して混雑を回避
7月は特に人気の観光スポットが混雑します。待ち時間を大幅に短縮するには、オンラインでの事前予約が非常に重要です。
エッフェル塔、ルーブル美術館、ヴェルサイユ宮殿などでは、予約なしでは数時間待ちになることも。各施設の公式サイトや信頼できる予約サイトを利用し、事前にチケット購入と時間指定をしておくことを強くおすすめします。
チケットや現地ツアー予約のポイント
- 早めの予約を:人気のアクティビティは枠が埋まりやすいので、事前予約がおすすめです。
- 現地日本語ガイド:フランス語が不安な方は、日本語対応のツアーを選ぶと安心。
- お得な割引情報を確認:オンライン予約サイトでは割引がある場合も多いのでチェックしてみましょう。
旅行のテーマや時間に合わせて、自分に合ったプランを選んでくださいね!
セーヌ川クルーズ

夏のセーヌ川クルーズは、昼間は爽やかな風を感じながら、夜はロマンチックな夜景を眺めながら、パリの主要な観光スポットを効率よく巡ることができる人気のアクティビティです。
エッフェル塔、ノートルダム大聖堂、オルセー美術館、ルーブル美術館など、川沿いに並ぶ歴史的な建造物を、地上とはひと味違った角度から眺めることができます。
特に夕暮れ時や夜のクルーズは人気が高いため、事前に予約しておくと安心です。
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ディズニーランド・パリ

パリ郊外にあるディズニーランド・パリは、子供から大人まで楽しめる夢の国です。7月は夏休みシーズンのため、多くの家族連れで賑わいます。
ディズニーランド・パリには「ディズニーランド・パーク」と「ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク」の2つのパークがあり、それぞれ異なるアトラクションやショーを楽しむことができます。
事前にチケットを購入し、ファストパスなどのサービスを活用することで、効率よくアトラクションを回ることができます。
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エッフェル塔

パリの象徴であり、世界的に有名な観光名所であるエッフェル塔は、7月にも多くの観光客が訪れる必見スポットです。展望台からはパリの街並みを360度一望でき、特に最上階からの眺めは圧巻です。夜にはライトアップされ、より一層ロマンチックな雰囲気に包まれます。
事前にオンラインで入場チケットを予約し、時間指定をしておくことで、スムーズに見学することができます。
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チュイルリー公園

ルーヴル美術館とコンコルド広場の間に広がるチュイルリー公園は、パリの中心にありながら、緑豊かで広々とした美しい庭園です。7月は緑がいっそう美しく、噴水や彫刻を眺めながらのんびりと散策したり、地元の人々のようにピクニックを楽しむのに最適です。
近くのパン屋さんやシャルキュトリー(肉惣菜店)で食べ物や飲み物を調達して、パリジャンの日常を体験してみてはいかがでしょうか。
ヴェルサイユ宮殿

パリ郊外にあるヴェルサイユ宮殿は、かつてフランス王族が暮らしていた豪華絢爛な宮殿で、広大で美しい庭園とともに世界遺産に登録されています。
7月には庭園の緑がいっそう深まり、さまざまな花が咲き誇ります。庭園内では、音楽に合わせて水が舞う噴水ショーも開催され、訪れる人々を魅了します
宮殿内は非常に広いため、見学には時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。また、事前にオンラインでチケットを予約しておくと、スムーズに入場できます。
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7月のイベント情報
7月のパリでは、夏の訪れを告げる様々なイベントが開催され、街全体が活気に満ち溢れます。
旅行の時期が合えば、ぜひこれらのイベントに参加して、パリの夏をより深く体験してみてくださいね!
フランス革命記念日:7月14日

日本では「パリ祭」と呼ばれるイベント、7月14日(Le 14 juillet)は「フランス革命記念日(Fête Nationale)」として知られ、1789年にバスティーユ牢獄が襲撃されたフランス革命の象徴的な出来事を記念する非常に重要な祝日です。フランスの建国記念日ともされており、国民の誇りと自由、平等、博愛といった共和国の理念を祝います。
パリでは午前中にシャンゼリゼ通りでフランス最大級の軍事パレードが開催され、国内外から多くの観光客が訪れます。フランス大統領が主催するこのパレードには、陸・海・空軍のほか、警察や消防隊も参加し、国家の威信を感じさせる壮観な光景が広がります。空軍によるアクロバット飛行や、戦車・兵士の行進なども見どころです。
午後になると、市内各地で無料のコンサートやダンスイベント、歴史にちなんだ展示などが開かれ、街中が祝祭ムードに包まれます。夜はセーヌ川沿いのシャン・ド・マルス公園を中心に、エッフェル塔を背景にした壮大な花火大会が行われます。音楽とシンクロした光と炎の演出は圧巻で、毎年多くの人々がその美しさに魅了されます。
一年のうちでもっとも華やかなこの日、パリの街は特別な賑わいを見せ、訪れる人々にとっても忘れられない体験となることでしょう。
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その他のイベント
夏のセール(Soldes)
フランスでは、夏と冬の年2回、国が定めた期間に全国一斉のセールが開催されます。夏のセールは、例年6月の最終水曜日から始まり、およそ4〜5週間続きます。
この期間中は、有名ブランドのブティックやデパート、中小のショップまで、さまざまな店舗で商品が大幅に割引されて販売されます。
おしゃれな掘り出し物を探して街を歩くパリジェンヌの姿は、夏の風物詩とも言えるでしょう。ショッピング好きなら、このチャンスを見逃す手はありません。
開催期間:6月下旬〜7月下旬
場所:百貨店、ブティック、商店街など
公式HP:各施設や店舗による
パリ・プラージュ(Paris Plages)
セーヌ川沿いやラ・ヴィレット貯水池などに人工の砂浜が出現し「パリ・プラージュ」と呼ばれる期間限定のビーチリゾートが出現します。砂浜で日光浴を楽しんだり、パラソルの下でリラックスしたり、ビーチバレーなどのアクティビティに参加したりと、パリの中心にいながらにしてリゾート気分を味わえます。
カフェや軽食のスタンドも設けられ、地元の人々や観光客の憩いの場となります。
開催期間:7月中旬〜8月下旬
場所:セーヌ河岸、ヴィレット運河の一部
参考HP:https://www.parisdiscoveryguide.com/paris-beaches.html
ツール・ド・フランス(Tour de France)
世界的に有名な自転車ロードレースの最終ステージは、パリのシャンゼリゼ通りで行われます。
数週間かけてフランス各地を巡ってきた選手たちが、シャンゼリゼ通りを疾走する姿は圧巻です。沿道は多くの観客で埋め尽くされ、熱狂的な雰囲気に包まれます。自転車ファンならずとも、その迫力と感動を肌で感じることができるでしょう。
開催期間:7月下旬
場所: パリ市内
公式HP:https://www.letour.fr/en/j-sports-landing-page
映画の屋外上映(Cinéma en plein air à la Villette)
7月中旬から8月下旬にかけて、ラ・ヴィレット公園では、巨大なスクリーンを使った無料の屋外映画上映会「Cinéma en plein air à la Villette」が開催されます。夏の夜空の下、開放的な空間で名作映画を楽しむのは、特別な体験となるでしょう。ピクニックシートや飲み物、軽食などを持ち込んで、リラックスした時間を過ごすのがおすすめです。
開催期間:7月下旬〜8月下旬
場所:ラ・ヴィレット公園のグラン・プティ(Grande Halleの前の広場)
公式HP:https://www.lavillette.com/manifestations/cinema-en-plein-air-en/
ホテル探しのコツ

7月のパリは観光客が非常に多く、ホテルも予約が取りにくい状況になります。早めの予約が重要であることはもちろん、以下のポイントも考慮してホテルを選ぶと、より快適な滞在が実現できますよ!
1. 立地を重視する
観光の目的や移動手段に合わせて、便利なエリアを選ぶことが重要です。主要な観光スポットに近いエリア(例:エッフェル塔周辺、ルーブル美術館周辺、サン・ジェルマン・デ・プレ地区など)は移動に便利ですが、比較的宿泊費が高くなる傾向があります。少し離れたエリアでも、地下鉄の駅に近いホテルを選べば、比較的リーズナブルな価格で快適に過ごせるでしょう。
2. 予算に合わせた選択
パリのホテルは、様々な価格帯のものがあります。早めに予約することで、予算に合ったホテルを見つけやすくなります。また、時期や曜日によって価格が変動するため、複数の予約サイトで比較検討することをおすすめします。
3. 設備を確認
無料Wi-Fiは今や必須の設備と言えるでしょう。その他、朝食の有無、エアコンの有無(7月は暑くなる日もあるため重要です)、エレベーターの有無なども確認しておくと良いでしょう。
4. クチコミを参考に
実際に宿泊した人のクチコミは、ホテルの清潔さ、スタッフの対応、周辺の環境などを知る上で非常に参考になります。複数の予約サイトのクチコミを比較検討することをおすすめします。
5. 予約のタイミング
一般的に、早ければ早いほどお得なプランが見つかりやすいです。特に7月のハイシーズンは、数ヶ月前から予約を開始するのがおすすめです。
ホテル選びに便利なサイト
ホテル選びには情報が豊富な日本語予約サイトを使うとスムーズで便利です。写真やクチコミ、立地や設備などの確認もできます。
人気の予約サイト3社を下記に紹介しますので、お好きなサイトをご利用ください!
Agoda(アゴダ)
日本語でのサポートが充実しているため、日本人観光客にとっては使いやすいサイトです。特に東南アジアのホテルとの連携が強い会社ですが、パリのホテルも手頃な価格で探しやすいのが特徴です。
パリ市内だけでなく郊外のホテルも豊富に扱っていて、バジェットホテルから高級ホテルまで幅広い選択肢があります。
Booking.com(ブッキングドットコム)
世界最大のオンライン旅行代理店の一つで、パリのホテルに限らず、世界中の宿泊施設を網羅しています。口コミ評価も充実しており、ホテル選びの参考になります。
パリ市内中心部のホテルはもちろん、おしゃれなブティックホテルや歴史的な建物を利用したホテルなど、個性的な宿泊施設も多数取り扱っています。
Expedia(エクスペディア)
ホテルだけでなく、航空券やレンタカー、現地ツアーなども一括で予約できる総合的な旅行サイトです。パッケージツアーも充実しており、初めてパリを訪れる方におすすめです。
パリ市内だけでなく、周辺地域のホテルも幅広く扱っており、郊外での滞在も検討したい方におすすめです。
7月のパリ観光まとめ
7月のパリは、街全体が活気に満ちあふれ、一年の中でも特に魅力的な季節です。温暖な気候のなか、美しい街並みや歴史ある観光スポットを散策するのは格別な体験となるでしょう。
セーヌ川でのクルーズや、緑豊かな公園でのピクニックなど、夏ならではの楽しみも満載です。7月には、夏のセールやフランス革命記念日(7月14日)、パリ・プラージュといった魅力的なイベントも開催され、訪れる人々を楽しませてくれます。
ただし、7月はフランスのバカンスシーズンにあたるため、人気の観光地やホテルは混雑が予想されます。事前にオンラインで予約を済ませるなど、計画的な準備が大切です。
この記事で紹介した気候に合った服装やおすすめの観光スポットを参考にして、あなたの理想の旅を実現しましょう。夏のパリを思いきり楽しんでくださいね!
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