「せっかくのパリ旅行なのに、滞在できるのはわずか2日…」そんな方でもご安心ください!ポイントを押さえて計画すれば、王道スポットはもちろん、街歩き・ショッピング・グルメまでしっかり楽しめます。
本記事では、名所を巡る1日目と街の雰囲気を味わう2日目という、メリハリのあるモデルコースを紹介します。旅を自分らしくアレンジするコツも解説しているので、短期間でも満足度の高いパリ旅行を叶えられます。
「初めてのパリでも思い切り楽しみたい」「2日間で効率よく回りたい」という方にぴったりの内容です。
ぜひ最後まで読んで、理想の旅プラン作りのヒントにしてくださいね!
- 効率よく巡れるモデルコースがわかる
- パリの人気観光スポットをランキングで紹介
- 各スポットの見どころなど実践情報を網羅
- 治安対策やよくある疑問をまとめて確認

当ブログは、パリが大好きなRiéが運営しています。
このサイトは「好きな人と好きな時間を楽しもう」をコンセプトに、フランス旅行の魅力をギュッと詰め込んだ情報ブログです。
パリ留学や多くの海外渡航経験をもとに、観光を楽しむためのヒントをお届けします!

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パリ観光モデルコース2日間【実行編】

ここでは下記について解説します。
- 外せないスポット TOP 10
- DAY1:王道のハイライトを巡る
- DAY2:街歩きやショッピングを楽しむ
- テーマ別のアレンジコース
- 2日では回りきれない場所
外せないスポット TOP 10
パリを2日で満喫するなら、まずは「ここだけは押さえておきたい」定番スポットを知っておくと、旅の計画がぐっと立てやすくなります。
美術館や歴史的建造物、街並みが美しく映えるエリアなど、初めての旅行でも訪れやすい場所を中心に、ランキング形式でまとめました。
1位:エッフェル塔 (La Tour Eiffel)
パリの象徴ともいえる名所。
展望台からの景色はもちろん、塔を見上げる角度や撮影スポットによって印象が大きく変わるため、昼夜どちらも楽しめます。夜のライトアップは特に人気が高く、旅行の思い出に残る体験となるでしょう。
所要時間の目安:1.5〜2時間
展望台に上る場合は2時間前後、写真撮影だけなら30〜45分程度
≫エッフェル塔の観光情報はこちら
2位:ルーヴル美術館 (Musée du Louvre)
世界最大級の美術館であり、約3万点の展示を誇ります。
「モナ・リザ」や「サモトラケのニケ」などの名作が見られますが、館内は広いため、事前に見たい作品を絞っておくとスムーズです。
所要時間の目安:2.5〜4時間
作品をじっくり見るなら4時間以上、見どころを絞った短縮ルートでも2時間程度
≫ルーヴル美術館の観光情報はこちら
3位:エトワール凱旋門 (Arc de Triomphe)
ナポレオンの命で建てられた凱旋門。
屋上の展望台からは、放射状に広がる12本の大通りとパリの街並みを一望できます。夕暮れ時は特に美しく、シャンゼリゼ通りとあわせて訪れたいスポットです。
所要時間の目安:1〜1.5時間
展望台まで上る場合1時間以上、外観のみは15〜20分
≫エトワール凱旋門の観光情報はこちら
4位:ノートルダム大聖堂 (Notre-Dame de Paris)
ゴシック建築の最高傑作として知られる大聖堂。
ステンドグラスや高い天井が美しく、清らかな空気を感じられるでしょう。シテ島周辺とあわせて散策するのに向いています。歴史や建築に興味がある方におすすめです。
所要時間の目安:30〜45分
内部見学は約30〜45分、外観の写真撮影は約10〜15分
≫ノートルダム大聖堂の観光情報はこちら
5位:シャンゼリゼ通り (Avenue des Champs-Élysées)
「世界で最も美しい通り」と呼ばれる大通り。
買い物やカフェ休憩に加え、散歩するだけでもパリらしい華やかな雰囲気を味わえます。凱旋門からの眺めと合わせて楽しむと、さらに魅力が深まります。
所要時間の目安:1〜2時間
買い物をじっくり楽しむと2時間以上かかることも
≫シャンゼリゼ通りの観光情報はこちら
6位:サクレ・クール寺院 (Basilique du Sacré-Cœur)
モンマルトルの丘の上に建つ白い大聖堂。
階段やテラスから眺めるパリの景色は開放感があり、写真映えするスポットとしても人気です。周辺はアーティストが集うエリアで、街歩きも楽しめます。
所要時間の目安:30分〜1時間
寺院内部見学と写真撮影は1時間くらい、外観のみだと10分程度
≫サクレ・クール寺院の観光情報はこちら
7位:オルセー美術館 (Musée d’Orsay)
印象派の作品が豊富に揃う美術館。
モネ、ルノワール、ゴッホなど、親しみやすい作品が多く、初めての美術館巡りにも向いています。旧駅舎を利用した建物の美しさにも注目です。
所要時間の目安:2〜3時間
印象派を中心にまわるなら2.5時間前後、混雑時は入場待機で+15〜30分ほど見ておくと安心
≫オルセー美術館の観光情報はこちら
8位:セーヌ川クルーズ (Bateaux Mouches、Parisiens)
パリ中心部を流れるセーヌ川を船で巡るクルーズ。
主要な観光名所を一度に眺められるため、短い滞在でも満足度が高い体験です。夜のクルーズはライトアップが美しく、特別な雰囲気を味わえます。
所要時間の目安:1〜1.5時間
通常の観光クルーズなら1時間程度、ディナー付きクルーズの場合は2〜2.5時間
≫セーヌ川クルーズの情報はこちら
9位:ヴェルサイユ宮殿 (Château de Versailles)
豪華絢爛な宮殿と広大な庭園で知られる世界遺産。
パリ中心部から電車で約40分とやや離れていますが、「鏡の間」や手入れの行き届いた庭園は圧巻です。時間に余裕がある場合は、訪れる価値があります。
所要時間の目安:3〜5時間
宮殿内部:1.5〜2時間、庭園:1〜2時間、混雑時の入場待ちが長引く点に注意
※パリ中心部からの移動は往復で+約1.5〜2時間
≫ヴェルサイユ宮殿の観光情報はこちら
10位:オペラ・ガルニエ (Palais Garnier)
19世紀の建築美が詰まった豪華なオペラ座。
内部見学も可能で、大階段や黄金に輝く装飾は必見です。周辺はショッピングがしやすく、観光と買い物を同時に楽しむことができます。
所要時間の目安:1〜1.5時間
大階段・観客席・サロン・フォワイエなどを見学する場合の目安、外観のみは15分ほど
≫オペラ座の観光情報はこちら
DAY1:王道のハイライトを巡る
1日目は、パリの魅力をしっかり感じられる定番スポットを中心に巡ります。
移動しやすい順に回るため、初めてのパリでも迷わず楽しめるルートです。美術館・街歩き・名所観光がバランスよく含まれているので、満足度の高い1日になるでしょう。
09:00〜13:00 ルーヴル美術館

朝は比較的混雑が落ち着いている時間帯のため、ゆったり鑑賞しやすくおすすめです。
広大な美術館のため、「モナ・リザ」「ミロのヴィーナス」「サモトラケのニケ」など、見たい作品を事前に絞っておくとスムーズです。館内は迷いやすいため、入口で配布している館内マップを利用すると安心。
ルーヴル美術館(Musée du Louvre)
住所:Musée du Louvre, 75001 Paris 📍マップ
営業時間:月・木・土・日 09:00-18:00、水・金 09:00-21:00
定休日:火曜日
入場料(一般):22,00ユーロ
公式サイト:https://www.louvre.fr/
13:00〜14:30 チュイルリー公園周辺&ランチ

美術館鑑賞のあとは、ルーヴル隣接のチュイルリー公園でひと休み。緑が多く、ベンチや噴水もあるため、落ち着いて過ごせるエリアです。
園内で買った軽食を食べたり、周辺のカフェでゆったりランチを楽しむのも良いでしょう。観光の合間に体力を整えられる、過ごしやすいスポットです。
14:30〜17:30 オルセー美術館

午後は、印象派の名作が集まるオルセー美術館へ。旧駅舎を改装した建物は開放感があり、展示が見やすいのが特徴です。
モネ、ルノワール、ゴッホ、ドガなど、誰もが一度は目にしたことのある作品が多いため、初めての美術館巡りにも向いています。ルーヴルよりコンパクトなため、ゆったり鑑賞しやすいでしょう。
オルセー美術館(Musée d’Orsay)
住所:Esplanade Valéry Giscard d’Estaing, 75007 Paris 📍マップ
営業時間:火・水・金〜日 09:30-18:00/木 09:30-21:45
定休日:月曜日
入場料(一般):16,00ユーロ
公式サイト:https://www.musee-orsay.fr/fr
17:30〜20:00 エトワール凱旋門&シャンゼリゼ通り

夕方はパリの大通りを象徴するシャンゼリゼ通りへ。買い物や散策を楽しみつつ、凱旋門へ向かいます。
凱旋門の屋上展望台からは、放射状に広がる大通りと夕暮れに染まるパリの景色が見渡せます。青からオレンジへと移り変わる空は、旅のハイライトになる美しさです。
エトワール凱旋門(Arc de Triomphe)
住所:Place Charles de Gaulle, 75008 Paris 📍マップ
営業時間:4月〜9月 10:00-23:00(火曜日 11:00-23:00)/10月〜3月 10:00-22:30(火曜日 11:00-22:30)
定休日:1月1日、5月1日、5月8日、7月14日(午前)、11月11日(午前)、12月25日
入場料(一般):16,00〜22,00ユーロ(季節により変動)
公式サイト:https://www.paris-arc-de-triomphe.fr/
20:00〜 エッフェル塔&ディナー

夜はエッフェル塔のライトアップを鑑賞。毎時0分に5分間だけ輝く「シャンパンフラッシュ」を見るため、時間を合わせて訪れると特別なひとときを過ごせます。塔に上る場合は事前予約をしておくと安心です。
夕食は、トロカデロ広場周辺やセーヌ川沿いなど、エッフェル塔が見えるレストランを選ぶと、パリらしい夜景とともに過ごせます。
エッフェル塔(Tour Eiffel)
住所:Avenue Gustave Eiffel, 75007 Paris 📍マップ
営業時間:6月中旬〜9月上旬 8:45-0:45/それ以外 9:15-23:45
定休日:なし
入場料(一般):エレベーター使用 第2展望台 23,10ユーロ/頂上 36,10ユーロ
公式サイト:https://www.toureiffel.paris/fr
DAY2:街歩きやショッピングを楽しむ
2日目は、パリの街並みをゆっくり歩きながら、歴史的建造物やショッピングを楽しむルートです。
観光の合間にカフェで休んだり、テイクアウトの軽食を味わうなど、無理のないペースで過ごせる構成になっています。
09:00〜12:00 サント・シャペル&ノートルダム大聖堂

朝は、パリ発祥の地といわれるシテ島からスタートします。
まず訪れるのは、サント・シャペルです。ゴシック建築を代表する礼拝堂で、2階部分の一面のステンドグラスが有名です。朝の光が差し込む時間帯は、鮮やかな色彩がより美しく見えます。
サント・シャペル(Sainte-Chapelle)
住所:10 Boulevard du Palais, 75001 Paris 📍マップ
営業時間:4月〜9月 09:00-19:00/10月〜3月 09:00-17:00
定休日:1月1日、5月1日、12月25日
入場料(一般):13,00〜19,00ユーロ(季節により変動)
公式サイト:https://www.sainte-chapelle.fr/
次に、ノートルダム大聖堂へ移動します。火災により閉鎖を余儀なくされるほどの被害を受けましたが、2024年12月に再オープン以降は内部の見学が可能に。荘厳な雰囲気の中で、重厚な建築美をゆっくり堪能しましょう。
ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Paris)
住所:6 Parvis Notre-Dame – Pl. Jean-Paul II, 75004 Paris 📍マップ
営業時間:月〜金 7:50-19:00/土・日 8:15-19:30
定休日:なし
入場料:大聖堂 無料
公式サイト:https://www.notredamedeparis.fr/
サント・シャペルやノートルダム大聖堂があるシテ島はコンパクトなエリアのため、歩いてすぐに各スポットへ移動できます。周辺の橋や川沿いの景色も魅力のひとつです。
12:00〜14:00 マレ地区&ランチ

シテ島から徒歩で移動できるマレ地区は、パリの中でも洗練された雰囲気が漂う人気エリアです。センスの良いブティックや雑貨店が並び、街歩きをしながらお店を巡るだけでも楽しめます。
ランチは、気軽に楽しめるファラフェルのサンドイッチやクレープのテイクアウトが便利です。公園で軽く食べたり、歩きながら味わうなど、旅のリズムを崩さない過ごし方ができます。
💡ファラフェルとは
ひよこ豆やそら豆を潰し、スパイスとハーブで味付けして揚げた中東のコロッケのような料理です。パリでは、ピタパンに野菜やソースと一緒に挟んだヘルシーなサンドイッチとして人気を集め、特にマレ地区のストリートフードとして定番化しています。肉不使用でヴィーガンにも注目されています。
14:00〜17:30 モンマルトル地区

午後は少し足を伸ばして、丘の上に広がるモンマルトルへ。パリの中でも芸術家が多く暮らしたエリアとして知られ、石畳の坂道やカフェなど、街全体がノスタルジックな雰囲気が漂う場所です。
丘の上にそびえるサクレ・クール寺院は、真っ白な外観が特徴の大聖堂で、パリを一望できるテラスが人気。写真映えするスポットが多く、ゆったり過ごしやすい観光地のひとつです。
サクレ・クール寺院(Basilique du Sacré-Cœur de Montmartre)
住所:35 Rue du Chevalier de la Barre, 75018 Paris 📍マップ
営業時間:毎日 6:30-22:30
定休日:なし
入場料:大聖堂 無料
公式サイト:https://www.sacre-coeur-montmartre.com/
17:30〜20:00 オペラ座(ガルニエ宮)& ギャラリー・ラファイエット

夕方はオペラ・ガルニエ(オペラ座)へ向かいます。時間が合えば内部見学もできますが、外観だけでも迫力があり、豪華絢爛な姿は写真にも映える美しい建物です。
オペラ・ガルニエ(Palais Garnier)
住所:Place de l’Opéra, 75009 Paris 📍マップ
営業時間:見学(公演がない日に限る) 10:00-17:00(夏季は18:00まで)
定休日:不定休
入場料(一般):見学 15,00ユーロ
公式サイト:https://www.operadeparis.fr/
その後は、徒歩圏内にあるギャラリー・ラファイエットへ。
館内は広々としており、ファッション、化粧品、フードなど幅広いジャンルのショップが揃っています。夕方は比較的空いていることもあり、落ち着いて買い物を楽しめます。
ギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette Haussmann)
住所:40 Boulevard Haussmann, 75009 Paris 📍マップ
営業時間:月〜土 10:00-20:30/日 11:00-20:00
定休日:1月1日、5月1日、12月25日
公式サイト:https://haussmann.galerieslafayette.com/
20:00〜 セーヌ川クルーズ(ディナー付)

2日目の締めくくりは、世界遺産にも登録されているセーヌ河岸を優雅に進むディナークルーズへ。船上からは、パリの主要スポットが次々と姿を現し、街全体が美しく輝く夜景を楽しめます。
エッフェル塔のライトアップを川面から眺められるのも、この時間ならではの特別な体験です。
食事と景観の両方をゆっくり堪能でき、旅の最後にふさわしい思い出深いひとときになるでしょう。
テーマ別のアレンジコース
2日間の基本モデルコースをもとに、興味や旅のスタイルに合わせてアレンジできるプランを紹介します。
初めてのパリでも選びやすいよう、それぞれの特徴をわかりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
芸術好き:美術館 2〜3館めぐり型
美術鑑賞をたっぷり楽しみたい方に向けたプランです。
パリには世界的な美術館が数多く集まっているため、1日のうちにテーマを決めて鑑賞すると満足度が高まります。展示内容はそれぞれ異なるため、2〜3館を組み合わせても見疲れしにくいでしょう。
パリ・ミュージアムパスを利用すると、チケット購入の手間を省けます。
<アレンジ例>
- 午前:ルーヴル美術館
- 昼食:チュイルリー公園周辺でランチ
- 午後前半:オランジュリー美術館
- 午後後半:オルセー美術館
オランジュリー美術館(Musée de l’Orangerie)
最大の魅力は、地上階にある楕円形の2つの部屋の壁一面を飾るモネの巨大な『睡蓮』連作(8点)です。自然光が差し込む空間で、まるで睡蓮の池の中にいるような特別な没入体験ができます。地下にはルノワールやピカソなど印象派・ポスト印象派の作品も展示されています。
ゆったり派:街歩き × カフェ中心
歩きすぎず、パリの雰囲気を心地よく味わいたい方に向けたプランです。美術館や名所にこだわらず、街の空気感を楽しむ過ごし方もパリらしい魅力があります。
疲れを感じたら気軽に休憩できるカフェが多いエリアなので、無理のないペースで過ごせます。
<アレンジ例>
- 午前:サン=ジェルマン=デ=プレ周辺の散策
- カフェでブランチ(老舗カフェやサロン・ド・テ)
- 午後:マレ地区やセーヌ川沿いをのんびり散歩
- 夕方:夕暮れのエッフェル塔周辺を散策
サン=ジェルマン=デ=プレ地区の人気カフェ
■カフェ・ド・フロール(Café de Flore)
サルトルやボーヴォワールら実存主義の哲学者や作家が通った「パリ左岸の象徴」的な老舗カフェ。美しいアール・デコ調の店内と、日当たりの良いテラス席が有名で、パリ文化に触れる場所として観光客にも人気。
■レ・ドゥ・マゴ(Les Deux Magots)
カフェ・ド・フロールと並ぶ老舗で、こちらも多くの文豪や芸術家が集った文学カフェ。店名の由来である中国風の2体の人形が店内に飾られています。独自の文学賞も設けられており、歴史と伝統を感じる空間です。
■ラデュレ ボナパルト店(Ladurée Paris Bonaparte)
マカロン発祥の店として世界的に有名な老舗パティスリーの支店。ボナパルト通りにあり、豪華な内装で知られる他の店舗とは異なり、シックで落ち着いた雰囲気が特徴。優雅なティータイムを過ごせるサロン・ド・テです。
写真好き:映えるスポット重視
写真映えするスポットを効率よく巡りたい方に向けたプランです。パリには撮影に適した場所が多く、時間帯や天気によって雰囲気が大きく変わる点も魅力です。
撮影するタイミングによって光のさし方が異なるため、時間にゆとりを持って計画するとよいでしょう。
<アレンジ例>
- 朝:人が少ない時間のモンマルトル地区
- 午前:パレ・ロワイヤルの円柱広場
- 午後:オルセー美術館鑑賞&館内の大時計越しにセーヌ川を撮影
- 夕方〜夜:アレクサンドル3世橋やエッフェル塔の輝きをセーヌ川沿いから撮影
パレ・ロワイヤルの円柱広場(Colonne de Buren)
パレ・ロワイヤル(Palais-Royal/旧王宮)の中庭に、現代アーティストのダニエル・ビュランが設置した白黒ストライプ柄の円柱が並ぶ広場です。正式名称は「ビュランの円柱」。静かな回廊と美しい庭園を持つ歴史的な宮殿と、モダンアートのコントラストが話題の人気のフォトスポットです。
アレクサンドル3世橋(Pont Alexandre III)
セーヌ川にかかる、パリで最も豪華で美しいと言われる橋。1900年のパリ万博のために建設され、金色の装飾が施された彫像やランプが特徴です。エッフェル塔、アンヴァリッド、グラン・パレを結び、ロマンチックな景観から多くの映画の舞台にもなっています。
2日では回りきれない場所
パリは見どころが非常に多く、2日間のモデルコースではすべてを巡ることはできません。特に以下の2か所は、パリからの移動時間が長く、丸1日を使って訪れるのが理想的なスポットです。
もし行きたい場合は、別日程での「日帰り旅」として組み合わせるのがおすすめです。
ヴェルサイユ
世界遺産に登録されている「ヴェルサイユ宮殿」は、朝から夕方までたっぷり時間を使ってこそ満喫できる、パリ郊外屈指の観光地。鏡の回廊をはじめとする豪奢な宮殿内部、広大なフランス式庭園、さらには離宮(プチ・トリアノン、マリー・アントワネットの村里)まで、見どころが無数にあります。
移動時間だけで片道40〜50分ほどかかるため、パリ観光2日間に無理に組み込むより、丸1日の独立コースとして計画するのが賢明です。
ヴェルサイユ宮殿(Château de Versailles)
住所:Place d’Armes, 78000 Versailles, France 📍マップ
アクセス:パリ中心部からRER C線で約40〜50分
営業時間:宮殿 火〜日 09:00-18:30/庭園 毎日 07:00-20:30(季節により変動)
定休日:月曜日(宮殿)、1月1日、5月1日、12月25日
入場料(一般):宮殿+庭園+トリアノン+庭園セット 24,00〜32,00ユーロ/宮殿のみ 21,00ユーロ
公式サイト:https://www.chateauversailles.fr/
モン・サン・ミッシェル

フランス屈指の絶景スポットとして知られる「モン・サン・ミッシェル」は、パリから片道約4時間。島全体が神秘的な雰囲気に包まれており、修道院内部の回廊や絶景を望むテラスなど、非日常の風景が広がります。
ただし、移動に往復約8時間かかるため、パリ観光2日では時間的にかなりタイト。行く場合は専用の日帰りツアーに申し込むか、1泊してゆっくり滞在する旅程がおすすめです。
モン・サン・ミッシェル(Mont-Saint-Michel)
住所:50170 Le Mont-Saint-Michel, France 📍マップ
アクセス:パリから車または専用日帰りツアーで約4時間(公共交通は長距離バス+電車)
営業時間:5月〜8月 09:00-19:00/9月〜4月 09:30-18:00
定休日:1月1日、5月1日、12月25日
入場料(一般):修道院 13,00〜16,00ユーロ(季節により変動)
公式サイト:https://www.abbaye-mont-saint-michel.fr/
パリ観光モデルコース2日間【準備編】

ここでは下記について解説します。
- 出発前のチェックリスト
- 観光に合わせたホテル選び
- 公共交通の使いこなし
- 安全対策について
- よくある質問(FAQ)
- パリ観光モデルコース2日間のまとめ
出発前のチェックリスト
パリ観光をスムーズに楽しむために、出発前に確認しておきたいポイントをまとめました。
各リンクから必要な情報へすぐアクセスできるので、旅の直前チェックにも便利に活用できます。
① 航空券の予約
パリ行きの航空券は早めの手配がおすすめです。
価格の変動が大きいため、比較しながら最適な便を選びましょう。
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② ホテルの予約
主要観光地へのアクセスが良いエリアを選ぶと、旅の満足度がぐっと上がります。
特におすすめは「オペラ座〜ルーヴル周辺」。治安面、交通の便利さ、食事のしやすさが揃っています。
≫パリのおすすめホテルはこちら
③ 観光関連施設のチケット予約
- パリ・ミュージアムパス(個別購入の場合は不要)
- 美術館・モニュメントのチケット購入
- 入場時間指定(ルーヴル美術館、エッフェル塔、サント・シャペルなど)
- セーヌ川クルーズ など
人気スポットは予約必須の場所が多いため、出発前にまとめて確保しておくようにしましょう。
日本語で手続きしたい方は、下記の予約サイトをご利用ください。
- KKday:コスパの良いプランが豊富
- Klook:アプリが使いやすく、割引クーポン多数アリ
- 楽天トラベル観光体験:楽天ポイントが貯まる&使える
GetYourGuide:レビューが豊富で、現地ツアーなど選択肢が多い
④ 空港から市内までの移動方法を確認・手配
シャルル・ド・ゴール(CDG)空港からパリ市内へは、電車、バス、送迎車など複数の方法があります。
到着後に迷わないよう、事前にルートを決めておきましょう。
≫CDG空港→パリ市内の移動についてはこちら
⑤ モバイル通信の確保
海外旅行では、Googleマップや翻訳アプリが大活躍。
eSIMなら現地での開通もスムーズで、SIMカードの入れ替えも不要です。
≫おすすめのeSIM情報はこちら
⑥ 荷物のパッキング
必要な持ち物を一覧で確認しておくと安心です。
季節によって気温差が大きいため、羽織りものや歩きやすい靴も忘れずに。
≫持ち物チェックリストはこちら
観光に合わせたホテル選び

2日間で効率よくパリを巡るなら、宿泊エリア選びがとても重要です。主要観光地へのアクセスがよく、夜の移動も比較的安心できる場所を選ぶことで、旅がぐっと快適になります。
その点でおすすめのエリアは「オペラ・ルーヴル周辺」です。
オペラ・ルーヴル周辺がおすすめの理由
- 観光地へのアクセスが抜群
ルーヴル美術館、オルセー美術館、オペラ座、百貨店エリアが徒歩圏内。メトロ路線も複数通っており、どこへ行くにもスムーズです。 - 治安が比較的安定している
人通りが多く、夜でも街灯が明るいため、初めてのパリ旅行でも安心して滞在できます。 - 買い物・食事に困らない
カフェ、レストラン、パン屋、スーパーが豊富。観光の前後に気軽に立ち寄れるカジュアルなお店も多いエリアです。
おすすめホテル【3選】
① インターコンチネンタル・パリ・ル・グラン(InterContinental Paris Le Grand)
ラグジュアリー感を重視したい、移動に便利な立地に泊まりたい方におすすめ。
オペラ座の目の前に位置する、ラグジュアリー感あふれる5つ星ホテル。
重厚なインテリアと行き届いたサービスで、特別な滞在を求める方に最適です。
② ホテル・デュ・ルーヴル(Hôtel du Louvre, in The Unbound Collection by Hyatt)

美術館巡りを軸に観光したい、落ち着いた雰囲気のホテルを探している方におすすめ。
ルーヴル美術館のすぐそばに建つ、エレガントな雰囲気のホテル。
観光中心の滞在にぴったりで、外に出ればすぐにフォトジェニックで歴史的な景色が広がります。
③ シュシュ・ホテル(Chouchou Hôtel)
可愛いホテルに泊まりたい、ショッピングも楽しみたい方におすすめ。
パリらしい可愛らしさとモダンさを兼ね備えた、女性に人気のブティックホテル。
フレンドリーで温かみのある雰囲気が魅力です。
他のホテル情報も見たい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
≫オペラ地区のおすすめホテルまとめ
≫ルーヴル周辺のおすすめホテルまとめ
パリのホテル 一泊の相場
パリは人気観光地のため、ホテル料金はやや高めです。
シーズンや立地によって変動しますが、一般的な目安は次のとおりです。
- 3つ星ホテル:1泊 25,000〜40,000円
小さめの部屋が多く、サービスレベルは施設によります。立地が良好な場合もあります。
- 4つ星ホテル:1泊 40,000〜70,000円
設備が整い、快適さとサービスのバランスが良いクラス。
- 5つ星ホテル:1泊 70,000円〜
特別な滞在を叶えたい方向け。人気ホテルは10万円を超える日もあります。
観光シーズン(春〜初夏、9〜10月)は価格が上がりやすいため早めの予約がおすすめ!
日本語で手続きしたい方は、下記の予約サイトをご利用ください。
- Agoda:クーポンやセール、最低価格保証など低価格な宿泊プランが多い。
- Booking.com:幅広い宿泊施設を網羅。柔軟なキャンセルポリシーが特徴。
- Expedia:航空券とホテルの同時予約によるセット割などが充実。
公共交通の使いこなし
パリ観光では、メトロ(地下鉄)・バス・RERなどの公共交通を組み合わせることで、移動がぐっと効率的になります。
観光スポットの多くは様々な路線でつながっているため、使いこなせれば時間の節約にもなります。
メトロ(地下鉄)
移動手段として、もっとも利用するのがメトロです。路線番号や色分けが明確で、Googleマップの案内も正確なため、初めて訪れる人でも迷いにくいのが特徴。路線網が細かく張り巡らされており、5〜10分おきに電車が来るため待ち時間が少ない点も大きな魅力です。
バス
同じ区間でも地上ルートを走るバスなら、街並みを眺めながら移動できます。
番号が多く見えますが、Googleマップのルート案内に従えば迷いにくいでしょう。
RER(高速郊外鉄道)
ヴェルサイユ宮殿やディズニーランド・パリ、空港の一部区間へ行く場合は、RERを使います。
パリ市内のメトロよりも停車駅が少ないため、長距離移動がスムーズです。
💡パリの公共交通に必須の「Navigoカード」
近年、パリではチケットシステムが大きく変わり、2025年末に従来の紙チケットは完全廃止に。それに伴い、公共交通の利用にはプリペイド式ICカード「Navigo(ナヴィゴ)カード」が必要になります。
短期旅行者には「Navigo Easy(ナヴィゴ・イージー)」が最適。旅行初日に購入するのがおすすめです。
≫ Navigoカードの種類・買い方・チャージ方法の解説はこちら
安全対策について
パリは世界中から旅行者が訪れる観光都市で、基本的には安心して歩ける街です。しかし、人気スポットや交通機関ではスリが発生しやすいため、荷物の扱いには注意が必要です。
ここでは、旅を安全に楽しむために知っておきたいポイントをまとめました。
■ スリや置き引きに注意する
パリで最も多いトラブルは、スリや置き引きです。特に注意したいのは、混雑したメトロの車内やドア付近、乗り換え通路などです。
また、エッフェル塔やルーヴル美術館、モンマルトル周辺の観光名所、さらにエスカレーターやエレベーター付近でも被害に遭いやすいため、十分に気をつけましょう。
対策のポイント
- バッグは必ず身体の前に掛ける
- スマホを手に持ったまま歩かない
- 人がぶつかってきたときはすぐに荷物を確認
- カフェでは椅子の背もたれにバッグを掛けない(膝の上に置く)
■ 荷物を狙われやすいシーン
- 写真撮影に夢中になっているとき
- チケット購入や券売機の操作に集中しているとき
- 空港・駅で荷物を広げているとき
観光中はつい注意がそれがちですが「荷物から目を離さない」それだけでも、被害を防げるケースが多くあります。
■ 夜の移動について
パリ中心部は夜でも人通りが多いエリアがある一方、深夜のメトロ利用はできるだけ避けるのがおすすめです。
代わりの移動手段としては、以下の方法が安全です。
- 公式タクシー(TAXI PARISIEN)
- Uber、Bolt などの配車アプリ
徒歩移動が必要な場合は、なるべく明るい通りを選び、人通りの多いルートを歩くようにしましょう。
よくある質問(FAQ)
- Qパリ観光に必要な日数は?
- A
初めてのパリ旅行なら、2〜3日あれば主要スポットのハイライトを楽しめます。
2日間の場合:エッフェル塔、ルーヴル美術館、オルセー美術館、ノートルダム大聖堂など、主要観光地を効率よく巡るモデルコース向きです。
3日以上の場合:ヴェルサイユ宮殿やモンマルトル散策、街歩きやショッピングも余裕を持って楽しめます。
- Q2日で全部回れる?
- A
2日間でパリの主要観光スポットを巡ることは可能です。ただし、この記事で紹介しているモデルコースは、滞在時間を短めに設定した効率重視のプランです。美術館をじっくり楽しんだり、郊外の観光地まで足を伸ばす場合は、2日では少し時間が足りないかもしれません。
主要スポット中心に回るか、それともゆったりめの観光にするか、あなたの目的に合わせて計画を調整してみましょう。
- Qメトロは怖くない?
- A
パリのメトロは観光客でも利用しやすく、路線図やGoogleマップを使えば迷うことはほとんどありません。駅構内や車内も比較的明るく、整備されているため安心です。
ただし、混雑時にはスリの被害が発生することもあるので、バッグは前に抱えるなど、基本的な安全対策は忘れずに行いましょう。
- Qルーヴルとオルセー、どちらを優先すべき?
- A
ルーヴル美術館にはモナリザやミロのヴィーナスなど、世界的に有名な芸術作品が揃っており、初めてのパリ旅行では外せない名所です。一方、オルセー美術館は印象派を中心に展示されており、比較的コンパクトで見やすいため、短時間でも楽しめるのが魅力です。
世界的名作をじっくり鑑賞したい場合はルーヴルを、印象派を効率よく楽しみたい場合はオルセーを優先すると良いでしょう。
この記事で紹介しているモデルコースでは、両方の美術館を訪れるプランになっています。
- Qパリ旅行で一番安い時期は?
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航空券やホテルの料金は、一般的に春(3〜5月)や秋(9〜10月)が比較的安定しています。夏休みや年末年始は観光客が多く、宿泊費や航空券が高めになりやすいです。一方、冬(1〜2月)は寒さが厳しいものの、宿泊費や航空券が割安で、狙い目の時期と言えます。
価格だけでなく、気候や観光地の混雑状況も考慮して滞在時期を選ぶと、より快適に旅行を楽しめます。
パリ観光モデルコース2日間のまとめ
限られた2日間でも、事前に計画を立てれば、パリの王道観光スポットから街歩き、ショッピング、グルメまでしっかり満喫できます。
1日目はルーヴル美術館やエッフェル塔など、初めてのパリで外せない名所を中心に巡り、2日目はマレやサン=ジェルマン=デ=プレといった街歩きが楽しいエリアで、ローカルな雰囲気やショッピングを気軽に楽しむのがおすすめです。
人気スポットはチケット枠が早めに埋まりやすいため、事前予約がスムーズな旅の大きなポイントになります。さらに、セーヌ川クルーズや美術館巡りなどを取り入れることで、自分らしい旅程に仕上げることも可能です。
本記事のモデルコースをベースに、あなたの興味や滞在スタイルに合わせて自由にアレンジしてみてください。効率よく観光しながらもパリの魅力をしっかり味わえる、充実の2日間を過ごしましょう!

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