【パリグルメ】ドゥマゴ解説!おすすめメニュー、予約、レビューなど

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パリを訪れるなら、街の雰囲気を味わいながらゆったり過ごせる老舗カフェは外せません。

中でも、サン=ジェルマン=デ=プレにあるドゥ・マゴ(Les Deux Magots)は、長い歴史と文学・芸術との深い結びつきで知られる名店です。

この記事では、初めて訪れる方でも安心して楽しめるよう、ドゥ・マゴの歴史や魅力、おすすめメニュー、予約情報、さらには実際の口コミまで、わかりやすく解説します。

ただコーヒーを飲むだけでなく、パリの文化や街並みを感じる特別な時間を体験したい方は、ぜひ最後まで読んで、あなたの素敵なパリ旅の参考にしてくださいね!

記事のポイント
  • 店の歴史、芸術との結びつきを解説
  • おすすめ定番メニューを紹介
  • リアルな口コミと注意点がわかる
  • 店舗情報や予約や混雑回避のコツも
Rié
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ドゥマゴとは?パリおすすめカフェの魅力

出典:Les Deux Magots

ここでは下記について解説します。

  • ドゥ・マゴの歴史
  • 店舗の基本情報やアクセス
  • ドゥ・マゴの予約事情
  • カフェ・ド・フロールとの違い
  • ドゥ・マゴは日本にもある?

ドゥ・マゴの歴史

出典:Les Deux Magots

ドゥ・マゴ(Les Deux Magots)は、1885年創業のパリを代表する老舗カフェです。

現在のサン=ジェルマン=デ=プレ地区に店を構えたのは20世紀初頭。当時からこの界隈は、学生や知識人、芸術家が集う知的で自由な空気に満ちた場所でした。ドゥ・マゴは、そんな街の雰囲気とともに成長してきた存在です。

店名の「ドゥ・マゴ」は、店内に飾られている中国風の人形(マゴ)2体に由来しています。もともとは絹製品を扱う店でしたが、時代の流れとともにカフェへと姿を変え、人々が集い語り合う社交の場となりました。

特に有名なのが、20世紀の文学・哲学との深い結びつきです。

ジャン=ポール・サルトルやシモーヌ・ド・ボーヴォワールをはじめ、多くの思想家や作家がこのカフェを拠点に議論を交わしてきました。原稿を書いたり、人生や社会について語り合ったりする姿は、まさにパリの知的文化そのものだったといえるでしょう。

こうした背景から、ドゥ・マゴは単なる「おしゃれなカフェ」ではなく、パリのカフェ文化を象徴する存在として今も語り継がれています。

観光客が多く訪れる現在でも、その歴史と空気感は大切に守られており、初めて訪れる人でも「パリらしさ」を肌で感じられる場所となっています。

店舗の基本情報やアクセス

出典:Les Deux Magots

店舗はパリ左岸を代表するエリア、サン=ジェルマン=デ=プレの中心に位置しています。有名なサン=ジェルマン=デ=プレ教会のすぐ向かいにあり、目印がはっきりしているのも特徴です。

観光で訪れる場合は、ルーヴル美術館やオルセー美術館を見学した後、散策がてら立ち寄るルートもおすすめです。

店名:ドゥ・マゴ(Les Deux Magots)
営業時間:7:30-1:00
定休日:なし
住所:6 Place Saint-Germain des Prés, 75006 Paris
最寄りのメトロ駅:4号線 Saint-Germain-des-Présサン ジェルマン デ プレ
電話番号:01 45 48 55 25
公式サイト:https://lesdeuxmagots.fr/

ドゥ・マゴの予約事情

ドゥ・マゴは公式サイトからテーブル予約が可能です。日程や時間帯によっては1名からでも予約ができるので、近年はこの仕組みを利用する人も増えています。

公式サイトの予約ページでは、希望日と人数を選ぶと予約可能な時間枠が出てきます。(事前予約ができない場合は、当日来店での対応となります。)

混雑しやすい時間帯

  • 午前11時〜14時頃(ランチタイム)
    観光やショッピングの途中に立ち寄る人が増え、テラス席・店内席ともに満席になることが多くなります。
  • 午後15時〜17時頃(カフェタイム)
    カフェ文化を楽しむ地元客や観光客で賑わい、デザート利用の方が多く訪れます。
  • 夕方〜夜(ディナー前後)
    軽食や一杯を楽しむ方が集まり、特に週末は混雑が顕著です。

予約なしでも入店しやすい方法

  • オープン直後(朝8時〜9時頃)に訪れる
    ランチ前の静かな時間帯は比較的入りやすく、ゆったりと席を確保しやすいです。朝食やモーニングカフェにも最適です。
  • ランチピークの前後(10時〜11時台/14時以降)を狙う
    ピークタイムを避けることで、混雑を気にせず着席できる可能性が高まります。

一人利用や少人数の場合は、テラス席や店内の空いた席にスムーズに案内されやすい傾向があります。

カフェ・ド・フロールとの違い

ドゥ・マゴと並んで、サン=ジェルマン=デ=プレを代表する老舗カフェとしてよく名前が挙がるのがカフェ・ド・フロール(Café de Flore)です。2軒は通りを挟んですぐ近くにあり、「どちらに入るべき?」と迷う方も多いかもしれません。

ここでは、初めてのパリ旅行でも選びやすいよう、違いをわかりやすく整理します。

■雰囲気の違い

ドゥ・マゴはどこか落ち着きがあり、伝統を大切にしている印象があります。店内はクラシックで重厚感があり、ゆっくり会話や食事を楽しみたい方に向いています。
一方のカフェ・ド・フロールは、より洗練された都会的な雰囲気で、活気があり、ファッション関係者や若い世代の姿も多く見られます。

■客層

ドゥ・マゴは観光客に加え、地元の常連や年齢層がやや高めのパリジャンも多く、比較的穏やかな空気感です。
対してカフェ・ド・フロールは、写真映えを意識した観光客や流行に敏感な人が集まりやすく、時間帯によってはにぎやかさを感じることもあります。

  • 歴史や文学の香りを感じながら、落ち着いて過ごしたいなら「ドゥ・マゴ」
  • パリらしいおしゃれな空気感や活気を楽しみたいなら「カフェ・ド・フロール」

というイメージを持つと選びやすいでしょう。

時間に余裕があれば、同じ日に2軒を外から眺めて雰囲気を比べてみるのも、サン=ジェルマン=デ=プレらしい楽しみ方のひとつです。

ドゥ・マゴは日本にもある?

よく知られている日本の店舗として、東京・渋谷にある「ドゥ・マゴ・パリ(Deux Magots Paris)」があります。スタンドカフェ(プチカフェ)として展開されており、直営店や支店ではありませんが、パリ本店と業務提携を結んだ海外唯一の提携店です。

内装やメニュー、雰囲気は「パリのカフェ文化」をイメージして作られていますが、本店とまったく同じ体験ができるわけではありません。とくに、文学や哲学と結びついた歴史的背景や、サン=ジェルマン=デ=プレの空気感は、現地ならではの魅力といえるでしょう。

一方で、日本の「ドゥ・マゴ・パリ」は、日本人の味覚やサービススタイルに合わせた工夫が施されており、気軽にフランス料理やカフェメニューを楽しめる点が魅力です。パリを旅した思い出を振り返る場所として利用するのも、素敵な楽しみ方のひとつです。

ドゥマゴおすすめメニューやレビューなど

出典:Les Deux Magots

ここでは下記について解説します。

  • 定番おすすめメニュー
  • カフェ利用でのおすすめ
  • リアルなレビューや評判
  • 失敗しないドゥ・マゴの楽しみ方
  • 初めてでも安心!ドゥ・マゴQ&A
  • ドゥマゴのおすすめまとめ

定番おすすめメニュー

ドゥ・マゴを訪れたら、まずは長年愛され続けている定番メニューを味わってみるのがおすすめです。観光地価格ではありますが、「パリの老舗カフェで過ごす時間」も含めて楽しむことで、きっと満足度の高い体験になりますよ。

≫公式サイトのメニューはこちら

出典:TasteAtlas

クロックムッシュ(Croque-Monsieur)/クロックマダム(Croque-Madame)

ドゥ・マゴの定番中の定番が、クロックムッシュとクロックマダムです。
香ばしく焼かれたパンに、ハムとチーズ、なめらかなベシャメルソースが重なり、シンプルながらも安定感のある味わい。目玉焼きがのったクロックマダムは、少しボリューム感が欲しい方に向いています。
ランチとしてはもちろん、遅めの朝食にも選びやすい一品です。

出典:Tripadvisor

ドゥ・マゴのサラダ(Salade Deux Magots)

軽めの食事やランチ向けには、ドゥ・マゴのサラダがおすすめです。
新鮮な野菜と薄切りローストチキン、ハム、チーズ、ゆで卵などがバランスよく盛り付けられ、シンプルながらも満足感があります。
さっぱりとしたサラダでエネルギー補給をしながら、ゆったりとしたカフェタイムを楽しみましょう。

出典:Tripadvisor

朝食(Petit déjeuner)やブランチ(Formule Brunch)の定番メニュー

朝の時間帯には、クロワッサンやパン、ジャム、バター、カフェがセットになった朝食メニューも定番です。特別に凝った内容ではありませんが、老舗カフェのテラスでいただく朝食は、それだけで非日常感があります。
観光前のひとときを、ゆったりと過ごしたい方にぴったりです。

カフェ利用でのおすすめ

ドゥ・マゴは、ランチやディナーだけでなく、カフェとしてゆったり過ごす時間も魅力のひとつです。観光の合間やショッピングの休憩にぴったりで、パリらしい空気感を味わいながら、心地よいひとときを過ごせます。

ここでは、カフェ利用におすすめのメニューを紹介します。

≫公式サイトのメニューはこちら

出典:Les Deux Magots

タルト・タタン(Tarte tatin)

フランスの伝統的なアップルタルトであるタルト・タタンは、ドゥ・マゴでも人気のデザート。キャラメリゼされたリンゴの甘みとしっとりしたパイ生地の組み合わせは、濃いめのコーヒーやカフェ・クレームとの相性も抜群です。
見た目も美しく、写真映えする一品としても楽しめます。

出典:Tripadvisor

チョコレート・ムース(Mousse au chocolat Valrhona)

チョコレート好きには、濃厚でなめらかなチョコレートムースがおすすめです。口に入れた瞬間にとろける食感と、ほのかな甘さが絶妙で、デザートとしてだけでなく、午後のカフェタイムにも最適です。温かいカフェ・クレームやショコラ・ショーと合わせると、より贅沢なひとときになります。

出典:Les Deux Magots

カフェ・クレーム(Café crème)/ショコラ・ショー(Chocolat chaud)

ドゥ・マゴでは、伝統的なフレンチカフェの定番ドリンクも楽しめます。

  • カフェ・クレーム:クリーミーな泡立ちのミルクとコーヒーのバランスが絶妙で、コーヒー初心者にも飲みやすい。
  • ショコラ・ショー:濃厚なホットチョコレートは、デザート代わりにもなる一杯です。

テラス席で景色を眺めながら、あるいは店内の落ち着いた空間で、ドリンクとデザートをゆったり味わう時間は、まさにパリのカフェ文化を体感する瞬間といえるでしょう。

リアルなレビューや評判

ドゥ・マゴは歴史ある名店であり、実際に訪れた人のリアルな体験談や評判は、これから行く方にとってとても参考になります。

ここでは、良い口コミ・注意点・合う合わないという3つの視点から、現地の雰囲気をつかんでいきましょう。

👍️良い口コミで多い点

「歴史ある空間で過ごせた」
長い歴史と文化の香りが感じられる店内やテラス席は、ただのカフェ以上の時間を提供してくれたという意見が目立ちます。

「テラス席が気持ち良い」
サン=ジェルマン=デ=プレの街並みを眺めながら過ごす時間は、「パリに来た実感が湧いた」という声が多く、写真映えも抜群です。

「料理やデザートが安定して美味しい」
クロックムッシュやタルト・タタンなどの定番メニューは、期待を裏切らない味わいだと評価されています。特にカフェ利用でのデザートとドリンクの組み合わせは高評価です。

「接客が丁寧」
フランス語がわからなくても、スタッフの対応が落ち着いていて心地よかった、という声も多く聞かれます。観光客への対応にも慣れている印象です。

🤔注意点

「期待していたほど特別感はなかった」
歴史や雰囲気を重視する人にとっては満足でも、食事の味に強い印象が残らなかった、という意見もあります。これは好みや期待値による部分が大きいですが、純粋に「料理だけを楽しみたい人」には物足りなさを感じることもあるようです。

「価格が高め」
ドゥ・マゴは観光地価格であり、テラス席の利用はやや高めになるという声があります。価格と味、雰囲気をどう捉えるかは人それぞれですが「雰囲気込み」と考える必要があるという意見が多いです。

「混雑で席が取りにくい時間がある」
観光シーズンのランチタイムや午後のカフェタイムには混雑が目立ち、席を確保するまでに待ち時間が発生したという体験談もあります。時間帯を工夫する必要があることが口コミからもうかがえます。

ドゥ・マゴが合う人・合わない人

合う人

  • 初めてのパリ旅行で、老舗カフェ文化を体感したい
  • サン=ジェルマン=デ=プレの街並みを味わいながらゆったり過ごしたい
  • 写真映えするテラス席で優雅な時間を過ごしたい

💔合わないかもしれない人

  • とにかく“料理の味や斬新さ”を重視したい
  • 混雑や観光地価格が気になる
  • カフェチェーンのような気軽さを求めている

人によって感じ方はさまざまですが、その多くが「雰囲気と時間の過ごし方」に価値を感じているのが特徴です。訪れる目的を明確にしておくことで、ドゥ・マゴでの体験はより満足度の高いものになるでしょう!

失敗しないドゥ・マゴの楽しみ方

出典:Les Deux Magots

ドゥ・マゴは、ただ訪れるだけでも特別感のある老舗カフェですが、少しポイントを押さえることで、さらに快適で満足度の高い時間を過ごすことができます。

ここでは、初めてのパリ旅行でも安心して楽しむためのコツをご紹介します。

テラス席 or 店内の選び方

  • テラス席
    サン=ジェルマン=デ=プレの街並みを眺めながら過ごせるのが魅力です。晴れた日や気候の良い日は特に人気で、写真映えも抜群。
    ただし、混雑しやすく、風や日差しの影響も受けやすいため、早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。
  • 店内席
    歴史あるクラシックな空間で、落ち着いて食事や読書を楽しみたい方に向いています。天候に左右されず、ゆったりと過ごせるのがメリットです。

注文・会計の流れ

  1. 席に着く
    スタッフが案内してくれます。混雑時はテラスか店内か希望を伝えるとスムーズです。

  2. メニューを選ぶ
    ドゥ・マゴでは、メニューに写真がなく文字のみのことが多いため、わからない場合は翻訳アプリを使用したり、スタッフに相談したりしましょう。おすすめや量感も聞くと安心です。

  3. オーダー
    フランス語がわからなくても、ゆっくり話せば理解してもらえることが多いです。簡単な英語でも問題ありません。

  4. 会計
    伝票はテーブルでまとめて受け取ります。現金またはカードで支払い可能です。テラス席での利用でも、特別な追加料金は基本的にありません。

初めてでも安心!ドゥ・マゴQ&A

初めてドゥ・マゴを訪れる場合、ちょっとした不安や疑問を持つ方も多いでしょう。

ここでは初めての方でも安心して楽しめるよう、ポイントをQ&A方式で紹介します。

Q
一人でも入りやすい?
A

ドゥ・マゴは一人でも入りやすいカフェです。テラス席や小さなテーブルもあるため、一人でゆったり読書やカフェタイムを楽しむ旅行者も多く見かけます。
スタッフも観光客に慣れているので、安心して利用できます。

Q
服装・ドレスコードは?
A

特別なドレスコードはありません。カジュアルな服装で問題ありませんが、老舗カフェらしい落ち着いた雰囲気を楽しむなら、きれいめのカジュアルがおすすめです。
サンダルや短パンなど、あまりにラフすぎる服装は避けると安心です。

Q
英語やフランス語は必要?
A

フランス語がわからなくても、英語で十分対応可能です。メニューは基本フランス語ですが、簡単な英語で注文できます。スタッフも観光客に慣れているので、言語に不安があっても心配はいりません。

Q
値段は高い?予算の目安は?
A

ドゥ・マゴは観光地価格で、老舗カフェとしての価値も加わるため、やや高めです。

  • コーヒーやカフェ・クレーム:5〜8ユーロ
  • デザート(タルト・タタン、チョコレートムースなど):13〜15ユーロ
  • ランチ・軽食(クロックムッシュ、サラダなど):20〜26ユーロ

ドゥマゴのおすすめまとめ

パリのサン=ジェルマン=デ=プレ地区にあるドゥ・マゴは、歴史ある老舗カフェです。単なる食事やカフェタイムを楽しむだけでなく、パリ文化を肌で感じられる特別な場所でもあります。

サルトルやボーヴォワールをはじめ、多くの文学者や芸術家が足を運んだ名残を、今も落ち着いた空間の中で感じることができます。

テラス席から眺める街並みや、店内のクラシックな雰囲気は、まさにパリらしい時間を楽しむ舞台。

メニューには長く愛される定番が揃っており、クロックムッシュやクロックマダム、サラダや朝食セットは初めての方にぴったりです。カフェ利用なら、タルト・タタンやチョコレートムース、カフェ・クレームやショコラ・ショーでゆったり過ごすのもおすすめです。

一人でも気軽に訪れることができ、服装もカジュアルで問題ありません。

ドゥ・マゴは、ゆったりと穏やかな時間を過ごしたり、その独特の雰囲気を楽しんだりするのに最適です。歴史ある名店で、パリの街並みや文化を感じながら過ごすひとときは、初めてのパリ旅行でも忘れられない体験になるでしょう!

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