パリといえば、美食の都。その中でも、サロン・ド・テはスイーツ好きにとってまさに夢の空間と言えます。フランス特有の「ティーサロン」文化は、観光客だけでなく地元の人々にも愛されており、優雅でリラックスできる時間を満喫できます。
この記事では、そんなパリのサロン・ド・テの魅力をたっぷり紹介します。「カフェとの違いは?」といった疑問から、フランス伝統のスイーツメニューやおすすめの店舗まで詳しくお伝えします。
この特集を通じて素敵なアフタヌーンティーの世界をお楽しみください。ぜひ最後まで読んで、あなたのお気に入りのサロン・ド・テを見つけてくださいね!
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パリ観光の定番「サロン・ド・テ」とは?
ここでは下記について解説します。
- フランスのサロン・ド・テ文化の歴史
- カフェとサロン・ド・テの違い
- おすすめスイーツメニュー【8選】
フランスのサロン・ド・テ文化の歴史
フランスの「サロン・ド・テ(salon de thé)」は、紅茶とスイーツを楽しむ特別な空間として、多くの人々に親しまれています。
その歴史をひも解くと、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、パリを中心に発展していった文化であることがわかります。
●起源は貴族文化から
フランスにおける紅茶文化は、17世紀に遡ります。当時、紅茶は高価で希少な飲み物であり、主に貴族や上流階級が嗜んでいました。
その後、19世紀の産業革命を経て、紅茶が広く流通するようになると、紅茶を楽しむ文化が徐々に一般市民の間にも広がりました。
●サロン・ド・テの誕生
サロン・ド・テが誕生した背景には、特に女性たちの社会的地位の変化が関係しています。
カフェは伝統的に男性が集う場として認識されていましたが、19世紀後半になると、女性たちが気軽に訪れることができる優雅な空間として「サロン・ド・テ」が生まれました。
これにより、女性たちはおしゃれな空間でお茶を楽しみながら交流を深めることができるようになりました。
●ベル・エポック時代の黄金期
サロン・ド・テが大衆的に定着したのは、19世紀末から20世紀初頭のベル・エポック時代です。この時期、芸術や文化が花開き、サロン・ド・テは文学者や画家たちの交流の場としても利用されました。
例えば、有名な「ラデュレ(Ladurée)」は1862年に創業し、美しい内装と上質なスイーツで一世を風靡しました。この頃から、紅茶とともに味わうスイーツの充実もサロン・ド・テの特徴として定着していきます。
●現代のサロン・ド・テ
現在では、サロン・ド・テはフランス国内のみならず、世界中で愛される存在となっています。
パリにはクラシックなスタイルを守り続ける老舗から、現代的なアレンジを加えた新しいサロン・ド・テまで、多彩な選択肢が揃っています。その多くが、優雅な空間で特別な時間を提供し、訪れる人々に「フランスらしい贅沢」を体験させてくれる場所として人気を集めています。
カフェとサロン・ド・テの違い
フランスで「カフェ」と「サロン・ド・テ」は、どちらも魅力的でリラックスできる場所ですが、提供される雰囲気やメニュー、利用方法に違いがあります。
カフェは、フランスの日常的な社交の場として、コーヒーや軽食を楽しむ場所です。賑やかな雰囲気で、地域の人々が集まり、外の景色を楽しみながらコーヒーを飲んだり、軽い食事を取ったりすることが一般的です。
一方で、サロン・ド・テはより優雅で落ち着いた空間であり、特にティータイムを楽しむために設けられた場所です。サロン・ド・テでは、フランス特有の紅茶やハーブティーに加えて、フランス菓子やスイーツが豊富に取り揃えられています。ここでは、友人や家族との会話を楽しみながら、時間をかけてゆったりと優雅なひとときを過ごすことができます。
カフェは比較的気軽でカジュアルな感じですが、サロン・ド・テはより格式があり、上品な雰囲気で、特に午後のアフタヌーンティーとして親しまれています。サロン・ド・テは、食事よりもドリンクやスイーツをメインに楽しむことが多く、カフェとはまた違った文化的な体験ができます。
このように、カフェとサロン・ド・テはその目的や雰囲気が異なりますが、それぞれ特別な時間が過ごせます。
おすすめスイーツメニュー【7選】
【マカロン/Macaron】
マカロンは、フランス発祥の小さな円形の焼き菓子です。外側はカリッとしたメレンゲ生地で、中にはガナッシュやジャム、バタークリームなどの濃厚なフィリングが挟まれています。ひとくち食べると、生地の軽やかな食感と中身のリッチな味わいが絶妙に混ざり合い、華やかな甘さが広がります。味や色のバリエーションが豊富で、ピスタチオやラズベリー、ショコラなどが人気です。見た目もカラフルでギフトにもぴったり。お茶やコーヒーと相性抜群のスイーツです。
【タルトシロトン/Tarte au citron】
タルトシトロンは、フランスを代表するレモン風味のタルト菓子です。サクサクのタルト生地の上に、フレッシュな酸味と甘さが絶妙に調和したレモンクリームがたっぷり詰められています。さらに、表面にはふんわりとしたメレンゲが飾られることが多く、口に入れると軽い甘さとレモンのフレッシュな香りが広がります。さっぱりとした味わいで、食後のデザートや夏のティータイムにぴったりの一品です。
【ミルフィーユ/Millefeuille】
ミルフィーユは「千(mille)の葉(feuille)」という意味で、サクサクのパイ生地とクリーミーなカスタードクリームを層状に重ねたスイーツです。表面には粉砂糖やアイシングが施されることが多く、見た目も美しいのが特徴。一口食べると、軽いパイの食感と濃厚なクリームのコントラストが楽しめます。シンプルながら贅沢な味わいです。
お店で注文する時はちょっと注意が必要です。日本語の発音だと「千(mille)の女の子(fille)」になってしまうので「ミルフイユ」と発音するとフランス語に近く通じやすいです。
【フルーツタルト/Tarte aux fruits】
フルーツタルトは、旬の果物をふんだんに使用した華やかなタルトです。サクサクのタルト生地に、カスタードクリームや生クリームが敷かれ、その上に新鮮な果物が美しく並べられています。果物の自然な甘さと酸味、クリームの滑らかさ、そしてタルト生地の香ばしさが見事に調和します。季節ごとに異なるフルーツが使われるので、四季折々の味覚を楽しめます。
【モンブラン/Mont-Blanc】
日本でも人気の高いモンブランは、栗を使ったフランスの伝統的なスイーツです。ベースはサクサクのメレンゲやタルト生地で、その上に甘さ控えめの生クリームがのせられ、さらにマロンペーストが山のように絞られています。その姿がアルプスのモンブラン山に似ていることからこの名前が付けられました。濃厚な栗の風味とクリームの軽さが絶妙なバランスで、秋や冬の季節に特に人気があります。
【オペラ/Opéra】
オペラは、層状に仕上げられたフランスの高級ケーキです。アーモンド生地(ジョコンド)にコーヒーシロップを染み込ませ、濃厚なコーヒークリームとガナッシュを重ね、最後に滑らかなチョコレートでコーティングします。その完成された形状と深い味わいから、食べるとまるでオペラのステージが目の前に広がるような気分に。コーヒーや濃い紅茶とのペアリングがおすすめです。
【エクレア/Éclair】
エクレアは、細長いシュー生地にクリームを詰め、上からチョコレートやフォンダンをかけたフランス菓子です。名前はフランス語で「稲妻」を意味し、その美味しさから瞬く間に食べてしまうという由来があります。生地の軽さとクリームのとろけるような口当たり、チョコレートのほろ苦さが絶妙な組み合わせ。バニラやチョコ、コーヒーや季節のフレーバーなど、さまざまな種類が楽しめます。
パリ観光で行きたい!おすすめサロン・ド・テ【8選】
以下にご紹介するのは、選りすぐりのお店です。それぞれの魅力をお伝えしますね。
- ラデュレ
- アンジェリーナ
- カレット
- ピエール・エルメ・パリ
- マリアージュ・フレール
- ニナス・マリーアントワネット
- ル・ネリー(カフェ・ジャックマール・アンドレ)
- カフェ1902(ジャルダン・デュ・プティ・パレ)
カフェに興味のある方は「【パリ旅行】おすすめの老舗カフェ案内|おしゃれで雰囲気抜群な13選」も合わせてご覧ください!
ラデュレ
パリの象徴ともいえる優雅なサロン・ド・テ
ラデュレは1862年に創業したパリの老舗で、世界的にも有名なパティスリー&サロン・ド・テです。
その代名詞ともいえるのがマカロン。目にも楽しいカラフルなマカロンは、香ばしいアーモンドのメレンゲ生地と濃厚なクリームが織りなす絶妙なバランスが特徴です定番のバニラ、ピスタチオ、ラズベリーのほか、季節限定のフレーバーも展開されており、訪れるたびに新しい味を楽しめます。
ラデュレの魅力はスイーツだけにとどまりません。店舗ごとに異なる内装は、19世紀の豪華なインテリアからモダンなデザインまで、多彩な世界観を体験できます。特にシャンゼリゼ通り店やボナパルト店は観光客に人気で、どちらも華やかなパリの雰囲気を味わえる絶好のスポットです。
ティーサロンでは、アフタヌーンティーや軽食も提供されており、クロワッサンやクラブサンドイッチもおすすめ。ラデュレの紅茶やコーヒーと一緒に楽しむと、まさに贅沢な時間を過ごせます。
観光やショッピングの合間に立ち寄ると、パリらしい優雅なひとときを満喫できます。
店舗名 | ラデュレ シャンゼリゼ店 |
フランス語表記 | Ladurée Champs-Élysées |
営業時間 | 9:00-21:30 ㉁なし 店舗によって営業時間・定休日は異なります。≫その他の店舗情報はこちら |
所在地 📍マップ | 75 Avenue des Champs-Élysées, 75008 Paris |
電話番号 | 01 40 75 08 75 |
HP | 公式サイト・📖メニュー |
アンジェリーナ
ココ・シャネルも愛した、優雅なサロン・ド・テ
1903年に創業したアンジェリーナは、パリのティーサロン文化を代表する老舗です。アールヌーヴォー様式のエレガントな内装が特徴で、訪れるだけで特別な時間を過ごせる雰囲気が漂います。
アンジェリーナはかつて、ファッション界の伝説的存在であるココ・シャネルも愛したサロンとして知られ、彼女はリヴォリ通りにある本店に頻繁に足を運んだと言われています。
アンジェリーナの看板メニューの一つが、世界中から称賛を集める「ショコラ・ショー(ホットチョコレート)」です。濃厚でビロードのような舌触りのホットチョコレートは、他では味わえない特別な一杯です。一緒に提供される生クリームを加えることで、さらに深みのある味わいを楽しめます。
もう一つの代名詞が「モンブラン」。滑らかなマロンクリームとサクサクのメレンゲ、たっぷりの生クリームが織りなす上品な甘さが特徴です。このモンブランはアンジェリーナの歴史そのものを象徴するスイーツで、創業当時から愛され続けています。また、ランチや軽食メニューも充実しており、クロックムッシュやサラダなどで小腹を満たすことも可能です。
本店はリヴォリ通りにあり、ルーヴル美術館やチュイルリー庭園の近くに位置するため、観光の途中で立ち寄るのにも便利。美しい内装を楽しみながら、パリならではのサロン・ド・テ体験を堪能できる一軒です。
店舗名 | アンジェリーナ |
フランス語表記 | Angelina Paris |
営業時間 | 7:30-19:00(週末は8:00-19:30) ㉁なし 店舗によって営業時間・定休日は異なります。≫その他の店舗情報はこちら |
所在地 📍マップ | 226 Rue de Rivoli, 75001 Paris |
電話番号 | 01 42 60 82 00 |
HP | 公式サイト・📖メニュー |
カレット
パリの街角で味わうクラシカルなサロン・ド・テ
カレットは1927年に創業し、パリのティーサロン文化を今に伝える名店です。エッフェル塔を望むトロカデロ広場店や、歴史あるヴォージュ広場店があり、どちらも観光スポットのすぐ近くに位置しています。優雅でクラシックな内装と居心地の良い雰囲気が魅力で、地元の人々や観光客に親しまれています。
看板メニューは「エクレア」。特に濃厚なチョコレートクリームやコーヒークリームを使ったエクレアが絶品で、一口食べると幸せな気分になれると評判です。また、ミニサイズのタルトやマドレーヌなどの焼き菓子も人気が高く、種類豊富なスイーツがショーケースに並びます。さらに、軽食メニューとして提供されるキッシュやサンドイッチは、観光の途中でのランチにもぴったりです。
晴れた日にはテラス席で、パリの風景を眺めながらのティータイムがおすすめ。特にトロカデロ広場店ではエッフェル塔を正面に見据えながら、ゆったりとした時間を過ごせます。観光中に立ち寄りやすく、本格的なスイーツを楽しめるカレットは、パリの旅を彩る絶好のスポットです。
店舗名 | カレット トロカデロ店 |
フランス語表記 | Carette Trocadéro |
営業時間 | 7:00-23:30 ㉁なし 店舗によって営業時間・定休日は異なります。 |
所在地 📍マップ | 4 Place du Trocadéro et du 11 Novembre, 75016 Paris |
電話番号 | 01 47 27 98 85 |
HP | 公式Instagram |
ピエール・エルメ・パリ
革新と美の融合、パリのパティスリー・アート
ピエール・エルメは「パティスリー界のピカソ」と称されるほど革新的なスイーツで知られるブランドです。彼の作品は、従来の枠にとらわれない大胆なフレーバーの組み合わせと、芸術的なデザインが特徴です。
看板メニューの一つ「イスパハン」は、バラ風味のマカロンにライチとフランボワーズを合わせたフルーティーなケーキで、その繊細な味わいと美しさが人々を魅了します。
また、マカロンの種類も豊富で、定番のショコラやピスタチオだけでなく、ジャスミンやユズなどユニークなフレーバーが揃っています。季節ごとの限定商品や、彼独自のアイディアが光るラインナップも見逃せません。さらに、チョコレート菓子や焼き菓子など、多彩なアイテムが取り揃えられており、ギフトとしても人気です。
店舗はパリ市内に複数あり、どれも洗練されたモダンな空間が広がります。店内はギャラリーのように美しいスイーツが並び、視覚的にも楽しめるのが特徴です。伝統と革新を体現するピエール・エルメは、特別なパリ体験を求める人にぴったりのサロン・ド・テです。
店舗名 | ピエール・エルメ・パリ |
フランス語表記 | Pierre Hermé Paris Bonaparte |
営業時間 | 9:00-19:00 ㉁なし 店舗によって営業時間・定休日は異なります。≫その他の店舗情報はこちら |
所在地 📍マップ | 61 rue Bonaparte, 75006 Paris |
電話番号 | 01 82 73 25 15 |
HP | 公式サイト |
マリアージュ・フレール
紅茶の芸術を楽しむ、歴史あるティーサロン
マリアージュ・フレールは、フランスで最も歴史のある紅茶ブランドの一つで、1854年に創業しました。パリ市内に複数の店舗を構え、サロン・ド・テとして紅茶とスイーツを楽しむことができます。
特に、膨大な種類の紅茶が揃う「ティーライブラリー」は圧巻で、クラシックなものからオリジナルブレンド、季節限定の紅茶まで多彩なラインナップです。おすすめは「マルコ・ポーロ」というフレーバーティー。華やかなフルーツと花の香りが特徴で、初めての人にも飲みやすい逸品です。
店舗内は重厚感のあるクラシックなインテリアで、歴史的な雰囲気が漂っています。ティーサロンでは、紅茶と相性抜群のスイーツや軽食を楽しむことができ、特に紅茶を使用したタルトやケーキが人気です。
また、紅茶を使ったジャムやチョコレートなども販売しており、お土産にも最適です。観光の合間にゆっくりと紅茶を楽しむ贅沢な時間を過ごせる、パリならではの特別なスポットです。
店舗名 | マリアージュ・フレール |
フランス語表記 | Mariage Frères Paris Marais |
営業時間 | 12:00-19:00 ㉁なし 店舗によって営業時間・定休日は異なります。≫その他の店舗情報はこちら |
所在地 📍マップ | 30 Rue du Bourg Tibourg, 75004 Paris |
電話番号 | 01 42 72 28 11 |
HP | 公式サイト・📖メニュー |
ニナス・マリーアントワネット
ヴェルサイユ宮殿に由来する特別な紅茶とスイーツ
ニナス・マリーアントワネットは、フランス王室に愛された紅茶を再現したブランドで、特にヴェルサイユ宮殿の庭で育てられたバラとリンゴを使った「マリーアントワネットティー」が有名です。この紅茶は、華やかなバラの香りとリンゴの優しい甘みが調和した、唯一無二の味わい。パリの店舗では、この特別な紅茶とともに、紅茶を使ったスイーツを楽しむことができます。
店内は、18世紀の宮廷を思わせるエレガントでロマンチックな雰囲気が広がっており、訪れるだけで特別な気分を味わえます。
紅茶だけでなく、紅茶を使用したマドレーヌやタルトレットも提供されており、紅茶の香りが口いっぱいに広がる至福のひとときを過ごせます。また、ギフト用の紅茶缶やスイーツのパッケージも美しく、お土産やプレゼントにぴったりです。
ヴェルサイユの歴史と優雅さを感じながらティータイムを楽しむ、特別な体験ができるスポットです。
店舗名 | ニナス・マリーアントワネット |
フランス語表記 | Nina’s Marie-Antoinette |
営業時間 | 12:00-19:00 ㉁日曜日 |
所在地 📍マップ | 29 Rue Danielle Casanova, 75001 Paris |
電話番号 | 01 55 04 80 55 |
HP | 公式サイト |
ル・ネリー(カフェ・ジャックマール・アンドレ)
美術館で味わう、芸術とグルメの融合
ル・ネリーは、ジャックマール=アンドレ美術館内にあるカフェで、美術鑑賞とグルメを同時に楽しめる贅沢なスポットです。
美術館自体は19世紀の豪邸を改装したもので、その優雅な雰囲気をそのまま受け継いだカフェの内装もまた魅力的。豪華な絵画やアンティーク家具に囲まれながら、特別な時間を過ごせます。
カフェでは、パリの伝統的なスイーツや軽食を提供しており、特にタルトやチョコレートケーキが評判です。また、ランチタイムには、キッシュやサラダなどの軽食メニューも豊富で、美術鑑賞の後にゆっくりと食事を楽しむのにも最適です。
紅茶やコーヒーとともに、パリらしい優雅なひとときを満喫できます。美術館の訪問とセットで楽しむことで、芸術とグルメの両方を堪能できるおすすめの場所です。
店舗名 | ル・ネリー(カフェ・ジャックマール・アンドレ) |
フランス語表記 | Restaurant-Salon de Thé Le Nélie(Le café Jacquemart André) |
営業時間 | 月曜〜木曜日:10:00-18:00 金曜日:10:00-22:00 土・日曜日:11:00-19:00 ㉁なし |
所在地 📍マップ | 158 boulevard Haussmann, 75008 Paris |
電話番号 | 01 45 62 11 59 |
HP | 公式サイト・📖メニュー |
カフェ1902(ジャルダン・デュ・プティ・パレ)
プティ・パレの庭園で楽しむ隠れ家カフェ
カフェ1902は、プティ・パレ内の庭園にあるカフェで、観光地でありながら静かなひとときを過ごせる穴場的存在です。
プティ・パレ自体は、アール・ヌーヴォーとアール・デコを融合させた建築美が楽しめる美術館で、その内部にある庭園は、パリの喧騒を忘れさせるようなオアシス的な空間。カフェ1902では、この庭園の景色を眺めながらスイーツや軽食を楽しめます。
特におすすめなのが、フランス伝統のパティスリーを取り入れたスイーツや、ティータイムのセット。サラダやサンドイッチなどの軽食メニューも揃っており、観光中のランチや休憩にぴったりです。
晴れた日にはテラス席で、緑に囲まれながらのティータイムがおすすめ。美しい庭園と歴史ある建物に包まれた特別な空間で、リラックスしながらパリの魅力を堪能できるスポットです。
店舗名 | カフェ1902(ジャルダン・デュ・プティ・パレ) |
フランス語表記 | Café 1902(Jardin du Petit Palais) |
営業時間 | 10:00-17:45(金・土曜日は10:00-19:40) ㉁月曜日 |
所在地 📍マップ | 2 Avenue Winston Churchill, 75008 Paris |
電話番号 | 06 68 89 25 66 |
HP | 公式サイト・📖メニュー |
パリ観光 サロン・ド・テのまとめ
パリのサロン・ド・テは、美味しいスイーツだけでなく、心も満たされる特別な場所です。ここで過ごす時間は、ただのティータイムではなく、まさに一つのアートのような体験。フランスの歴史や文化、華やかなデザートと香り高い紅茶、そして洗練された空間が織りなすひとときは、日常から解放された至福の気分で満たしてくれます。
特に、パリのサロン・ド・テは、ただスイーツを楽しむだけではありません。その背景にあるサロンの歴史、代々受け継がれてきた技術やレシピに触れることができる点でも非常に魅力的です。どの店舗も、独自の特徴を持ち、訪れるたびに新しい発見があることでしょう。
歴史ある老舗有名店の「ラデュレ」では、華やかで繊細なマカロンが絶品で、長年にわたって愛され続けているその味わいは、まさにパリの象徴。
アールヌーボーの雰囲気が楽しめる「アンジェリーナ」では、落ち着いたクラシックなインテリアの中で、クリーミーなホットチョコレートと一緒に味わうエクレアやモンブランが堪能できます。
そして現代的な美しさを誇る「ピエール・エルメ」では、斬新で美しいデザインのケーキやフランス伝統の菓子に現代的なアレンジを加えたスイーツが提供され、その芸術的なプレゼンテーションも見逃せません。
今回紹介したサロン・ド・テは、それぞれ異なる魅力を持っています。どの店舗も、訪れる価値があり、あなたのパリ滞在をより特別なものにしてくれるはずです。
パリを訪れる際は、ぜひこの記事を参考にして、自分にぴったりのサロン・ド・テを見つけてみてくださいね。心温まる紅茶と絶品スイーツで、優雅なひとときを過ごしましょう!