もし1日だけ少し足を延ばせるなら、中世の世界が今も色濃く残る世界遺産の街「プロヴァン」を訪れてみませんか?
パリから列車に揺られて約1時間半。そこには、石畳の路地や重厚な城壁、歴史ある塔など、まるで1000年前のフランスへ迷い込んだかのような、美しい街並みが広がっています。
この記事では、プロヴァンの基本情報をはじめ、パリからの行き方、見どころ、おすすめの観光モデルコース、ご当地グルメ、人気のお土産まで、初めて訪れる方にもわかりやすく紹介します。
「パリ近郊で特別な日帰り旅を楽しみたい」という方は、ぜひ最後まで読んで、参考にしてみてくださいね。
- 世界遺産の中世都市「プロヴァン」を徹底解説
- パリからのアクセス方法や旧市街への行き方ガイド
- セザールの塔や地下道など人気観光スポットがわかる
- 特産品のバラをつかった人気のお土産を紹介

当ブログは、パリが大好きなRiéが運営しています。
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世界遺産の街プロヴァンとは

ここでは下記について解説します。
- プロヴァンはどんな街?
- パリからプロヴァン 電車での行き方
- 観光のシーズンや所要時間
- 観光時の3つポイント
プロヴァンはどんな街?
プロヴァン(Provins)は、パリの東側に位置する小さな地方都市です。石造りの建物や城壁、中世の街並みが今も多く残っており、その歴史的価値から、2001年にユネスコ世界遺産「中世市場都市プロヴァン(Provins, ville de foire médiévale)」に登録されました。
中世市場都市プロヴァン
街の黄金期は11世紀から13世紀。当時、この地を治めていたシャンパーニュ伯爵のもと「シャンパーニュ大市」と呼ばれる国際的な市場が開かれていました。羊毛や皮、香辛料などが取引され、ヨーロッパ各地から商人が集まる重要な交易都市として発展したのです。
中世にタイムスリップしたような景観
現在も、石造りの建物や城壁、監視塔、石畳の路地などが残されており、歩いているだけで中世ヨーロッパに迷い込んだような気分を味わえます。観光地化されすぎていない落ち着いた空気感も魅力で、写真を撮りながら、のんびり散策するのにもぴったりです。
パリ近郊とは思えない非日常感
パリと同じイル・ド・フランス地方にありながら、大都市の喧騒とは無縁で、素朴なフランス地方都市の美しさを感じられます。朝にパリを出発して夕方には戻れる距離感でありながら「小旅行したような非日常感」を楽しめます。
バラの街としても有名
プロヴァンは「プロヴァン・ローズ(Rose de Provins)」でも有名です。13世紀に十字軍が持ち帰ったとされる歴史あるバラで、街ではバラのお菓子やコスメも販売されています。春から初夏にかけては街のあちこちでバラが咲き、ロマンチックな雰囲気に包まれます。
「プロヴァンス」とは別の場所
名前は似ていますが「プロヴァンス(Provence)」と「プロヴァン」は全く違います。プロヴァンスはラベンダー畑で有名な南フランスの地方で、プロヴァンはパリ近郊の地方都市です。調べるときは混同しやすいので、旅行計画の際は注意しましょう。
パリからプロヴァン 電車での行き方

パリからプロヴァンへの旅は、とてもシンプルです。パリとパリ近郊を結ぶトランジリアンという列車を使えば、乗り換えなしの直通でアクセスできます。
ここでは、初めての方でも迷わずにたどり着けるよう、駅の入り口からプロヴァンの旧市街までの道のりを詳しく解説します。
パリ東駅からのアクセス

プロヴァン行きの列車は、パリの主要ターミナルのひとつであるパリ東駅(Gare de l’Est/Paris Est)から出発します。
利用する路線:Transilien Ligne P(P線)
行き先:Provins 駅(終点)
所要時間: 片道 約1時間20分〜1時間30分
運行間隔: 1時間に1〜2本 ※時間帯により変動あり
料金:片道 2,55ユーロ(Métro-Train-RERチケット一律)
チケットの買い方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
運行本数が限られているため、事前にフランス国鉄のサイトSNCF Connectや駅の掲示板などで時刻を確認しておきましょう。
パリ東駅は地上ホームが広く、列車によって発車ホームが異なります。電光掲示板で「Provins」の文字と発車ホーム(Voie)を確認しましょう。発車間際までホームが決まらないこともありますが、慌てず待機していれば大丈夫。
念のため、乗車前にもホーム番号や行き先をしっかり確認しましょう。車内にトイレはないので、心配な方は出発前に駅で済ませておく(有料)のがおすすめです。
プロヴァン駅から旧市街への行き方
プロヴァン駅(Gare de Provins)に到着したら、メインの観光スポットが集まる旧市街を目指しましょう。少し距離がありますが、移動手段は2つあります。
■ 徒歩で散策しながら向かう
駅から旧市街までは、ゆっくり歩いて15〜20分ほど。ゆるやかな坂道を上っていくルートですが、街並みを眺めながら歩けるため、天気の良い日は徒歩移動がおすすめです。旧市街への案内表示もあるため、初めて訪れる場合でも比較的わかりやすいでしょう。
駅を出て北方向へ進むと、まずは「下町」と呼ばれるエリアに入ります。地元の人々に親しまれているカフェやベーカリー、衣料品店などが並び、フランスの日常の雰囲気を感じられます。
下町を通り過ぎると、石造りの建物や城壁が少しずつ見え始めるので、中世都市らしい雰囲気を楽しみながら歩いてみてください。
■ バスを利用する場合
駅前のバス乗り場からは、路線バスが運行しています。歩く距離を短縮したい方や、足腰への負担を減らしたい時に便利です。特に夏の暑い日や、雨天時には心強い味方になってくれます。
利用する路線:7704、7705など(Ville Haute方面へ行く路線)
停留所:Ville Haute
所要時間:約7〜10分
運行間隔:約20〜60分程度(時間帯・曜日によって変動)
料金:2,05ユーロ(Bus-Tramチケット一律)
プロヴァン駅から旧市街への路線バスは、パリ市内と同じNavigoカードがそのまま使えます。
観光シーズンの週末や祝日限定で、観光用ミニシャトル(Navette Touristique)が運行されることもあります。
≫シャトルのスケジュールなどはこちら
観光のシーズンや所要時間

プロヴァンは四季折々で異なる表情を見せてくれる街です。いつ訪れてもその時々の良さがありますが、目的や好みに合わせて計画を立てると、より充実した一日を過ごせます。
春〜初夏のバラの季節
最も華やかな時期は、5月下旬から6月にかけて。プロヴァン名物のバラが咲き誇るシーズンです。街中のバラ園では、何百種類ものバラが甘い香りを放ち、目にも鮮やかな光景が広がります。
6月頃は中世祭りシーズン
毎年6月には、ヨーロッパ最大級の中世祭りが開催されます。街全体が数世紀前にタイムスリップしたような賑わいを見せ、騎士のパレードや中世の市場が再現されます。この時期は大変混雑するため、活気ある雰囲気を楽しみたい方にぴったりです。
秋は落ち着いて街歩きしやすい
9月から10月にかけての秋は、気温も落ち着き、穏やかな空気の中で散策を楽しめます。夏の賑わいが一段落し、石畳の路地や城壁をゆっくりと写真に収めるには最高のシーズンです。
冬は観光客が少なく静かな雰囲気
11月から3月頃は観光客がぐっと減り、街は静寂を取り戻します。凛とした空気の中、霧に包まれた城壁を眺めるのは、冬ならではの体験です。この時期は一部ショーが休止していたり、施設の閉館時間が早まったりするため、事前にスケジュールを確認しておきましょう。
観光に必要な所要時間は、日帰りなら半日〜1日ほどが目安です。主要スポットだけを巡るなら半日でも回れますが、地下道見学やショー、レストランでの食事、街歩きをゆっくり楽しみたい場合は、丸1日あると安心です。
「もっとゆっくり滞在したい」「夜の静寂も楽しみたい」という方は、無理に日帰りにせず、あえて一泊するのもおすすめです。ホテルの予約には、AgodaやBooking.comなどの予約サイトを活用すると、素敵なホテルをスムーズに見つけられますよ!
観光時の3つポイント
プロヴァンの見どころの多くは、高台にある「旧市街」に集まっています。観光スポットがコンパクトにまとまっているため、高台に上がってしまえば、その後は徒歩で十分に観光を楽しめます。
1. 歩きやすい靴推奨
ここで注意したいのが「足元」です。中世の街並みが残っているということは、路面の多くが当時のままの石畳であることを意味します。ヒールよりは歩きやすいスニーカーやフラットシューズがおすすめ。長時間歩くことも多いので、疲れにくい靴を選ぶと安心です。
2. 治安
プロヴァンは非常に落ち着いた平和な街で、昼間は安心して散策しやすい環境です。ただし、海外旅行では基本的な防犯意識を忘れないようにしましょう。特に駅周辺や人の多い場所では、スリや置き引きに注意してください。
3. 営業時間や休館日
営業時間や休館日にも注意が必要です。フランスでは日曜日や月曜日に休業する施設も多く、冬季は閉館時間が早まる場合があります。地下道ツアーやショーは時間が決まっているため、公式サイトでスケジュールを確認し、できれば事前予約しておくとスムーズです。
プロヴァン観光の見どころ

ここでは下記について解説します。
- セザールの塔と城壁
- 地下道と中世の歴史スポット
- 石畳の街並み散策
- 中世祭りや鷹狩りショー
- バラの街
- おすすめモデルコース
知ってるとお得!「Pass PROVINS」
セザールの塔、グランジュ・オ・ディーム、地下道など、3カ所以上見学する予定なら、Pass Provins(一般料金:16ユーロ)が便利です。
主要な5つの歴史スポットに入場できるため、個別にチケットを購入するよりもお得。施設ごとにチケットを買う手間も省けるので、スムーズに観光を楽しみたい方にぴったりです。
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セザールの塔と城壁

街のどこからでもその姿を望めるセザールの塔は、12世紀に建てられたプロヴァンのシンボルです。
この塔は、かつてこの地を治めたシャンパーニュ伯爵領の権威を示す存在であると同時に、外敵の侵入を見張る監視塔や牢獄としても使われていました。八角形の力強いフォルムは、中世建築ならではの重厚感と迫力を感じさせます。
内部の狭い石階段を登りきると、旧市街のオレンジ色の屋根と、その先に広がるフランスの田園風景を一望できます。360度に広がる景色はまさに絶景で、人気のフォトスポットにもなっています。
セザールの塔(Tour César)
住所:Rue de la Pie, 77160 Provins 📍マップ
営業時間:10:00-18:00 ※季節により変動 ㉁1/1、12/25
一般料金:5ユーロ
所要時間:約30分
≫公式サイトはこちら

セザールの塔周辺には、かつて街を防衛していた城壁も残されています。当時は全長約5kmにも及ぶ大規模な城壁が築かれていたとされ、現在でも旧市街を中心に約1.2kmが保存されています。複数の見張り塔や門も点在しており、中世の要塞都市としての面影を今に伝えています。
なかでも有名なのがサン・ジャン門です。石造りの重厚な門と続く城壁の景色は非常に美しく、プロヴァンらしい写真を撮りたい人にも人気があります。城壁の一部は実際に歩くこともできますよ。
サン・ジャン門(Porte Saint-Jean)
住所:Prte Saint-Jean, 77160 Provins 📍マップ
営業時間:24時間 ㉁なし
一般料金:無料
地下道と中世の歴史スポット
プロヴァンには、地上の街並みだけでなく、中世時代の歴史を感じられるユニークなスポットも残されています。
なかでも人気なのが、地下に広がる通路を見学できる地下道(レ・ストゥラン)と、中世の商人文化を再現したグランジュ・オ・ディームです。
地下道(レ・ストゥラン)

レ・ストゥランは、旧市街の地下に広がる歴史的な地下道です。
その起源には諸説あり、かつて採石場として使われていたほか、商人たちの倉庫や、戦火を逃れるための避難所、秘密結社の集会場だったともいわれています。今もなお解明されていない部分が多く、ミステリアスな雰囲気を漂わせています。
内部はガイドツアー形式で見学することができ、ひんやりと静まり返った空間の中で、壁に刻まれた古い落書きや不思議な意匠を間近に見ることができます。
レ・ストゥラン(Les Souterrains)
住所:3 Rue Saint-Thibault, 77160 Provins 📍マップ
営業時間:10:30-17:30 ※季節により変動 ㉁1/1、12/25
一般料金:6ユーロ
所要時間:約45分(ガイドツアー)
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グランジュ・オ・ディーム

グランジュ・オ・ディームは、中世の市場や商人文化を再現した歴史施設です。建物自体は13世紀頃に建てられたもので、当時は商人たちの倉庫や市場関連施設として利用されていました。
現在は、中世の暮らしや交易の様子を紹介する展示施設として公開されていて、シャンパーニュ大市で栄えたプロヴァンの歴史をわかりやすく学べます。
石造りのアーチや木組みの空間など、建物そのものにも中世らしい雰囲気が残っており、歴史好きはもちろん、写真スポットとしても人気があります。
グランジュ・オ・ディーム(La Grange aux Dîmes)
住所:2 Rue Saint-Jean, 77160 Provins 📍マップ
営業時間:10:00-18:00 ※季節により変動 ㉁1/1、12/25
一般料金:5ユーロ
所要時間:約30分
≫公式サイトはこちら
石畳の街並み散策

特定の観光スポットだけでなく、街そのものがひとつの芸術作品のようなプロヴァン。目的地を決めずに、旧市街をのんびり歩いているだけでも、中世ヨーロッパの空気感をたっぷり味わえます。
セザールの塔のすぐそばにあるサン・キリアス教会(Collégiale Saint-Quiriace)の周辺は、特に静かで気品ある雰囲気が漂っています。未完成のまま残されたという珍しいドーム構造を持ち、その未完成ゆえの美しさが、街の歴史の深さを物語っています。
バラの街

プロヴァンは、中世都市としてだけでなく、「バラの街」としても知られています。
街のシンボルになっているのが、プロヴァン・ローズ(Rose de Provins)と呼ばれる特別なバラです。12〜13世紀頃、十字軍遠征から持ち帰られたと伝えられており、古くから薬用や食用として利用されてきました。
旧市街のふもとにはラ・ロズレ・ド・プロヴァンというバラ園があり、初夏になると約300種類以上のバラが咲き誇ります。園内のテラスで、バラの香りに包まれながらティータイムを過ごせば、プロヴァン観光の中でも優雅で贅沢なひとときになるはず!
ラ・ロズレ・ド・プロヴァン(La Roseraie de Provins)
住所:11 Rue des Prés, 77160 Provins 📍マップ
営業時間:10:00-19:30 ※季節により変動 ㉁なし
一般料金:春夏 7,50ユーロ/秋冬 4,50ユーロ(ショップやカフェ利用はチケット不要)
所要時間:約30分
≫公式サイトはこちら
イベント情報
プロヴァンの街が最も輝くのは、中世の記憶が現代に呼び起こされるイベントの日です。当時の様子を忠実に再現したお祭りやショーは、大人も童心に帰って楽しめるほどの迫力があります。
中世祭り

プロヴァンを代表するイベントが、レ・メディエヴァル・ド・プロヴァン(Les Médiévales de Provins)と呼ばれる中世祭りです。ヨーロッパでも最大級の規模を誇るイベントで、祭りの2日間、街は完全に12〜13世紀の中世ヨーロッパにタイムスリップします。
毎年6月に開催され、住民や参加者の多くが中世の装束に身を包みます。広場では吟遊詩人が歌い、騎士たちが街を練り歩き、当時の製法で作られた工芸品や食べ物を販売する屋台も並びます。
チケットはWebまたは現地で購入できます!
Web料金:1日券12ユーロ/2日券16ユーロ
現地料金:1日券13ユーロ/2日券18ユーロ
※中世の衣装着用の場合は、現地で9ユーロで入場可
≫公式サイトはこちら
祭りの期間は世界中から観光客が訪れるため、パリからの列車も非常に混雑します。もしイベントに合わせて訪れるなら、レストランの予約や宿泊施設(AgodaやBooking.comなどで早めにチェックするのがおすすめ!)を数ヶ月前から確保しておくと安心です。
鷹狩りショーや騎士ショー

お祭りの時期以外でも、プロヴァンの歴史を体感できるのが、シーズン中(主に3月末〜11月初旬)に毎日開催される常設の屋外ショーです。
特に有名なのが、鷹狩りを再現した「レ・ゼーグル・デ・ランパール(Les Aigles des Remparts)」です。中世時代、鷹狩りは貴族文化として発展していた歴史があり、ショーではその伝統を感じられる演出が楽しめます。
ワシやフクロウ、タカなどの猛禽類が城壁近くの空を飛び交う迫力満点のショーで、大人でも思わず見入ってしまう迫力があります。
また、「ラ・レジャンド・デ・シュヴァリエ(La Légende des Chevaliers)」と呼ばれる騎士ショーも見逃せません。馬に乗った騎士たちによる剣技やアクション、馬上試合などが繰り広げられ、中世の戦いや英雄伝説をテーマにしたダイナミックな演出を楽しめます。
どちらのショーも屋外の特設会場で行われるため、天候によってスケジュールが変更される場合があります。チケットは観光案内所や会場でも購入できますが、週末や観光シーズンは混み合うこともあるため、できれば事前にWeb予約しておくと安心です。
おすすめモデルコース
ここでは、パリから日帰りで訪れる場合のおすすめモデルコースを紹介します。
- 08:30 パリ東駅から出発
少し早めにパリ東駅へ。駅で朝食を購入したら、トランジリアンP線のプロヴァン行きに乗り込みます。列車は直通で、所要時間は約1時間20分です。 - 10:10 プロヴァン駅到着
駅に到着したら、まずは旧市街を目指しましょう。坂道を上がっていくにつれて石造りの建物や城壁が見え始め、少しずつ中世の世界へ入り込んでいく感覚を味わえます。 - 10:30 旧市街に到着 観光スタート!
まずは街のシンボルのセザールの塔へ。階段を登りきった先の展望台からは、プロヴァンの街並みと広大なフランスの田園風景を一望できます。ここで散策ルートを上から眺めるのも楽しいですよ。
塔を見学した後は、すぐ隣にあるサン・キリアス教会へ。厳かな雰囲気の空間と、未完成のドームが織りなす独特の建築美に触れながら、この街の長い歴史を感じてみましょう。 - 12:00 シャテル広場でランチタイム
旧市街の中心、シャテル広場(Place du Châtel)周辺のレストランでランチタイム。テラス席で、地元のブリーチーズを使った料理やガレットを楽しみながら、ゆったりと休憩しましょう。 - 13:30 グランジュ・オ・ディーム
ランチの後は、グランジュ・オ・ディームへ。かつて開かれていたシャンパーニュ大市の賑わいを学べます。等身大のジオラマには当時の暮らしがリアルに再現されていて、まるで中世の市場に迷い込んだような気分に。
もしタイミングが合えば、鷹狩りショーや騎士ショーを組み込むのもおすすめです。 - 15:30 城壁散策をしながら下町方面へ
壮大な城壁散策も楽しみながら、ゆっくりと下町方面へ向かいます。夕暮れ時のプロヴァンは、柔らかな光に包まれ幻想的な雰囲気に。日中とはまた違った美しさが感じられます。 - 16:30 地下道ガイドツアー
下町に向かう道中にある、ミステリアスな地下道レ・ストゥランをガイド付きで見学します。迷路のように入り組んだ空間には、地上とはまったく異なる神秘的な雰囲気が漂い、探検気分を味わえます。 - 17:30 バラ園でリフレッシュ&お土産探し
旅の締めくくりは、美しい花々が広がるバラ園ラ・ロズレ・ド・プロヴァンへ。園内のカフェでひと休みしたり、バラのジャムやシロップなど、プロヴァンらしいお土産を探したりするのもおすすめです。 - 18:45 プロヴァン駅からパリへ
充実した一日の余韻に浸りながら、再び列車でパリへ。20時過ぎにはパリ市内に戻れるので、夜の予定も立てやすいですよ。
地下道ガイドツアーや複数のショーを体験したい場合は、丸1日あっても意外と時間が足りなくなることも。そんなときは無理に予定を詰め込まず「今回はこれ!」とメインを決めるか、思い切って一泊し、ゆったりプロヴァンを満喫するのも素敵ですよ。
プロヴァンのグルメやお土産

ここでは下記について解説します。
- プロヴァンで楽しみたいグルメ
- おすすめのお土産
- プロヴァン観光のまとめ
プロヴァンで楽しみたいグルメ

パリの東に広がるブリー地方は、言わずと知れたチーズの名産地。プロヴァン周辺でも、クリーミーでコクがありながら、後味はどこか上品で華やかなブリーチーズを味わえます。
そのままいただくのはもちろん、熱々にとろけさせてガレット(そば粉のクレープ)に包んだり、サラダやタルト、グラタンなど、さまざまな料理に使われています。
また、プロヴァンには中世の街並みに合わせた「中世風レストラン」も点在。木製テーブルやキャンドル風の照明など、雰囲気づくりにこだわった店が多く、まるで当時の食堂に迷い込んだような気分を味わえます。
レストランによっては、「中世風メニュー」をテーマにした料理を提供していることも。スパイスを効かせた料理や、ハチミツを使ったソースなど、現代フレンチとはひと味違う味わいを楽しめます。
ラ・クロワ・ドール(La Croix d’Or)
13世紀から続く歴史ある建物を利用したレストランで、「フランス最古級の宿」としてギネス世界記録に紹介されることもある名所です。落ち着きのある空間で、ブリーチーズを使った料理や地方グルメをはじめ、伝統的なフレンチを味わえます。
住所:1 Rue des Capucins, 77160 Provins 📍マップ
営業時間:ランチ 12:00-14:00、ディナー 19:00-21:00 ㉁月・火
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バンケット・デ・トルバドゥール(Banquet des Troubadours)
中世の宴会をテーマにしたユニークなレストランで、主に週末に営業しています。中世そのものの店内では、当時をイメージした特別な料理が並びます。ゲストも中世風の衣装をまとって(レンタル無料)参加できるので、観光気分をより盛り上げたい人におすすめです。
住所:14 Rue Saint-Thibault, 77160 Provins 📍マップ
営業時間:土ランチ 12:00-15:00、土ディナー20:00-23:00/日ランチ 12:00-15:00 ㉁月〜金
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おすすめのお土産

定番は、バラの花びらを使ったコンフィチュール(ジャム)やシロップ。口に入れた瞬間にふわっと広がる上品な香りは、摘みたてのバラを思わせる優雅な風味です。パンやヨーグルト、紅茶などともよく合います。
ローズティーやキャンディ、チョコレートなどのお菓子類も豊富。可愛らしいパッケージの商品も多く、見た目重視で選びたい人にもぴったりです。
周辺の豊かな自然の中で育まれた天然のハチミツも人気です。バラの花から蜜を集めた「バラのハチミツ」は、プロヴァンならではの希少な逸品。濃厚な甘みの中に、ほんのりと花の香りが追いかけてくる繊細な味わいです。
形に残るものがいいという方には、バラエキスを配合したコスメがおすすめ。ハンドクリームや石鹸は、使うたびに美しいプロヴァンのバラを思い出させてくれます。パッケージもクラシックで上品なものが多く、ギフトとしても非常に喜ばれます。
中世都市らしいアイテムを探したいなら、騎士や紋章をモチーフにした雑貨や、アンティーク風デザインの商品もおすすめです。木製小物やアクセサリー、キャンドルなど、街の雰囲気に合ったアイテムが並んでいます。
プロヴァン観光のまとめ
「パリ旅行中にどこか日帰りで行ってみたい」「王道だけではない景色を楽しみたい」「中世の雰囲気を味わいたい」そんな人に訪れてほしいのが、プロヴァンです。
パリから気軽にアクセスできるにもかかわらず、今も中世の趣が色濃く残る特別な場所として知られています。
石畳の路地や城壁、セザールの塔など、歴史ある景観が街のいたるところに広がっており、歩いているだけでまるで中世ヨーロッパへタイムスリップしたかのような気分を味わえます。
地下道見学や騎士ショー、中世祭りなど、この街ならではの体験型スポットも充実。世界遺産の街として有名でありながら、パリほど賑やかすぎず、落ち着いた雰囲気の中で過ごせるのも魅力です。
また、地方らしいレストランや地元の名産品を扱うショップなども点在しており、街歩きそのものを楽しめるのもプロヴァンの魅力のひとつ。歴史好きはもちろん、のんびりと観光を楽しみたい人にもぴったりの街です。
パリから少し足を延ばすだけで出会える、中世ヨーロッパの世界。ぜひプロヴァンで、特別な1日を過ごしてみてくださいね。
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