1月のパリは、一年の中でも特に寒さが厳しい季節です。しかし、観光のハイシーズンが落ち着いたこの時期は、いつもより静かで穏やかな雰囲気の中、街歩きを楽しめます。
観光客が少ないため、有名スポットをゆったり巡れるのも冬ならではの魅力です。また、年明けから始まる冬のソルド(セール)も見逃せません。
この記事では、1月のパリを訪れる際に知っておくと便利な情報をまとめました。気候や服装のポイント、おすすめの観光スポット、この時期ならではのイベントまで、冬のパリを快適に楽しむためのヒントをお届けします。
ぜひ最後まで読んで、あなたの旅の計画に役立ててくださいね。
- 寒くても楽しめる屋内・屋外観光名所を厳選
- 1月のとっておきのイベント情報をお届け
- 防寒対策しながらできるおしゃれのコツを解説
- 寒い季節にぴったりのあったかグルメの紹介も

当ブログは、パリが大好きなRiéが運営しています。
このサイトは「好きな人と好きな時間を楽しもう」をコンセプトに、フランス旅行の魅力をギュッと詰め込んだ情報ブログです。
パリ留学や多くの海外渡航経験をもとに、観光を楽しむためのヒントをお届けします!

🛡入会金・年会費無料なのに海外旅行保険付帯
🌟キャッシュレス決済で現地でも安心・便利
💳Visaだから世界中で使える
🎁ホテルや航空券の支払いでポイントが貯まる
💶海外キャッシングで現地通貨の引出しもOK
\申し込みは簡単! 今すぐチェック!/
パリ観光:1月の気温・服装・イベント

ここでは下記について解説します。
- 1月のパリの気温と天気
- 服装や持ち物、寒さ対策
- イベント情報
- ホテルの選び方
1月のパリの気温と天気
この時期のパリは冬本番を迎え、東京と比べると平均気温が低く、乾燥しているのが特徴です。湿度が低いため、気温の数字以上に寒く感じることも多いでしょう。
小雨が降る日が多く、石畳からの冷気やメトロ構内・建物内との温度差も大きいため、体感的にはかなり冷え込みます。特に早朝や夕方以降は厳しい寒さになるので、防寒対策をしっかり行うことが大切です。
ホテルでは加湿対策をしたり、喉や肌の保湿ケアも忘れずに行いましょう。
| 平均気温 | 約5℃ | 東京の真冬と比べて寒い日が多い |
|---|---|---|
| 最低/最高気温 | 最低0℃/最高8℃程度 | 日によっては氷点下になることも |
| 日の出 日の入 |
日の出 8:30頃 日の入 17:15頃 |
日照時間が短く、特に午前中は暗い時間帯が長い |
| 雨・雪の状況 | 降水日数は多めだが、雪は稀 | 雨または霙(みぞれ)が降ることが多い |
服装や持ち物、寒さ対策

1月のパリでは、しっかりとした寒さ対策が快適な旅の鍵になります。ただ防寒するだけでなく、TPO(時・場所・場合)に合わせた装いを意識することも大切です。
ここでは、おしゃれを楽しみながら、賢く寒さを乗り切るためのポイントを紹介します。
シーン別の服装例
観光・街歩き
- ダウンジャケットや厚手のコート+タートルネック+機能性インナー+裏起毛パンツなど
- 足元は防水性のあるブーツ
防風・防寒を最優先に。長時間歩くので、靴は歩きやすさを重視しましょう。
カジュアルなビストロ
- ニットやカシミアセーター+厚手のコート
コートやマフラーを預けることが多いため、インナーも温かい素材を選びましょう。
高級レストラン
- ワンピースやセットアップなど少しドレッシーな服装
- アウターはエレガントなコート
ドレスコードがある場合は、それに従います。防寒対策は、移動時のみ上質なストールや手袋で対応し、店内で脱ぐことを想定します。
パリジャン風のおしゃれを取り入れるコツ
「寒いからといって、着膨れしたくない!」というおしゃれも意識したい方へ、パリジェンヌがしているおしゃれのコツを紹介します。
1. ベーシックカラーで統一
黒、ネイビー、グレー、ベージュなど、落ち着いたベーシックカラーを基調にすると、アイテムの数を増やしても統一感が出て洗練されて見えます。
2. 上質な小物でアクセント
カシミアのマフラー、上質なレザーの手袋、洗練されたデザインのバッグなど、小物に上質なものを取り入れると、一気にパリらしいシックな印象になります。
3. 上手な重ね着
インナー、薄手のニット、カーディガン、コートなど、重ね着を駆使して暖かさを確保しつつ、脱ぎ着で温度調節できるように工夫しましょう。
用意しておきたい防寒アイテム
アウター
ダウンジャケットならフード付き、ウールコートならロング丈がおすすめです。
寒さ対策とおしゃれを両立する理想の一着を見つけましょう。
靴
濡れた石畳や長時間の街歩きには、底が厚く、防寒・防水性の高いブーツが最適です。疲れにくく、見た目もスマートなデザインなら、観光もディナーも快適に楽しめます。
足元からしっかり暖めて、冬のパリを思いきり満喫しましょう。
マフラー・手袋・靴下・帽子
首、手首、足首の「三首」を温めるのが防寒の鉄則。特にマフラーやストールは、冷たい風を防ぎながら、コーデのアクセントにもなる冬小物です。上質なウールやカシミヤ素材なら、肌触りも格別。
指先が冷えやすい方は、スマホ操作ができるタッチパネル対応の手袋が便利です。
インナー
寒さ対策の決め手は、見えないところの工夫。発熱素材の機能性インナーを重ねるだけで、外歩きが驚くほど快適になります。トップス&レギンスのダブル使いで、どんな気温にも対応。
軽くてかさばらないから、旅の荷物にも最適です。
使い捨てカイロ
現地では手に入りにくい「日本の冬の味方」。貼るカイロをお腹や背中に仕込めば、体全体を効果的に温めてくれるので、屋外観光も快適に過ごせます。
荷物のすき間に忍ばせて、多めに持っていくことをおすすめします。
🛒旅の必須アイテムをチェック!
1月のイベント情報
新年/元旦(Jour de l’an)
フランスでも1月1日は祝日です。
大晦日の夜には、凱旋門周辺のシャンゼリゼ通りでカウントダウンイベントやプロジェクションマッピングが行われ、夜通し多くの人で賑わいます。
一方で、元日は観光スポットやお店の多くが休業していて、街は静かな雰囲気に包まれます。
イルミネーション(Illuminations de Noël)
クリスマスが過ぎても街のあちこちでイルミネーションが灯り続けます。多くの場所では1月中旬頃まで華やかな装飾が残されており、冬の夜のパリを幻想的に照らします。
シャンゼリゼ通りやヴァンドーム広場などでは光の演出が街全体を包み込み、歩くだけで心が温まるような雰囲気に。ロマンチックな冬のパリを存分に楽しめます。
開催時期:12月〜1月中旬まで
場所:シャンゼリゼ通り、ヴァンドーム広場など
冬のソルド(Solde d’Hiver)
フランス政府が年に2回だけ公式に実施を認めている大規模セール「ソルド(SOLDES)」は、1月のパリ旅行の最大の楽しみのひとつです。街中のデパートやブティックが一斉に値下げを行います。
高級ブランドのバッグや靴、洋服はもちろん、コスメやインテリア雑貨、日用品まで幅広い商品が対象となり、割引率は週を追うごとに上がっていきます。
初日は多くの人が人気ブランドを狙って開店前から並ぶほどの混雑ぶり。お目当ての商品を確実に手に入れたい場合は、あらかじめ欲しいアイテムをリストアップしておくのがおすすめです。
開催時期:例年1月第2水曜日から約4週間
場所:フランス国内の百貨店やブティックなど
公式サイト:各施設による
ガレット・デ・ロワ(Galette des Rois)
1月6日の公現祭(L’Épiphanie)を祝う風習。パイ生地の中にアーモンドクリームを詰めた伝統的なお菓子で、家族や職場で切り分けて食べます。
中にはフェーヴ(小さな陶器の人形)が一つ隠されており、引き当てた人は王冠をかぶってその日の「王様」または「王女様」となり、一年の幸運を願います。
さまざまなお店のガレットを食べ比べするのも楽しいですよ。
開催時期:1月6日(公現祭)前後〜1月いっぱい
場所:ブーランジュリー、パティスリーなど
公式サイト:各店舗による
ファッションウィーク(Paris Fashion Week)
1月にはメンズ、そして世界的な注目を集めるオートクチュール・ウィークが開催されます。
観光客が直接参加できるイベントではありませんが、街中でおしゃれなモデルや関係者を見かける機会が増え、パリが一段と華やかでモードな雰囲気に包まれます。
開催時期:1月中旬〜下旬頃
場所:パリ市内各所
公式サイト:https://www.fhcm.paris/en
ホテルの選び方

1月のパリは寒さが厳しく日照時間も短いため、ホテル選びは立地の良さと快適性を最優先に考えることが大切です。
ここでは、観光やショッピングの拠点としておすすめのエリアや、ホテルを選ぶときの条件について解説します。
おすすめエリア紹介
🏨オペラ地区(9区)
アクセス◎ ショッピング◎
効率よく観光や買い物を楽しみたい方におすすめのエリアです。
ルーヴル美術館やギャラリー・ラファイエット(デパート)に近く、空港からのアクセスも便利。観光、特にソルド目的のショッピングに最適です。
≫オペラ地区のおすすめホテルはこちら
🏨マレ地区(3・4区)
トレンド◎ おしゃれな街並み◎
パリジャンの日常やトレンドを楽しみたい方におすすめのエリアです。
シックなブティックや美術館、おしゃれなカフェが集まるスポットとして知られています。日曜も営業しているお店が多いのも魅力です。
≫マレ地区のおすすめホテルはこちら
🏨サンジェルマン・デ・プレ地区(6区)
落ち着いた雰囲気◎ 老舗カフェ◎
落ち着いた雰囲気でゆったりと過ごしたい方におすすめのエリアです。
老舗のカフェや高級ギャラリーが並び、落ち着いた大人の雰囲気が魅力。セーヌ川やオルセー美術館にも近く、治安も比較的良いです。
≫サンジェルマン・デ・プレ地区のおすすめホテルはこちら
🏨エッフェル塔近く(7区・15区など)
絶景◎ 治安の良さ◎
エッフェル塔のライトアップを毎日楽しみたい方、治安を重視したい方におすすめのエリアです。
エッフェル塔を窓から眺められるホテルが多く、ロマンチックな滞在が可能です。大使館などがあるため治安も比較的安定しており、落ち着いています。
≫エッフェル塔近くのおすすめホテルはこちら
快適なホテルの5つの条件
快適な滞在を楽しむためには、早めのホテル探しがカギとなります。
以下の5つのポイントを参考にして、あなたにぴったりの宿を見つけてくださいね。
1. 暖房設備が万全であること
滞在の快適さに直結します。
予約サイトのレビューなどで、「暖房がしっかり効くか」を確認しておくと安心です。
2. メトロの駅が近いこと
寒い中での移動時間を短縮するため、メトロの駅がなるべく近くにあるホテルを選ぶと非常に便利です。
3. バスルーム・水回りの快適さ
ホテルによってはシャワーの温度が安定しなかったり、湯量が少ないこともあります。
もし可能であれば、バスタブ付きのお部屋を選び、しっかり身体を温めましょう。
4. 電気ケトル・冷蔵庫があること
寒い夜に温かい飲み物を飲んだり、デリ(お惣菜)を買って帰って保存したりするために、ケトルと冷蔵庫の有無もチェックしておきましょう。
5. 宿泊スタイルに合ったホテルを選ぶこと
パリには高級ホテルから簡素なホテルまで多彩な選択肢があります。
一人旅で気軽に泊まりたい人、ロマンチックな雰囲気を求める人など、自身の旅の目的やスタイルに合ったホテルを選びましょう。
💡ホテル選びのコツ
公式サイトだけではわからないリアルな情報は、口コミが頼りになります。予約サイト(AgodaやBooking.comなど)で、清潔さ、スタッフの対応、周辺の治安などに関するレビューを確認しましょう。「朝食が美味しかった」「夜は静かでよく眠れた」など、実際に宿泊した人の声は参考になります。
ホテル検索・予約に便利なサイト
ホテル選びには、情報が豊富な日本語予約サイトを使うとスムーズで便利です。写真やクチコミ、立地や設備などの確認もできます。
人気の予約サイト3社を下記に紹介しますので、お好きなサイトをご利用ください!
Agoda(アゴダ)
日本語でのサポートが充実しているため、日本人観光客にとっては使いやすいサイトです。特に東南アジアのホテルとの連携が強い会社ですが、パリのホテルも手頃な価格で探しやすいのが特徴です。
パリ市内だけでなく郊外のホテルも豊富に扱っていて、バジェットホテルから高級ホテルまで幅広い選択肢があります。
Booking.com(ブッキングドットコム)
世界最大のオンライン旅行代理店の一つで、パリのホテルに限らず、世界中の宿泊施設を網羅しています。口コミ評価も充実しており、ホテル選びの参考になります。
パリ市内中心部のホテルはもちろん、おしゃれなブティックホテルや歴史的な建物を利用したホテルなど、個性的な宿泊施設も多数取り扱っています。
Expedia(エクスペディア)
ホテルだけでなく、航空券やレンタカー、現地ツアーなども一括で予約できる総合的な旅行サイトです。パッケージツアーも充実しており、初めてパリを訪れる方におすすめです。
パリ市内だけでなく、周辺地域のホテルも幅広く扱っており、郊外での滞在も検討したい方におすすめです。
パリ観光:1月おすすめスポット・グルメ・ホテル

ここでは下記について解説します。
- 寒くても楽しめる観光スポット
- 1月に味わいたいおすすめグルメ
- 旅行前に知っておきたい注意点・便利情報
- パリ観光1月のまとめ
寒くても楽しめる観光スポット

1月はオフシーズンのため観光客が比較的少なく、主要な美術館なども落ち着いて鑑賞できるのが魅力です。
ここでは、寒い季節でも楽しめる観光スポットをカテゴリごとに紹介します。さまざまなスポットを組み合わせて、寒さに負けず充実した1月のパリ観光を満喫しましょう!
- KKday:コスパの良いプランが豊富
- Klook:アプリが使いやすく、割引クーポン多数アリ
→【新規登録¥500プレゼントコード:CSECBB】 - 楽天トラベル観光体験:楽天ポイントが貯まる&使える
GetYourGuide:レビューが豊富で、現地ツアーなど選択肢が多い
屋内で楽しむ観光
パリには、世界的に名高い美術館や歴史的建造物が数多くあります。
芸術や文化の宝庫ともいえるこれらの施設では館内暖房が効いているため、寒さを気にせずゆっくりと作品鑑賞ができます。
■美術館・博物館巡り
ルーヴル美術館
言わずと知れた世界最大級の美術館。『モナ・リザ』『ミロのヴィーナス』など有名な作品が目白押し。鑑賞するのに1日では足りないほど、膨大なコレクションを展示している。
名称:Musée du Louvre
住所:Musée du Louvre, 75001 Paris 📍マップ
営業:月・木・土・日:9:00-18:00、水・金:9:00-21:45 ㉁火曜日
料金:22,00ユーロ(一般)
≫入場チケットやツアーの予約はこちら
オルセー美術館
元駅舎の美しい建物も必見。印象派・ポスト印象派の作品が充実しており、建物内部の時計台からセーヌ川の景色を眺めるのもおすすめです。
名称:Musée d’Orsay
住所:Esplanade Valéry Giscard d’Estaing, 75007 Paris 📍マップ
営業:火・水・金〜日:9:30-18:00、木:9:30-21:45 ㉁月曜日
料金:16,00ユーロ(一般)
≫入場チケットやツアーの予約はこちら
■歴史的建造物・教会
サント・シャペル
15メートルの高さを持つ、世界屈指のステンドグラスの美しさが圧巻の教会です。光が差し込むと、息をのむような美しさです。
名称:Sainte-Chapelle
住所:10 Boulevard du Palais, 75001 Paris 📍マップ
営業:4月〜9月:9:00-19:00、10月〜3月:9:00-17:00 ㉁なし
料金:13,00〜19,00ユーロ(変動制)
≫入場チケットやツアーの予約はこちら
オペラ・ガルニエ (オペラ座)
豪華絢爛な内装を持つ歴史的建造物。公演がない日は見学が可能で、大階段やシャガールの天井画など、宮殿のような美しさに圧倒されます。
名称:Palais Garnier
住所:Place de l’Opéra, 75009 Paris 📍マップ
営業:10:00-17:00(夏は-18:00)※日中の公演と臨時休館日は除く ㉁なし
料金:15,00ユーロ(見学)
≫入場チケットやツアーの予約はこちら
■百貨店 (デパート) でのショッピング&グルメ
ギャラリー・ラファイエットやプランタン
オスマン大通りにある老舗デパート。巨大で美しいドームの吹き抜けを見上げたり、屋上テラスで景色を楽しんだり、グルメフロアで美食を堪能できます。ソルド(セール)の時期ならお得なショッピングも楽しめます。
名称:Galeries Lafayette Haussmann
住所:40 Boulevard Haussmann, 75009 Paris 📍マップ
営業:10:00-20:30(日曜は11:00-20:00) ㉁なし
名称:Printemps Haussmann
住所:64 Boulevard Haussmann, 75009 Paris 📍マップ
営業:10:00-20:00(日曜は11:00-20:00) ㉁なし
冬でも絵になる屋外名所
1月のパリは空気が澄みわたり、建物や街路樹、モニュメントの輪郭がくっきりと浮かび上がります。そんな冬ならではの風景は、写真好きにはたまらない魅力。
寒さを感じやすい季節ではありますが、短時間でさっと撮影を楽しんだり、立ち寄る順序を工夫すれば、屋外でも十分に満喫できます。
モンマルトル
モンマルトルはパリで最も高い場所に位置し、丘の上からは市内を一望できます。
街全体がノスタルジックで絵になる雰囲気に包まれていて、活気あふれるテルトル広場や、丘にそびえる白亜のサクレ・クール寺院、ピンクの外観で有名なメゾン・ローズなど、フォトジェニックな風景があちこちに広がっています。
名称:Montmartre
住所:Montmartre, 75018 Paris 📍マップ
≫ツアーの予約はこちら
セーヌ川と橋
セーヌ川には個性豊かな橋がいくつも架かっていますが、中でもアレクサンドル3世橋は、豪華な装飾が施された美しい橋として有名です。映画や雑誌の撮影にもよく使われ、エッフェル塔やアンヴァリッドを背景にした絶景を楽しめます。
夜にはライトアップされ、幻想的で格別な雰囲気に包まれます。
名称:Pont Alexandre III
住所:Pont Alexandre III, 75008 Paris 📍マップ
≫クルーズやツアーの予約はこちら
天候に左右されない過ごし方
せっかくのパリ旅行、雨や寒い日でも楽しめる方法を知っておくと安心です。
天候に左右されることなく過ごすなら、屋内でパリの文化や美食をゆっくり味わうのがおすすめ。お気に入りのレストランやパティスリーを巡って、グルメの都・パリの魅力を堪能しましょう。
パッサージュ散策
19世紀に造られたガラス屋根のついたアーケード商店街です。寒い日や雨の日でも濡れずに歴史的な建物を散策できます。
特にギャラリー・ヴィヴィエンヌというパッサージュは、床のモザイクや装飾が美しいことでも知られています。
名称:Galerie Vivienne
住所:4 Rue des Petits Champs, 75002 Paris 📍マップ
営業:8:30-20:00 ㉁なし
≫ツアーの予約はこちら
カフェやブラッスリーでの休憩
パリのカフェやブラッスリーでは、冬でもテラス席を楽しめるように、暖房や毛布が用意されていることが多いです。もちろん、温かい店内でくつろぐのもおすすめ。
老舗カフェのレ・ドゥ・マゴ(Les Deux Magots)やカフェ・ド・フロール(Café de Flore)で、パリジャン気分を味わってみましょう。
サロン・ド・テで優雅なティータイム
アンジェリーナ(Angelina)やラデュレ(Ladurée)といった老舗サロン・ド・テ(喫茶室)で贅沢なひとときを過ごすのも素敵です。名物の濃厚なホットチョコレートと、フランス伝統のスイーツを堪能しましょう。
1月に味わいたいおすすめグルメ

厳しい寒さに包まれる1月のパリでは、心も体も温めてくれるグルメこそが何よりのごちそうです。凍える街を歩いたあと、湯気の立つ料理に出会えば、体の奥からじんわりとぬくもりが広がります。
フランスの冬ならではの郷土料理や、この季節だけのスイーツなど、パリの街角で温もりに満ちた食文化をゆっくりと味わいましょう。
冬に人気の郷土料理
寒い季節に恋しくなるのは、濃厚でコク深いフランスの伝統的な温かい料理です。
オニオングラタンスープ (Soupe à l’oignon gratinée)
何時間もかけて炒めた玉ねぎの甘みと旨みが凝縮されたスープに、バゲットととろけるチーズがたっぷりのった、冬のパリの定番です。冷えた体を一気に温めてくれる、ビストロの鉄板メニューです。
ラクレット (Raclette) や フォンデュ (Fondue)
とろとろに溶かしたチーズを、ジャガイモやシャルキュトリー(ハム・ソーセージなどの食肉加工品)につけていただく料理です。
友人や家族と鍋を囲むように楽しむ料理で、寒い季節に温かさと楽しさを分かち合えます。
ポトフ (Pot-au-feu)
牛肉や野菜をじっくり煮込んだ、フランスの家庭料理の代表格。優しい味わいと温かさが、旅の疲れを癒してくれます。
カジュアルなビストロで提供されることが多いです。
季節のスイーツ
1月は伝統的なスイーツを味わえる特別なシーズンです。
ガレット・デ・ロワ (Galette des Rois)
1月6日の公現祭(L’Épiphanie)を祝うための、パイをベースにしたお菓子です。パリのパティスリーやブーランジュリーのショーケースには、さまざまなアレンジが施された美しいガレットが並びます。ぜひ食べ比べにチャレンジしてみてください。
濃厚なホットチョコレート (Chocolat Chaud)
寒い日には、ぜひカフェやショコラティエでホットチョコレートを味わってみてください。日本のココアとは一線を画すほど、とろりと濃厚で贅沢な味わいです。カカオの風味が至福のひとときをもたらしてくれます。
寒い季節に嬉しい飲み物
パリのカフェは、冷えた体を温め一息つくための大切な場所です。観光の合間に上手に休憩をとりましょう。
カフェ・クレーム (Café Crème) や カフェ・オ・レ (Café au Lait)
たっぷりミルクの入った温かいコーヒーは、朝食やおやつの時間にぴったり。
フランスではエスプレッソ文化が主流ですが、カフェ・クレームやカフェ・オ・レを注文すれば、ミルク入りのまろやかなコーヒーが楽しめます。
ヴァン・ショー (Vin Chaud)
スパイスとフルーツを加えて温めたホットワインは、クリスマスマーケットや冬のマルシェで定番の一杯です。
風味豊かで味わい深く、一口飲むと体の芯からぽかぽかと温まるのが魅力。アルコール度数は低めで飲みやすいですが、飲み過ぎには注意しましょう。
旅行前に知っておきたい注意点・便利情報

パリ旅行を安全に、そして快適に楽しむために。
ここでは、出発前にぜひ確認しておきたい予算の目安や、冬の旅ならではの注意点、安全対策についてまとめています。
1月旅行の予算目安
1月は年末年始のハイシーズンが終わり、本格的なオフシーズンに入るため、旅費を抑えやすい傾向があります。以下は、5日間の旅程にかかる1名あたりの予算の目安です。
- 航空券:10万円~18万円程度
比較的安価な時期です。ソルド時期と重なるため、早めの予約が吉です。
- 宿泊費:6万円~15万円程度
ホテルランクによりますが、オフシーズン価格が適用されます。
- 食費・観光費:5万円~10万円程度
レストランでの食事やカフェ代、美術館の入場料など。ショッピング代は別途見積もりましょう。
飛行機・交通の注意点
冬のパリは天候が変わりやすく、急な雨や強風に遭う可能性も。雪はめったに積もりませんが、寒波の際は路面が凍結することがあるため、移動時は注意が必要です。
空港や鉄道の運行に影響が出る場合もあるため、フライトや列車の遅延情報を事前に確認しておくと安心です。また、冬季は日没も早いため、暗くなる時間帯の徒歩や交通手段にも気を配りましょう。
飛行機の遅延
悪天候(霧や強風など)により、フライトに遅延が発生することがあります。乗り継ぎ便を利用する場合は、乗り継ぎ時間に余裕を持ったスケジュールを組んでおきましょう。
公共交通機関
地下鉄(メトロ)やバスは、基本的に定刻通り運行されますが、ストライキが発生することもあります。出発前に現地のニュースやSNSなどで交通情報を確認しておくと安心です。
タクシーの利用
荷物が多い場合や夜間の移動には、タクシーや配車サービスを積極的に活用し、体力の温存と安全確保に努めましょう。空港⇔ホテルの移動には送迎サービスの利用が便利でおすすめです。
防寒・体調管理・スリ対策など安全面
女性の一人旅や少人数での旅行では、特に安全面への配慮が大切です。
■万全な防寒と体調管理
屋内と屋外の寒暖差が激しいため、体調を崩しやすい時期です。
脱ぎ着しやすい服装で温度調節を心がけ、カフェなどでは温かい飲み物をとって体を冷やさないようにしましょう。
■スリ・置き引き対策
パリは観光客を狙ったスリや置き引きが多いことで知られています。特にメトロやエッフェル塔、ルーヴル美術館などの観光地周辺では注意が必要です。
貴重品は体の前で持つ、チャック付きのバッグを選ぶ、カフェなどでも荷物から目を離さないなど、基本的な対策を徹底しましょう。
スマートフォンも非常に狙われやすいので、歩きながらの使用や電車の扉付近での操作は避け、使わないときは内ポケットやバッグの奥にしまっておくのがおすすめです。
■夜間の移動
治安が良いエリアでも、夜間の一人歩きはなるべく避け、大通りや明るい道を選ぶようにしましょう。
不安な場合は、迷わずタクシーや配車サービスの利用をおすすめします。
パリ観光1月のまとめ
1月のパリは、一年の中でも特に寒さが厳しい季節ですが、その分、冬にしか出会えない特別な魅力があります。
この時期は通常より観光客が少なく、ルーヴル美術館などの人気スポットもゆったりと楽しめます。オフシーズンならではの落ち着いた雰囲気の中で、名作をじっくり鑑賞できるのが大きな魅力です。
買い物好きの方にとっては、年明けから始まる冬のソルド(セール)が見逃せません。憧れのブランドアイテムをお得に手に入れられる、まさに絶好のチャンスです。
旅をより快適に過ごすためのポイントは、防寒対策をしっかり行うこと。暖かいアウターやカイロがあれば、冷たい風の中でも快適に観光を楽しめます。
華やかなハイシーズンとはまた違う、冬のパリならではの静けさと美しさを、ぜひ心ゆくまで味わってみてくださいね。

👍おすすめ記事





