「パリらしい街歩きを楽しみたい」と思ったら、ぜひ訪れてみたいのがマレ地区です。
石畳の路地に歴史ある建物が並び、おしゃれなブティックやカフェが点在するマレ地区は、地元パリっ子にも人気のエリア。歩いているだけでも楽しく、気になるお店を見つけては、つい足を止めたくなるような魅力にあふれています。
「マレ地区ってどんな場所?」「初めて行くならどこを歩けばいい?」「おすすめのカフェやホテルも知りたい」
そんな方に向けてこの記事では、マレ地区の見どころや人気スポット、グルメ、おすすめホテル、モデルコースまでまとめてご紹介します。
ぜひ最後まで読んで、旅のプランづくりに役立ててくださいね。
- マレ地区の場所や歴史、雰囲気がわかる
- 押さえておきたい観光スポットを解説
- おすすめのレストランやホテルを紹介
- 無理なく楽しめるモデルコース付き

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パリ マレ地区の場所、歴史、治安や人気の理由

ここでは下記について解説します。
- マレ地区はどこ?場所と歴史【地図付】
- マレ地区が人気の理由
- 北マレ・南マレの違い
- 治安や観光時に気をつけたいこと
マレ地区はどこ?場所と歴史【地図付】
マレ地区は、パリ中心部のセーヌ川右岸(北側)に広がるエリアです。行政区でいうと3区と4区にまたがっていて、パリのなかでも特に散策が楽しい街として知られています。
ルーヴル美術館やノートルダム大聖堂からも比較的近く、徒歩で移動しながら街歩きを楽しみたい方に、とてもおすすめのエリアです。
地図で見ると、位置はこのあたりです。
パリ中心部からのアクセスもよく、最寄り駅がいくつかあるため、観光の拠点としても便利です。主な最寄り駅はこちらです。
- Saint-Paul 駅/メトロ1号線
- Hôtel de Ville 駅/メトロ1号線・11号線
- Chemin Vert 駅/メトロ8号線
- Arts et Métiers 駅/メトロ3号線・11号線
ちなみにMaraisという言葉は、フランス語で「沼地」や「湿地」を意味します。かつてこの一帯は、セーヌ川の氾濫などによってできた広大な湿地帯でした。
人が住むにはあまり適さない土地でしたが、12世紀ごろから修道院の僧侶たちによって開墾が進められ、少しずつ農地や居住地へと整えられていきました。
その後、17世紀になると貴族が邸宅を構えるようになり、マレ地区は上流階級が集まる華やかなエリアへと発展します。当時建てられた「オテル・パルティキュリエ(貴族の館)」は現在も数多く残っていて、文化施設として活用されている建物も少なくありません。
こうした歴史ある街並みが美しく残る一方で、マレ地区にはトレンド感のあるブティックや感度の高いカフェも多く集まっています。古いものと新しいものが自然に溶け合い、歴史と今のパリらしさをどちらも楽しめる。それがマレ地区ならではの大きな魅力です。
マレ地区が人気の理由
パリには数多くの魅力的なエリアがありますが、そのなかでもマレ地区は、何度訪れてもまた足を運びたくなる、不思議な魅力を持つエリアです。
オスマン様式の美しい街並みが広がるパリ中心部にありながら、マレ地区にはほかとは少し違う、独自の空気感が流れています。
石畳の美しい街並み
この地区の特徴は、趣のある石畳の路地です。パリの多くのエリアが近代的な大通りへと再開発された中、マレ地区は中世の馬車が往来していた時代の道幅や、緩やかにカーブする細い路地がそのまま残されています。
使い込まれた石畳は、長い年月を経て角が丸くなり、雨上がりには街灯の光を優しく反射して幻想的な風景を創り出します。アスファルトの道とは異なり、歩くたびにコツコツと心地よい音が響くその道は、ただ歩いているだけでも風情があります。
パリらしい建物
マレ地区に建ち並ぶ建物の多くは、16世紀から18世紀にかけて建てられたものです。白やベージュを基調とした石造りの壁、味わいを増した木製の扉、窓辺を彩るアイアンワーク(鉄細工)のバルコニーなど、「古き良きパリ」のエッセンスが今も色濃く残っています。
大通り沿いに広がる整然とした街並みとは異なり、マレ地区では一つひとつの建物が異なる表情を持っています。ファサードに施された繊細な彫刻や、かつての貴族の紋章が刻まれたレリーフなど、散策しながら建築美を眺める楽しさがあります。
流行のショップやカフェが多い
歴史ある街並みや情緒が色濃く残る一方で、マレ地区はパリ屈指のトレンド発信地としても知られています。
有名セレクトショップや新進気鋭のデザイナーによるアトリエが立ち並び、洗練された雰囲気が漂うエリア。さらに、パリのコーヒーカルチャーを牽引する人気カフェや、世界各国のストリートフードを気軽に楽しめるスタンドなども充実しています。
街を歩いているだけでも、新しい感性やインスピレーションに出会えるのも、このエリアの醍醐味です。
地元の人にも観光客にも人気
マレ地区のもう一つの特徴は、観光エリアでありながら、パリの人々の日常をすぐそばに感じられるところです。
週末になると、カフェのテラスでのんびり読書を楽しむ人や、広場でピクニックを楽しむ人たちで賑わい、街にはゆったりとした空気が流れます。
ただ歩いているだけでも、まるでパリの日常の中に入り込んだような気分を味わえるのも、マレ地区ならではです。
北マレ・南マレの違い
ひとことで「マレ地区」といっても、大まかに北側(3区側)と南側(4区側)で街の雰囲気が変わります。あらかじめ知っておくと街歩きがしやすくなるのが、「北マレ」と「南マレ」の違いです。
明確な境界線があるわけではありませんが、ざっくりイメージすると、以下のように分けられることが多いです。
| エリア | 主な特徴 | こんな時におすすめ |
|---|---|---|
| 北マレ (主に3区) |
トレンド感 エッジの効いたショップ 静けさ モダンなカフェ |
個性的なお買い物を楽しみたい時 落ち着いて散歩したい時 |
| 南マレ (主に4区) |
歴史的建造物 王道の観光スポット 賑やかさ 伝統的な街並み |
初めて訪れる時 名所巡りや食べ歩きを楽しみたい時 |
■北マレ:ショップ巡りが楽しいトレンドエリア
近年、おしゃれ好きな人たちから注目を集めているのが北マレです。
インディーズブランドのブティックやセレクトショップ、現代アートギャラリーなどが並び、パリの「今」を最もダイレクトに感じられるエリアとして人気があります。
また、隠れ家のようなコーヒースタンドや、オーガニック食材にこだわったレストランも多く、ゆったりと自分のペースで街歩きを楽しみたい人にもぴったり。
有名なメルシーやフルーもこのエリアにあり、雑貨好きならつい時間を忘れて夢中になってしまうはずです。
■南マレ:歴史とパリらしい街並みを楽しむエリア
一方の南マレは、歴史ある街並みと名所が集まる、マレ地区を代表するエリアです。かつての貴族文化の面影を色濃く残しており、パリで最も美しい広場ともいわれるヴォージュ広場や、古いレンガ造りの建物が並ぶサン・ポール地区など、見どころが点在しています。
初めてマレ地区を訪れる方や、ガイドブックで見た名所を実際に歩いて楽しみたい方は、まず南マレから散策をスタートするのがおすすめです。
治安や観光時に気をつけたいこと
マレ地区はパリの中でも非常に治安が落ち着いており、基本的には安心して街歩きを楽しめるエリアです。ただ、世界中から多くの人が集まる人気スポットだからこそ、トラブルを未然に防ぐために最低限知っておきたいポイントを3つにまとめました。
1. 基本のスリ対策
最も遭遇しやすいのがスリや置き引きです。人気店での行列やショップの店内など、混雑する場所では特に注意が必要です。
- バッグは必ず身体の前に回し、ファスナーを押さえる
- スマートフォンや財布をポケットに入れたままにしない、カフェなどでテーブルの上に置きっぱなしにしない
- 「署名を求めるグループ」には毅然とした態度で断る
2. 週末の混雑を避けるなら平日の午前中
ロジエ通り周辺や人気カフェの近くは、週末や午後になると多くの人でにぎわいます。ゆっくり街歩きを楽しみたいなら、平日の午前中に訪れるのがおすすめです。朝は比較的静かで落ち着いた雰囲気があり、歴史ある街並みを眺めながら、のんびり散策を楽しめます。
3. ひとり歩きの安心度
マレ地区は、ひとりでも散策しやすいエリアです。ショップやカフェのスタッフも親切で、ほどよい距離感で迎えてくれるため、初めて訪れる方でも居心地よく感じられるでしょう。
夕方以降もにぎわいが続く通りが多く、比較的過ごしやすい雰囲気があります。とはいえ、夜遅い時間帯の細い路地や、人通りの少ない場所では少し注意が必要です。なるべく明るい大通りを選んで歩くなど、基本的な防犯対策を意識して行動しましょう。
パリ マレ地区のおすすめ観光、買い物、レストラン

ここでは下記について解説します。
- まず訪れたい観光スポット【5選】
- マレ地区で楽しむショッピング【3選】
- マレ地区のおすすめカフェ・レストラン【4選】
- マレ地区のおすすめホテル【3選】
- マレ地区満喫モデルコース
- パリのマレ地区観光まとめ
まず訪れたい観光スポット【5選】
マレ地区には、歴史を感じられる場所から、街歩きそのものが楽しいエリアまで、見どころが点在しています。
ここでは、美術館や広場などの定番スポットなど、初めて訪れるならぜひ立ち寄りたいスポットを5つ紹介します。
ヴォージュ広場

「パリで最も美しい広場」と称されるヴォージュ広場は、マレ地区を代表する観光スポット。1612年に国王アンリ4世の命によって造られた、歴史ある正方形の広場です。
四方を囲むレンガ造りの建物は、コントラストが目にも鮮やか。1階部分は美しいアーチ型の回廊(アーケード)になっています。回廊の中にはアートギャラリーや上品なカフェが並び、雨の日でも優雅に散策を楽しめます。
広場の中心には、美しい噴水と青々とした芝生が広がっており、地元の人々が木陰のベンチで読書をしたり、思い思いに佇む姿が見られます。大通りの喧騒から遮断されたこの空間に身を置くと、当時の宮廷文化の優雅な雰囲気が伝わってくるようです。
ヴォージュ広場(Place des Vosges)
住所:Place des Vosges, 75004 Paris 📍マップ
営業時間:24時間
料金:無料
ピカソ美術館
17世紀に建てられた貴族の館「サレ館(塩の館)」を使った美術館です。かつて塩税の徴収官が建てたことからその名がついた邸宅は、マレ地区に残るプライベートホテル(貴族の館)の中でも一際豪華な建築として知られています。
ここには、パブロ・ピカソが生涯手元に残した数万点に及ぶ個人のコレクションが収蔵されており、絵画だけでなく彫刻、版画、陶芸、さらにはピカソ自身が収集していた他の巨匠たちの作品まで、その創作の軌跡を辿ることができます。
彫刻が施された天井や壮麗な中央階段など、建物自体の美しさと、ピカソの力強いモダンアートが融合した空間は、ただ作品を鑑賞する以上の特別なインスピレーションを与えてくれます。
ピカソ美術館(Musée national Picasso-Paris)
住所:5 Rue de Thorigny, 75003 Paris 📍マップ
営業時間:9:30-18:00(水曜は22:00まで) ㉁月、1/1、5/1、12/25
料金:一般16,00ユーロ ※パリミュージアムパス利用可能
≫公式サイト
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・楽天トラベル
ヴィクトル・ユゴーの家

ヴォージュ広場の南東の角には、名作『レ・ミゼラブル』や『ノートルダム・ド・パリ』の著者として知られる文豪ヴィクトル・ユゴーが、1832年から1848年までの16年間暮らした邸宅があります。現在はその一部が記念館として公開されています。
ユゴーが実際に執筆を行っていた書斎や、東洋美術に深い関心を持っていた彼自身がデザインしたという中国風の部屋(シノワズリの部屋)などが当時のまま再現されています。彼の豊かな感性と波乱に満ちた生涯を肌で感じることができる、貴重な隠れ家スポットです。
ヴィクトル・ユゴーの家(Maison de Victor Hugo)
住所:6 Place des Vosges, 75004 Paris 📍マップ
営業時間:10:00-18:00 ㉁月、1/1、5/1、12/25
料金:無料(特別展を除く)
≫公式サイト
サン・ポール地区

メトロのサン・ポール駅からセーヌ川に向かって少し南に下ると、「ヴィラージュ・サン・ポール(Village Saint-Paul)」と呼ばれる、どこか秘密めいた中庭のエリアに辿り着きます。
ここは中世の街区が奇跡的に残された場所で、建物の間をぬうように小さな中庭がいくつも繋がっています。一歩足を踏み入れると、大通りの賑やかさが嘘のように消え去り、静かでどこかノスタルジックな空気が漂います。
中庭を囲む古い建物には、アンティークの家具や食器を扱う古物商、個性的なクラフト作家のアトリエ、古本屋などが店を構えており、宝探しをするような感覚で散策できます。
サン・ポール地区(Saint-Paul)
住所:Rue Saint-Paul, 75004 Paris 📍マップ
営業時間:24時間
料金:無料
ロジエ通り

マレ地区のメインストリートの一つ、ロジエ通りは、かつてバラの木が植えられていたことからその名がついたと言われています。中世から続くユダヤ人コミュニティの中心地として知られており、パリの他のエリアとは一線を画す独特の活気に満ちています。
通りには、ヘブライ語の看板を掲げた伝統的なパン屋さんや書店、そして名物のファラフェル(ひよこ豆のコロッケサンド)を販売するスタンドが軒を連ねています。
週末ともなれば、焼き立てのパンやスパイスの豊かな香りが通りいっぱいに広がり、おいしいストリートフードを求める人々で大変な賑わいを見せます。石畳の景観と、多層的な文化が織りなすエネルギッシュな雰囲気が、マレ地区に欠かせないスパイスとなっています。
ロジエ通り(Rue des Rosiers)
住所:Rue des Rosiers, 75004 Paris 📍マップ
営業時間:24時間
料金:無料
マレ地区で楽しむショッピング【3選】
街歩きとあわせて楽しみたいのがショッピングです。
大通りに並ぶ人気店はもちろん、路地に入ると小さなブティックや雑貨店などが点在していて、歩くたびに素敵なお店に出会えます。ジャンルもさまざまなので、買い物の予定がなくても、つい店内をのぞきたくなるはず。
ここでは、マレ散策の途中にぜひ立ち寄りたい人気ショップを3つ紹介します。
メルシー

メルシーは、一度は足を運びたい世界的に有名なライフスタイル型セレクトショップです。古い工場をリノベーションした広々とした店内は3つのフロアに分かれており、洗練された空間ディスプレイに目を奪われます。
取り扱うアイテムは、エッジの効いたモードな衣服から、パリの日常に溶け込むようなハイセンスなキッチン雑貨、ステーショナリー、さらにはこだわりのインテリア家具まで多岐にわたります。自分へのご褒美や、大切な人へのハイセンスなギフトを探すのにこれ以上ない場所です。
また、店内には本に囲まれた落ち着いた雰囲気のカフェも併設されており、お買い物の合間に贅沢な時間を過ごせます。
メルシーの商品や店舗については、こちらの記事でもっと詳しく解説しています。ぜひあわせてご覧ください!
メルシー(Merci)
住所:111 Boulevard Beaumarchais, 75003 Paris 📍マップ
営業時間:月〜土10:00-19:30、日11:00-19:30 ㉁なし
≫公式サイト
フルー

フルーは、インテリアやライフスタイル雑貨が好きな方なら、時間を忘れて見入ってしまう人気のショップです。
同じ通り沿いにコンセプトの異なる複数の店舗が並んでいて、「家具・照明」「キッチン雑貨・食器」「ステーショナリー・ファブリック」「植物・ガーデニング」など、それぞれ見ごたえのある空間が広がっています。
北欧風のデザインから、遊び心の詰まったカラフルなアイテムまで、最先端のトレンドを凝縮したような品揃えです。可愛いお土産も見つかりやすく、ただ店内を歩いて回るだけでも、お部屋づくりの新しいインスピレーションが湧いてきます。
フルー(Fleux)
住所:39, 40, 52 Rue Sainte-Croix de la Bretonnerie, 75004 Paris 📍マップ
※同じ通り沿いにコンセプト別の店舗が並んでいます。
営業時間:月〜金 日10:45-20:30、土10:30-20:45 ㉁なし
≫公式サイト
フリー・ピ・スター

パリ屈指の古着の街としても知られているマレ地区。その中でもフリー・ピ・スターは、常に多くの人の活気に溢れています。
店内には、ヴィンテージのデニムジャケット、クラシカルなトレンチコート、ユニークなパターンのシャツ、レザーバッグやアクセサリーが天井近くまでぎっしりと並んでいます。
お店の名物となっているのが、数ユーロからという破格のプライスで見つかる掘り出し物コーナーです。時代を巡ってきた服の中から、自分の感性にぴったりと合う一着を見つけ出す楽しさは格別です。
フリー・ピ・スター(FREE’P’STAR)
住所:61 Rue de la Verrerie, 75004 Paris 📍マップ
※マレ地区周辺に複数の店舗があります。
営業時間:月〜土10:00-19:30、日12:00-19:30 ㉁なし
≫公式サイト
マレ地区のおすすめカフェ・レストラン【4選】
歴史ある街並みの中に、おしゃれなカフェや話題のレストランが自然に溶け込んでいるのもマレらしいところ。
ここでは、雰囲気も味も楽しめる4軒を紹介します。
プティット・イル・ブーランジェリー

ここの特徴は、なんといっても素材へのこだわりです。オーガニックの小麦粉を使用し、店内の工房で丁寧に焼き上げられるパンたちは、噛むほどに小麦本来の豊かな香りが広がります。
地元の人々に混じって焼き立てのパンを買い、すぐ近くの公園のベンチでパリの朝の空気を吸い込みながらいただく。そんな飾り気のない贅沢なひとときを叶えてくれる場所です。
プティット・イル・ブーランジェリー(Petite Île Boulangerie)
住所:8 Rue des Filles du Calvaire, 75003 Paris 📍マップ
営業時間:火〜金8:00-20:00、土・日8:00-19:00 ㉁月
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ブート・カフェ

「世界一小さなカフェ」とも言われるこのお店は、かつての靴修理店をそのまま活用したユニークな外観が目印です。看板に大きく「CORDONNERIE(靴修理)」と残されている遊び心に、思わずカメラを向けたくなります。
提供されるコーヒーは、豆の個性を活かした本格的な味わい。丁寧に淹れられたカフェラテとともに、手作りのスコーンやクッキーを添えれば、散策で少し歩き疲れた身体が優しく解きほぐされていくのを感じるはずです。
店内は数席ほどのこぢんまりとした空間ですが、そこに流れる時間はとても穏やかです。
ブート・カフェ(Boot Café)
住所:19 Rue du Pont aux Choux, 75003 Paris 📍マップ
営業時間:10:00-18:00 ㉁なし
≫公式Instagram
ラス・デュ・ファラフェル

マレ地区のロジエ通りを語る上で欠かせないのが、パリで最も有名なこちらのファラフェル店です。世界中の旅人や地元の人々が多く訪れていて、いつも行列が絶えません。
ファラフェルとは、ひよこ豆を使ったコロッケのこと。たっぷりの新鮮な野菜や揚げたナス、とろりとしたタヒニ(胡麻)ソースと一緒にピタパンに詰め込まれたサンドイッチは、ボリューム満点で栄養もたっぷり。
店内でいただくのも良いですが、パリっ子のようにテイクアウトして、賑やかな通りを眺めながら頬張るのがマレ流の楽しみ方。スパイシーで奥深い味わいは、一度食べると忘れられない旅の記憶になりますよ。
ラス・デュ・ファラフェル(L’As du Fallafel)
住所:34 Rue des Rosiers, 75004 Paris 📍マップ
営業時間:日〜木11:00-23:30、金11:00-15:00 ㉁土
≫公式Instagram
シェ・ジャヌー

パリにいながら、南仏プロヴァンス地方の料理を楽しめるビストロ。ヴォージュ広場からほど近い場所にあり、常に活気と笑い声に包まれている名店です。
ここのスペシャリテは、なんと80種類以上もの品揃えを誇るパスティス(薬草リキュール)と、デザートに登場する大きな器から豪快にサーブされるチョコレートムース。
お料理はどれも素材の味を活かした素朴ながらも洗練された味わいで、スタッフの気さくなサービスも魅力です。パリの夜に溶け込み、心地よい喧騒の中でいただくディナーは、きっと特別な思い出になりますよ。
シェ・ジャヌー(Chez Janou)
住所:2 Rue Roger Verlomme, 75003 Paris 📍マップ
営業時間:12:00-15:00/19:00-24:00 ㉁なし
≫公式サイト
マレ地区のおすすめホテル【3選】
マレ地区は、観光の合間にホテルへ戻ってひと休みしやすく、パリ滞在の拠点として人気のエリアです。
ここでは、雰囲気や過ごし方に合わせて選びたい、おすすめのホテルを3つ紹介します。
より多くのホテルについては、こちらの記事で詳しく解説しています。滞在を検討されている方は、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね!
ル・パヴィヨン・ドゥ・ラ・レーヌ
Le Pavillon de la Reine
「女王の館」という名を持つこのホテルは、歴史あるヴォージュ広場の一角、ひっそりとした中庭の奥に佇む極上の5つ星プチホテルです。館内は、中世のアンティーク家具や重厚なタペストリーが配されつつも、モダンで洗練された快適さが融合しています。
窓の外に広がる手入れの行き届いた緑豊かな中庭を眺めながら、静かに流れる贅沢な時間を楽しむ、まさに「大人のための隠れ家」と呼ぶにふさわしいホテルです。
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オテル・デュ・プティ・ムーラン

Hôtel du Petit Moulin
北マレに位置するこのホテルは、17世紀の古い建物を丸ごとリノベーションした、マレ地区らしさがギュッと詰まったデザインホテルです。
ホテルの内装を手掛けたのは、世界的なファッションデザイナーであるクリスチャン・ラクロワ。 全17室の部屋はすべて異なるテーマでデザインされており、大胆な色彩の壁紙やファブリック、クラシックな家具が見事なバランスで調和しています。
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オテル・カロン・ドゥ・ボーマルシェ

Hôtel Caron de Beaumarchais
南マレの便利なロケーションにあるこのホテルは、18世紀のパリの邸宅にタイムスリップしたかのようなロマンチックな雰囲気を、比較的カジュアルに楽しめる3つ星ホテルです。
ホテルの名前は、名作戯曲『フィガロの結婚』の作者であり、かつてこの通りの近くに住んでいたボーマルシェに由来しています。
館内には、当時の本物のアンティークピアノや古書、絵画が飾られ、上品な花柄の壁紙や木製の調度品が温かみのある空間を演出。アットホームな規模感だからこその居心地の良さがあります。マレの主要スポットへのアクセスも抜群です。
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マレ地区満喫モデルコース
マレ地区は、観光、ショッピング、グルメが狭いエリアにぎゅっと凝縮されているため、ルートの組み方次第で何倍も充実した時間を過ごすことができます。
ここでは、1日でバランスよく満喫できる、とっておきの散策ルートをご提案します。
- 10:00 メトロ1号線 サン・ポール駅に到着
まずはマレ地区南側の玄関口からスタート。
中世の面影を残す中庭ヴィラージュ・サン・ポールをのんびり散策。 - 11:30 ヴォージュ広場で深呼吸
芝生やベンチに座って、パリの心地よい風を感じながら一息つきましょう。
広場の一角にあるヴィクトル・ユゴーの家に立ち寄るのも素敵です。 - 12:30 ランチはファラフェル
お腹が空いてきたら、名物のファラフェルサンドをテイクアウト。
ひよこ豆コロッケとたっぷりの野菜で、エネルギーをチャージ! - 14:00 ウィンドウショッピング
マレ地区を東西に貫くフラン・ブルジョワ通りを歩きながら、北マレ方面へ向かいます。
ハイセンスなブティックやコスメショップが建ち並び、歩くだけで心がときめきます。 - 15:30 ピカソ美術館でアートに浸る
17世紀の貴族の館を改装したピカソ美術館へ。
壮麗な建築空間とピカソの力強い作品を、静かな館内でじっくり堪能します。 - 17:00 北マレの人気店をチェック
メルシーで最新の雑貨やアパレルをチェック。
その後、ブート・カフェで丁寧に淹れられたラテを味わう。 - 19:00 ビストロでマレの夜を締めくくる
一日の締めくくりは、活気溢れるシェ・ジャヌーで。
南仏プロヴァンスの料理とアットホームな雰囲気に包まれて、贅沢なディナータイムを。
パリのマレ地区観光まとめ
パリのマレ地区は、歴史ある街並みと、今のパリらしい感性が自然に溶け合うエリアです。
ヴォージュ広場やピカソ美術館といった見どころを巡りながら、石畳の路地を散策し、気になるカフェでひと休みする。そんな何気ない時間そのものが、旅の思い出になっていきます。
観光スポットを目的に訪れるのはもちろん、あえて予定を決めず、気の向くままに過ごしてみるのもマレ地区ならではの楽しみ方です。路地を曲がるたびに新しい景色やお店に出会えるので、何度訪れても違った魅力があります。
「パリらしい雰囲気を感じたい」「街歩きを楽しみたい」と思ったら、ぜひマレ地区へ。
自分だけのお気に入りの景色や、とっておきの過ごし方を見つけてみてくださいね。
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